宮古on Web「宮古伝言板」後のコーケやんブログ

2011.6.1~。大津波、宮古市、鍬ヶ崎復興計画。陸中宮古への硬派のオマージュ。
 藤田幸右 管理人

不安定な防潮堤(宮古市磯鶏)7-1

2018年02月05日 | 磯鶏、藤原

* 磯鶏・藤原プレキャスト工事詳細* (投稿)



「俺的に考えてみた」(宮古市南町 K.成田)


(1)防潮堤壁ブロックの据え付け

壁ブロックの下部側面にあるモルタル注入用の穴で、壁を立てた状態で見て、上側の穴がチドリ並び(写真で左端と右端のブロックで確認できる)に穴があけられている。多分、亀裂と割れに対応したものと見る。下部端にある穴はツブレ対策で底版から浮かされている。四角の穴、突起物は底版と壁ブロックが、ずれないようにノックピン代わり。


 

(2)壁ブロックの下部の穴にはパイプ

底版からの差筋(写真下)が入る壁ブロックの下部の穴に金属製のパイプがはまっている(写真上)。強度を考えての事か? 横列の上下に穴があるのは、モルタル注入孔とエアー抜きか?


 

(3)県は宮古を考えていない

底版差筋の長さを、もう少し長くし、径も太くして、強度をもたすとすれば、壁ブロック側の穴面積・穴体積が大となり強度が落ちる。ならば穴をあけてる箇所付近(周り)を広くし、肉厚で対応すればよいと思う。ただサイズアップすれば、コストが高くなるところから、内閣府中央防災の博士・学者は強度・安全性よりも、値段が安い方を優先していると思う。宮古の事なんかちっとも思っちゃいない。県知事も山の向こうで宮古が見えないようだ!!


 

(4)陸閘部分の鋼管杭

鋼管杭の上に組まれる鉄筋、あと生コンの場所打ち。


 

(5)陸閘部分の鋼管杭

鋼管杭内部に組まれた鉄筋。コンクリートで固められる。 

※(4)も(5)も「陸閘部分」の鉄筋コンクリート底版と鋼管杭を連結するために鉄筋が組まれている。プレキャスト部分の底版ではそのような事はしてない(ブログ管理人)



(6)完成したアクリル窓 

窓がつく壁ブロックだけでも巾広くして強度を増せばよいのに?? アクリルが割れそう! 



 

 次ページ 7−2 に続く




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