ブルキナファソから帰国して☆

西アフリカ内陸国での協力隊活動を終えたつこの、結核闘病記!

ねずみ食べたよ

2011-03-01 21:15:56 | 日記
いつもいろいろ気にかけてくれるガルディアン(警備員)のじいちゃん、レイモン。


昨日も、現地食の『ト』(トウモロコシなどの穀物の粉をお湯で練って外郎みたいにしたもの)と付属のソースを持ってきてくれました


↑左が『ト』で、右がオゼイユという草のソース



食べると、ソースの中に鶏肉

鶏なんてそんな高価なもの(じいちゃんの給料は月4万フランで、鶏肉は2000フランする)入れてくれるなんて
これはいくらなんでもタダで頂くわけにはいかない

そう思い、いくらかお金を払おうと提案したところ、



実はその肉。鶏ではありませんでした。





ネズミ。というか、ラットというのをご存じ

こんなやつ↓




ネズミよりも、一回り大きくて、うちにいる子猫ちゃんよりも大きい。

私の腕くらいある。




そのソースには、昨日の朝、うちの庭で捕まえたラットが入っていました。


肉は本当に鶏肉みたい。

鶏肉より、かなり弾力があるかな?

ちょっと臭いかも…?

まぁ、でも…おいしい…






実はうちの庭には穴がたくさん。

畑のトマトもこのネズミ君が食いあさって困ると言っていたガルディアンのレイモン。

その穴に罠を仕掛けていたみたいです。


↑踏んだらジグザクの鋏が閉まるという古典的なもの




昨晩も罠を仕掛け、1時間と経たないうちに引っ掛かりました。
ネズミ君。


↑罠から外したところ(左前脚を自分で食いちぎって逃げようとした痕が…)






そして、じいちゃんの親切心?

そのネズミ君を私にくれると言うんです。



なかなか食べられる機会が無いだろうから、と…。

あなたの庭で獲れたのだから、と……。

ご丁寧に毛をむしり、内臓まで取り出した状態で………







↑こんな状態のネズミ貰ったって…




まさか、そのまま食べるわけにはいかないし…



どう調理したらいいやら…






そこで助けを求めたのが、同じクドゥグが任地の隊員さん3名。

料理自慢の隊員さんが見事に解体&調理してくださいました




☆ネズミのトマト煮込み☆




そして、皆で試食

毛をむしるときに1度炙って燻製状になっているからか、ハムの様な匂い。

でも味は鶏。


ネズミと思わなければ、美味しい



でも、もう食べなくていいかなぁ…





いい経験、できました

ネズミをくれたレイモンと、作ってくれた隊員さんに感謝





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