土曜日。
JICAの研修で日本に来ているブルキナベを、約束通り買い物に連れて行きました。
ブルキナからの研修生は3人。
今日も3人で行くつもりだったのですが、
3人のうちも一人、フレディは体調が悪くて行けないとのこと。
なんと、下痢だそうです。
前日の夜からずっとらしく、食事が合わなかったのでは?と言っていました。
日本人がブルキナでお腹を壊すのならわかるけど、逆もあるなんて…。
一緒に行けないのをとても残念にしていたので、良くなったらまた一緒に行きたいと思う。
敬虔なクリスチャンの彼は、日曜日は教会にミサに行きたいとのこと。
プロテスタント系の教会の場所を必死に探していたけど、今日は行くことができたかな?
今日もだけど、昨日は雪がうっすらと積もって激寒。
木曜日は暖かかったからジャケットの下にTシャツという格好でもよかったけど、
今日はさすがに半そでは無理なのでは?
↑木曜日のソニア。一枚脱ぐともう半そで!!
「一人暖かくしているあんたの隣で寒い思いをさせるのは可哀相。」
母もそう言うので、我が家でもう着なくなったフリースやダウンジャケットを持って行き、日本に滞在中着て貰うことにしました。
案の定、薄手のジャケットの下には半そで1枚のソニア(女性のブルキナベ)。
もう一人の男性フレデリック(下痢の男性と同じ名前)も、ジャケットを脱ぐとなんとノースリーブ!!
持ってきてよかった~。
今日は寒いし、差し入れの上着を着て喜んでくれました。
↑初めての雪
さて、向かうは小倉。
福岡市の方が品揃えがいいとは言ったのですが、交通費を2000円払ってまで遠くに行きたくないというので、地元で案内。
行きは私の父が車で私たちを送ってくれました。
JICA九州の駐車場で待つ父に会うなり
「おはよ~ございま~す。」
ご丁寧にお辞儀までして挨拶してくれたソニア。
「ヒンホン!」とか、わけわからない中国語で挨拶するブルキナベしか見たことない私には、日本語を覚えてくれたことがとても新鮮で、嬉しいことでした。
まずは、ユニクロと100均があるチャチャタウンへ。
↑観覧車と一緒に写真を撮るソニアとフレディ
そして彼らのリクエストで100均に行き、あらゆるものを物色しました。
その時間、ゆうに2時間!
私がブルキナに居たとき、欲しいと思ったもの、毛抜きやS字フック、おろし金なんかはどうでもいいらしく、
一番長く物色していたのは衣料品。
普段の私は見向きもしないコーナーですが、確かに、シャツに靴下、手袋、ブラジャーやネクタイまでもが100円って、安いかもしれない。
質も多分ブルキナの古着やマルシェに売ってるのよりはいいだろうし。
彼らは100均に対して先入観が無い。ブランド名に対する過度な反応もしない。
だから、質と値段を正当に判断して買ってるように思える。
100均の下着だろうがネクタイだろうが、いいものはいい、安いものは安いのだ。
あと、雨季には必須のレインコート、なぜか玄関マットや髭剃り用のシェービングフォームも気に入っていました。
ブルキナに1年半いた私も、彼らのツボがわからん…。
そして、驚いたのは、コレ。
キッチンコーナーで何気なく、「これ知ってる?」
と、ゆで卵を輪切りにする器具を見せたところ、とんでもない食いつき。
ブルキナでは、サラダによく卵を輪切りにして飾る彼女たち。
「こんなに簡単に、しかもこんなに薄く卵をスライスできるなんて、みんな大喜びよ!」
同僚へのお土産にすると言って、なんと35個もの卵スライス器をお買い上げしてしまいました。
↑このお店の卵スライス器、なくなったかも…。
でも、不安なのが、ずっと昔から日本にある卵スライス器。
ブルキナにも売ってそうなんだけど…。
ソニアは首都出身で、外国人が良く行くお店にも詳しいって言ってたけど、まずかったかなぁ…。
せめてもの救いは、このたまごスライス器、『日本製』ということ。
お土産にもらった人たちが喜んでくれますように。
100均の次はユニクロへ。
安い服=ユニクロのイメージがあったけど、それは私の間違いでした。
さすが、錦織が着てるだけある。
ユニクロも今や世界のブランド、途上国の人たちにとってはなかなか手が届きにくいようです。
足早にユニクロを退散。
そして商店街まで歩いて見つけたのが、このお店。
独自の販売ルートで主に紳士物の服を格安で販売しているお店。
靴下1足69円につられて足を踏み込むと、お店の中は格安天国。
390円のカットソーやポロシャツ、990円のパーカーなどを沢山購入していました。
ブルキナではあまり既製服は買っていないからわからなかったけど、
ここに売っているものは、安いとはいえブルキナで売っているものとは全く質が違うとのこと。
さすが、商店街!
高校時代はとてもお世話になったこの格安靴屋にも、ひさしぶりに足を踏み入れ、ショッピングを楽しみました。
休憩に『つじり茶屋』のぜんざい。
初めて食べる甘い豆。どうかと思ったけど、気に入ったようです。
↑お店の人がお茶団子を沢山入れてくれました。
最後に寄ったのは電器屋さん。
ポータブルハードディスクやUSBの他に、ドライヤーやカメラを購入。
掃除機も欲しがっていましたが、海外対応じゃないので断念。
(あの国で掃除機使ったら、一発で壊れそう…。)
既にそれぞれカメラを持っている彼ら。
今日買ったのは上司へのお土産だそうです。
職場を通して日本に来てるし、誰もが簡単に日本に来られない世の中だし、
おそらく彼らは買い物している間中、ブルキナにいる色んな人の顔が思い浮かんでいたと思う。
日本人以上に周りへのお土産を考えなければいけないブルキナベ。
日本に行く彼らを羨ましく見つめる同僚、帰国してからもうまく付き合わなきゃいけない上司、近所の付き合いもあるかもしれない。
そして愛すべき家族。
激安洋服屋さんで、1500円のパーカーを欲しい、欲しいと言いつつ我慢した彼女。
他の人へのお土産を買うために、自分のものを沢山我慢しているのかもしれない。
そんな彼らが、帰りの私の電車代をどうしても払うと聞かない。
今日1日付き合ってもらったから、電車代の270円くらいは自分たちに払わせてくれという。
押し問答の末、奢っていただきました。
また週末一緒に買い物に行きたいという彼ら。
今回は、私も目測を誤ってしまった。
トライヤルとかホームセンターとか、もっと安いところに連れて行かなければ!!
次回へのリベンジに燃える私。
次はどこに連れて行こうか、今から迷うな~。
☆おまけ☆
↑なぜそこで!?道で突然記念撮影。
JICAの研修で日本に来ているブルキナベを、約束通り買い物に連れて行きました。
ブルキナからの研修生は3人。
今日も3人で行くつもりだったのですが、
3人のうちも一人、フレディは体調が悪くて行けないとのこと。
なんと、下痢だそうです。
前日の夜からずっとらしく、食事が合わなかったのでは?と言っていました。
日本人がブルキナでお腹を壊すのならわかるけど、逆もあるなんて…。
一緒に行けないのをとても残念にしていたので、良くなったらまた一緒に行きたいと思う。
敬虔なクリスチャンの彼は、日曜日は教会にミサに行きたいとのこと。
プロテスタント系の教会の場所を必死に探していたけど、今日は行くことができたかな?
今日もだけど、昨日は雪がうっすらと積もって激寒。
木曜日は暖かかったからジャケットの下にTシャツという格好でもよかったけど、
今日はさすがに半そでは無理なのでは?
↑木曜日のソニア。一枚脱ぐともう半そで!!
「一人暖かくしているあんたの隣で寒い思いをさせるのは可哀相。」
母もそう言うので、我が家でもう着なくなったフリースやダウンジャケットを持って行き、日本に滞在中着て貰うことにしました。
案の定、薄手のジャケットの下には半そで1枚のソニア(女性のブルキナベ)。
もう一人の男性フレデリック(下痢の男性と同じ名前)も、ジャケットを脱ぐとなんとノースリーブ!!
持ってきてよかった~。
今日は寒いし、差し入れの上着を着て喜んでくれました。
↑初めての雪
さて、向かうは小倉。
福岡市の方が品揃えがいいとは言ったのですが、交通費を2000円払ってまで遠くに行きたくないというので、地元で案内。
行きは私の父が車で私たちを送ってくれました。
JICA九州の駐車場で待つ父に会うなり
「おはよ~ございま~す。」
ご丁寧にお辞儀までして挨拶してくれたソニア。
「ヒンホン!」とか、わけわからない中国語で挨拶するブルキナベしか見たことない私には、日本語を覚えてくれたことがとても新鮮で、嬉しいことでした。
まずは、ユニクロと100均があるチャチャタウンへ。
↑観覧車と一緒に写真を撮るソニアとフレディ
そして彼らのリクエストで100均に行き、あらゆるものを物色しました。
その時間、ゆうに2時間!
私がブルキナに居たとき、欲しいと思ったもの、毛抜きやS字フック、おろし金なんかはどうでもいいらしく、
一番長く物色していたのは衣料品。
普段の私は見向きもしないコーナーですが、確かに、シャツに靴下、手袋、ブラジャーやネクタイまでもが100円って、安いかもしれない。
質も多分ブルキナの古着やマルシェに売ってるのよりはいいだろうし。
彼らは100均に対して先入観が無い。ブランド名に対する過度な反応もしない。
だから、質と値段を正当に判断して買ってるように思える。
100均の下着だろうがネクタイだろうが、いいものはいい、安いものは安いのだ。
あと、雨季には必須のレインコート、なぜか玄関マットや髭剃り用のシェービングフォームも気に入っていました。
ブルキナに1年半いた私も、彼らのツボがわからん…。
そして、驚いたのは、コレ。
キッチンコーナーで何気なく、「これ知ってる?」
と、ゆで卵を輪切りにする器具を見せたところ、とんでもない食いつき。
ブルキナでは、サラダによく卵を輪切りにして飾る彼女たち。
「こんなに簡単に、しかもこんなに薄く卵をスライスできるなんて、みんな大喜びよ!」
同僚へのお土産にすると言って、なんと35個もの卵スライス器をお買い上げしてしまいました。
↑このお店の卵スライス器、なくなったかも…。
でも、不安なのが、ずっと昔から日本にある卵スライス器。
ブルキナにも売ってそうなんだけど…。
ソニアは首都出身で、外国人が良く行くお店にも詳しいって言ってたけど、まずかったかなぁ…。
せめてもの救いは、このたまごスライス器、『日本製』ということ。
お土産にもらった人たちが喜んでくれますように。
100均の次はユニクロへ。
安い服=ユニクロのイメージがあったけど、それは私の間違いでした。
さすが、錦織が着てるだけある。
ユニクロも今や世界のブランド、途上国の人たちにとってはなかなか手が届きにくいようです。
足早にユニクロを退散。
そして商店街まで歩いて見つけたのが、このお店。
独自の販売ルートで主に紳士物の服を格安で販売しているお店。
靴下1足69円につられて足を踏み込むと、お店の中は格安天国。
390円のカットソーやポロシャツ、990円のパーカーなどを沢山購入していました。
ブルキナではあまり既製服は買っていないからわからなかったけど、
ここに売っているものは、安いとはいえブルキナで売っているものとは全く質が違うとのこと。
さすが、商店街!
高校時代はとてもお世話になったこの格安靴屋にも、ひさしぶりに足を踏み入れ、ショッピングを楽しみました。
休憩に『つじり茶屋』のぜんざい。
初めて食べる甘い豆。どうかと思ったけど、気に入ったようです。
↑お店の人がお茶団子を沢山入れてくれました。
最後に寄ったのは電器屋さん。
ポータブルハードディスクやUSBの他に、ドライヤーやカメラを購入。
掃除機も欲しがっていましたが、海外対応じゃないので断念。
(あの国で掃除機使ったら、一発で壊れそう…。)
既にそれぞれカメラを持っている彼ら。
今日買ったのは上司へのお土産だそうです。
職場を通して日本に来てるし、誰もが簡単に日本に来られない世の中だし、
おそらく彼らは買い物している間中、ブルキナにいる色んな人の顔が思い浮かんでいたと思う。
日本人以上に周りへのお土産を考えなければいけないブルキナベ。
日本に行く彼らを羨ましく見つめる同僚、帰国してからもうまく付き合わなきゃいけない上司、近所の付き合いもあるかもしれない。
そして愛すべき家族。
激安洋服屋さんで、1500円のパーカーを欲しい、欲しいと言いつつ我慢した彼女。
他の人へのお土産を買うために、自分のものを沢山我慢しているのかもしれない。
そんな彼らが、帰りの私の電車代をどうしても払うと聞かない。
今日1日付き合ってもらったから、電車代の270円くらいは自分たちに払わせてくれという。
押し問答の末、奢っていただきました。
また週末一緒に買い物に行きたいという彼ら。
今回は、私も目測を誤ってしまった。
トライヤルとかホームセンターとか、もっと安いところに連れて行かなければ!!
次回へのリベンジに燃える私。
次はどこに連れて行こうか、今から迷うな~。
☆おまけ☆
↑なぜそこで!?道で突然記念撮影。
帰ってきた当初、全部、ルワンダフランで考えてた…。
缶コーヒーと昼飯が同じ!?みたいに…。
小倉、雪かぁ~。
来週、行くよ~。
やっぱり、来るの?また柳川?
詳しくまた教えてー。