初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

クマノミズキ     ゆらいでながれる草木の時計       千葉県市川市の深い森

2022-06-29 00:01:49 | 千葉県市川市の深い森

 

甘い大気の深い森。

草木の時計は、

風や大気や水やひかりのように、

ゆらいで

ながれる。

 

 

(熊野水木)ミズキ科ミズキ属。

本州から九州、東アジア、ヒマラヤ・アフガニスタンに分布。

花期、6~7月。果実、7~10月に熟す。

樹高、15mくらいに。

葉が対生で、ミズキは互生。

名の由来、水木は芽吹く早春、多量の水を吸い上げることから。

熊野は、三重県熊野地方で発見された説。

 

アーカイブ

6月初め。

群れ舞うスジグロシロチョウ。

なんてシアワセなキスなんでしょう。

 

 

 

7月中旬。

 

 

 

 

 

仲間。アーカイブ。

ミズキ

(水木)ミズキ科ミズキ属。

日本全国、東アジア、ヒマラヤまでに分布。

花期、5~6月。花径、3mmくらい。

果実は秋に熟す。樹高、20mくらいに。

  

 

ハナミズキ

(花水木)ミズキ科ミズキ属、北アメリカ原産。

米国ワシントン・ポトマック川のソメイヨシノの返礼として日本に。

 

 

ヤマボウシ

(山法師)ミズキ科ミズキ属。

原産地、日本・中国・朝鮮半島。

 

 

サンシュユ

(山茱萸)ミズキ科ミズキ属。

別名、ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミ。

原産、中国から朝鮮半島。

18世紀前半・江戸時代に薬用として渡来。

 

 

 

ショカ

(初夏)ヒト科ミンハナホシノヒトミ属。

2020/12下旬。

 


ゲンペイコギク   凛として、愛らしく、     千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2022-06-26 00:01:21 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

凛として、愛らしく、

つよくてきれい。

知性さえ感じてしまうほど。

 

ほぼ1年中咲いくれる。

 

 

 

(源平小菊)キク科ムカシヨモギ属。常緑多年草。

原産地は北アメリカ。明治末期または、戦後1949年ころに渡来の説。

関東以西に野生化。 花径2cmくらい。草丈、20cmくらい。

花期、2~12月(一般的には4~11月)。

花の色は時間が経つにつれてピンクに変化。源平の由来。

受粉適正時期を色で知らせる説。

別名をペラペラヨメナ(ぺらぺら嫁菜)。

嫁菜の由来、摘み草は嫁の仕事であった説。

良い菜の意で「よめな(吉菜)」とする説。

「よめ」は姫の意で、花が小さくかわいらしいことからとする説など。

ペラペラは薄い葉の様子。

ムカシヨモギ(昔蓬)、名の由来。

ヨモギは、どこでも繁殖するで「四方草」(ヨモギ)、よく燃える意で「善燃草」(ヨモギ)の説。

しかし、昔の由来が分からない。

ケナシヒメムカシヨモギ(毛無し姫昔蓬)というすごいのがいる。

 

 

アーカイブ

2月中旬。

 

4月下旬。

 

  

 

 

 

5月初め。

 

5月下旬。

 

 

7月初め。

 

12月初め。

 

  

 


パキラ    夏を知らせる香り     市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2022-06-22 00:01:14 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

熱帯に咲く、夜の花。

夏を知らせる香り。

 

深夜、

突然、部屋中に香りを放つ。

ショカ、夏だよ、と。

 

 

 

ハマナス、スイカズラの残り花の香りも。

 

(Pachira)パンヤ(アオイ)科パキラ属。

原産地 中南米。樹高、20mに。

花期、6~7月。 果実の種子は食用。

実生(みしょう)株で10年くらうかかってしか咲かないとされていますが、

ウチでは挿し木が咲いています。

Pachiraは、南アメリカ北東部、大西洋岸のギアナ地方での名前から。

パンヤ(panha)は、木綿(きわた)の意。種子から取れる綿毛を

布団やクッションの詰め物に利用。

 

アーカイブ

2020/7月下旬。

2018年に初めて開花。

2019年の強剪定・植替えの影響か2020年は咲かなかった。

しかし咲くのは、いつも10数年前に挿し木で増やした、いくつのかのひとつ。

元の樹は実生かどうか不明。 20数年育てている。

 

 

落ちた花は瓶に保存。

仄かではあるが、蓋を取ると薫る。

 

  

 

 

 

2019/6月下旬。

 

 

2019/7月初め。

 

 

2019/7月中旬。

 

2018/6月中旬。

 

 

 

2018/6月下旬。

淡緑の花びら

 

 

 


ハマボッス、と仲間たち    海とひかりと      千葉、房総のクニ

2022-06-18 00:01:40 | 千葉、房総のクニ

 

海と

ひかりと

潮風のクニ。

 

アイトヘイワの海。

     

 

 

 

(浜払子)サクラソウ科オカトラノオ属。越年草。

日本全土、東、東南アジア等に分布。海浜植物。

花径、1cmくらい。花期、5〜6月。

草丈、40cmくらいに。薬効。

名の由来、花序、あるいは果実のようすを、

僧侶が使う、獣毛を束ねた法具の払子(ほっす)に見立て。

 

 

 

ハマダイコン

 

(浜大根)アブラナ科ダイコン属。多年草。

日本全土の海岸近く、東アジアに分布。

食用ダイコンは中国から渡来の説。
花期、3~5月。花径、2cmくらい。

草丈、70cmくらいに。

花も葉も根も食用に。根は小ぶり。

名の由来、ダイコンは大きな根。

ハマダイコンは果実巾10mm以上、

外来種のセイヨウノダイコン(西洋野大根)は6mm以下。

 

 

 

アーカイブ

海だったころの遠い記憶。

東京都江東区都立の森。

3月初め。

 

 

3月末。

 

 

 

 

 

ヒト科ミンハナホシノヒトミ属ショカ。

 


ツルナ、と仲間たち       海とひかりと       千葉、房総のクニ

2022-06-15 00:01:52 | 千葉、房総のクニ

 

海と

ひかりと

潮風のクニ。

 

アイトヘイワの海。

 

 

 

(蔓菜)ハマミズナ科(ツルナ科)ツルナ属。多年草。

北海道南部から沖縄、環太平洋の沿岸に分布。

海流散布に起因か。

花径。5~6mmくらい。花びらはなくガク。

花期、4~11月ころ。草丈、60㎝くらいに。

食用で、薬効もある。

名の由来、匍匐、分岐して成長するようすから。

ハマミズナ(浜水菜)の水菜(アブラナ科)は畑の畝間に水を引き入れて、

肥料を使わない栽培方法から。

聖地、南アフリカ原産のマツバギク(松葉菊)も同科。

 

 

 

 

オニヤブソテツ

 

(鬼藪蘇鉄)オシダ科ヤブソテツ属。常緑シダ植物。

北海道から九州、東、東南アジア、インドに分布。海岸地に。

葉の長さは15~60cm。根茎に薬効。

観賞用として植栽される。

名の由来、ソテツ(ソテツ科)は鉄を肥料に樹勢が増すことから。

シダ(羊歯)は、しだれるが、雄シダは、大きい種を指す。

 

 

ラセイタソウ

 

(羅背板草)イラクサ科カラムシ属。多年草。

日本固有種。北海道南部から紀伊半島までの太平洋岸に分布。海浜植物。

雌雄同株、異花。風媒花。花期、7~9月ころ。

草丈、70cmくらいに。

名の由来、葉の質感がポルトガル語でラセタ(Raxeta)という毛織物に似ていることから。

イラクサ(刺草)は、刺毛にギ酸を含み,さわると痛いから。

カラムシ(苧麻)は、昔は茎をカラと、これを蒸して、皮をむき、繊維を取ったことからの説。

 

 

源頼朝上陸地

源頼朝上陸地(みなもとのよりともじょうりくのち/Minamoto Yoritomo) - 鋸南町ホームページ (town.kyonan.chiba.jp)