酒と鉄道の日々

大好きな酒と趣味の鉄道の話題を絡め、時評・四方山話に酔うコーナー。

ひとり15,00円なんて、いらないよ!

2008-10-31 19:17:03 | Weblog
 麻生さん、大見えを切って「緊急経済対策」を発表した。

 すべての家庭に「給付金」。ひとりあたり15,000円なんだと。高速道路は大都市圏を除いて、上限が1,000円なんだってさ。

 そして、3年後には消費税率をアップする と、のたもうた。

 15,000円なんかいらないよ。だから、消費税も廃めてくれよ。

 大都市圏につながらない高速道路料金を安くしたところで、あんたがいう「地方」には意味が無いんだってば。「地方」(イヤな言葉だが)にとっては、中央(大都市圏)まで乗り入れる高速道路だから重要なのであって、「地方」エリア内じゃあ、経済効果が発生しないんだよ。

 麻生さん、あんたが言ってる様な事を、文字通りの「絵に描いたモチ」っていうんだけど、生れながらの財閥の御曹司には到底理解できない図なんだろうね。

 安部・福田・麻生と三代続いた「坊ちゃん首相」。

 所詮、市井の人々の暮らしなんて、意に介していないってのが本音なんだろう。消費税の数%に苦しむ様子なんて、ぜーったいにわからんだろう。

 市井の声にも変な声があって、「評価する」とか「(消費税率アップは)仕方がない」なんて、したり顔で言う輩がいる。評論家を気取ってはいけない。お互いに、もっともっと本音を語らないと、この国の政治は決してよくはならないのだ。

 「ノー」なら、ハッキリと「ノー!」と言おう。

<掲出写真 よくわかる解説>秋田県能代市は、古くからの「木」の町である。その始祖と言われる井坂直幹の記念館が、能代市内にあり、木材産業資料館としても貴重な存在。そのすぐわきに、なんと30石という酒樽が展示されている。その大きさには度肝を抜かれるが、こんなかで飲んだら「酒池肉林」の前段だけは叶いそうだが----。(もっとも、後段の「肉林」てのは、卑猥な意味では決してなく、いわゆる肴を指しているものらしいのですが)


 

高橋尚子引退

2008-10-29 09:52:31 | Weblog
 マラソンランナーとして、00年のシドニー五輪で金メダリストだった高橋尚子嬢が、昨日、引退を表明した。
 夕方のニュースの時間帯に中継が流れていたので、観るともなしに観ていたが、まあ、さわやかな会見だったね、と言っておこう。

 20年前の、当時大好きだったキャンディーズ(当時ライバル視されていたピンクレディには、全く興味なかったが)の名セリフ「普通の女の子に戻りたい」を、なにげに思い出していた。

 彼女も36歳。普通の女としての生活を指向しても、なんら不思議ではないわけで、その点では、「お疲れさん」と言ってあげたい気もするのだ。

 ただ、時間帯が被ったからといって、当日のニュースのアタマに持ってくるほどのテーマではなかったろうと思う。その前日の、夕方のニュースでも、野球の世界選手権の日本監督が決まったことを、冒頭でとりあげていた局もあったが、世界的な金融不安のニュースを差し置いてまで、たかが、野球の話題をまっさきにとりあげる報道の姿勢が理解できない。

 市井の人たちの興味の高さに合わせた対応だとすれば、これほど、市井の人たちをバカにした編成もなかろう。

 スポーツや芸能の話題は、新聞でいえば「社会面」でいいのだ。
 TV各局の良識に訴えたい気分だ。

<掲出写真 よくわかる解説>おなじみの某音響メーカーのマスコットキャラである。これだけ揃えば、見ごたえもある。
 マスコミ、分けてもTVキー局の報道姿勢の原点、と決めつけては言い過ぎだろうか。


 

由利鉄 忘年会列車 の ご案内

2008-10-26 19:59:24 | Weblog
 JR羽越線・羽後本荘と矢島とを結ぶ、第三セクター鉄道・由利高原鉄道「鳥海山麓線」では、毎年末、格安の忘年会列車を仕立て、大好評を博しているのだが、この年末も賑々しく催行される。

 12月13日(土)限り 羽後本荘発 一往復

 羽後本荘 発 17.37 矢  島 着 18.16
 矢  島 発 18.49 羽後本荘 着 19.28

 料   金 酒類飲み放題 折詰付き 往復運賃込みで 3千円ポッキリ!

 定員40人。定員になり次第締め切り。
 毎年、早々に満員札止めになる人気列車なので、ご予約はお早めに。
 
 ご予約・お問い合わせは 由利高原鉄道・渡部さんまで。
 電話 0184-56-2736

昨年は、テレビ東京の同乗取材が入っていました。トコロさんの番組で紹介されましたよ。 

なお、翌日に吉良邸討ち入りを控えた赤穂浪士各位におかれても、前日夜の催行ですので、討ち入り決行に支障はありません。
どうぞ、ご参加くださいませ。   

政治家の姿勢

2008-10-18 04:16:54 | Weblog
 「身から出たサビ」で閣僚を辞任し、次回総選挙には出馬しないと言明していたオッサンが前言撤回に次ぐ撤回で、結局、不出馬とのこと。このオッサン、言いたいことを言うことが「信念」だと言っていたのに、なんたる体たらく。笑っちゃうよね。

 一方では、民主・自民両党議員ともにマルチ商法と疑わしき会社からの献金があったとかなかったとか。業界擁護の姿勢を採るってのは、政治家の視線としては普通なのか知らん。でも、これって、当該業界も国民も、議員に対する姿勢が間違っていることに起因していると思えてならない。

 かつて、「この程度の国民には、この程度の政治家」などと不遜な見識を披歴した自民党議員がいたが、国政に対する国民の意識を高めていかないと、この国は、「いつか来た道」に戻りそうで背筋か寒くなる。

 総選挙も近いようだし、改めて「議員」にふさわしい思想信条の持ち主を選ぼうと思う。間違っても「疑員」を国会に送ってはならないのだ。

<掲出写真 よくわかる解説> 銀座通りで見つけた天使のオブジェ。こっそり覗き見している と観るか、しっかり着目している と観るか。

東京便の機長に敬礼

2008-10-16 20:51:05 | Weblog
 ちょっと東京に出かけてきた。

 もちろん常時携帯カメラ ニコンP5000がお伴。

 東京で楽しいのは、やっぱりオブジェやキャラクター探し。

 ホテルが新橋だったから、隣接する汐留は日本TVのビル周辺を散策。アンパンマン トリオが出迎えてくれる。

 秋とはいえ日差しが強く、上着がジャマなほど。

 日中は、東京モノレール・天王洲アイルから接続する「りんかい線」に初乗車。

 夕刻からは、いわずと知れた、友人が経営するビアホールで大乾杯!
新橋は、呑み所に不自由しないし、酒場放浪記の吉田類さんを気取って、立ち飲み屋のハシゴ。

 深夜に御帰還だったが、今朝のバイキング(朝食)はしっかり摂取。
 ご飯に納豆に焼き魚に卵焼きに海苔に梅干しに、仕上げはコーヒーである。
 でも、いっつも思うんだけど、バイキングって、宿泊者は自分の好きなものがチョイスできるし、ホテルサイドは、調整が楽で後片付けもしやすいんだろうね。双方のニーズが合致しているからこそ、ほとんどのホテルで採用している供食スタイルなんだろうね。

 それにしても、今回利用した往復のJAL便のランディングのスムーズさは、感激モノだった。特に、帰路の秋田空港での着地は、ショックらしきものはほとんど感じないほど。思わず、拍手して、キャビン アテンダントに「ナイス ランディング」と声をかけたほど。

 機長のウデのなせる技なんだろうけれど、これこそ、カネのかからない最高のサービスだと思う。

 いまなお、「こんな鉄の塊が、何故空を飛べるのか?」っつう素朴な疑問は消えてないのだが、そろそろ、既成事実として認めざるを得ないのかなぁ。       

幸せの黄色い花

2008-10-12 20:41:27 | Weblog
 黄色い花が好きで、列車の撮影途中でも何気に被写体として探している自分を見つけることがある。

 黄色い花。 春ならいうまでもなく菜の花だろうが、秋なら、菊になろう。

 ここ数年、今時分になると、小菊が自宅の玄関に黄色い花を咲かせるようになった。

 今日も その可憐さに惹かれてカメラを構える。

 「幸せの黄色いハンカチ」なんて映画があったせいか、黄色が幸せをイメージするカラーになったのは、いつからだろうか。

 春の菜の花と異なり、秋の小菊はさすがに華やかさには欠けるものの、それでも、とかく寂しさを連れてくる秋にしては、良きバイプレイヤ-を見つけたものと思う。

 菊の季節はこれからが本番。次第に彩りを失っていく季節の中で鮮やかな黄色い菊は、やがて来る無彩色の冬を超えて、春を待つ楽しみを教えてくれているのかもしれない。

醜塊なるもの

2008-10-10 19:28:21 | Weblog
 ナニが厭だって、男か女かわからないナヨナヨした男 おバカを売り物にしている芸人  品もセンスもなく出たがりばかりが目につく女芸人   等々。

 最近、TVを見なくなった理由はハッキリしていて、見ていてつまらないか、見せられている側がやりきれなくなってきたからだと思う。

 ナニが悲しゅうて、「おネエまん」などという、ワケのわからぬ気色悪い人種の笑顔を見続けねばならないのか。

 ナンの罪があって、羞恥心を亡くした、羞恥心の意味さえ理解していないタレントの、アホな仕業を見聞きしなければならぬのか。

 視聴者としてタレントを選べないのだが、それにしても、美人でもない上に、シャベリも下品なうえに、センスのカケラもない、マチャ※とかいう、50過ぎの、ガラの悪い女の無理強い的なギャグに付き合わねばならないのか。

 まぁ、TV番組なのだから、観たくないモノは観なければいいのだけれど、最近のタレントの質は、語るに落ちたと思う。

 せめて、翌日に、友達と話題にできるような出演者を、TV局のプロデューサーは、考えてほしいものだ。
 最近の番組は、あまりにも貧しいものが多すぎると思えてならない。   

閣僚諸君 たるんどるゾ!

2008-10-09 12:35:21 | Weblog
 本日付の朝日新聞によると、3日の参議院本会議の席上、与謝野経済財政相・中川財務相の二人が、自見庄三郎(国民新党)さんの質問演説の最中、コトもあろうに、閣僚居並ぶヒナ壇において、ケイタイでワンセグを視聴していたという。

 先の、中山前国交相があんな無様な辞め方をしたというのに、いったい、今度の内閣のメンバーの姿勢はどうなっているのか!
 
 真面目にやれよな。

 それもこれも、自民党にいる限り、どんな事態になったって野党にはなりっこない という奢りの現われに他なるまい。

 国の主権者たる国民は、自民党政府の無為無策で日々厳しさを増す生活に汲々としているのに、時の閣僚が何たることだ。

 「驕る平家ならぬ自民党 久しからず」という例えもあるし、次期総選挙の結果が楽しみだよねぇ、麻生さん。
 そうそう、「後悔 先に立たず」とか、「仏の顔も三度」なんてのもあったよねぇ。

 <掲出写真 よくわかる解説> 夜の秋田駅で出発を待つ、「あけぼの」の姿である。
 来年3月のJRダイヤ改正では、半世紀を駆け続けてきた九州特急の最後の砦だった「富士」「はやぶさ」が、ついに廃止されるという。
 高度成長時代から、日本の夜を駆け抜けた寝台特急群も、定期列車としては「あけぼの」「日本海」「北陸」「北斗星」「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」の6往復が残るだけのさびしさだ。
 「お星様に投げキッスしてオヤスミ」でき、時間を有効に活用しうるというメリットがあったにもかかわらず、新幹線延伸の余波もあって、夜行列車自体が魅力を失いつつあるようだ。
 時の流れは、無情だ。自民党の諸君、分かっとるかね?
 

街角夕景

2008-10-09 10:25:04 | Weblog
 秋も深まり、晴れた日の夕方は「夕陽三昧」の日々だ。
 
 夕景として、波静かな日本海に沈みゆく夕陽っつう絵が一等賞なのだが、なに、町中に居ても、夕景の素晴らしさには出会える。

 掲出写真は、実は町内の、さる街角から眺めたもので、通りいっぱいに沈みゆく陽の光があふれている。

 「夕陽妄想」という言葉があって、これから訪れる夜のイメージ化や、明日への思いが湧いてくる様を表しているのだそうな。

 夕陽妄想---私なら、当然のごとく、その夜のサケとサカナが浮かぶし、居酒屋の赤提灯が風に揺れる中、顔なじみの仲間たちが赤ら顔で盛り上がっている様子が見て取れるよう。

 古来、「朝日を拝む人あれど 夕陽を拝む人はない」 なんていうけれども、時は秋、夕陽が連れてくる安らぎの夜もいいものですぜ、ダンナ。

前言撤回

2008-10-09 10:05:57 | Weblog
 前回の本欄で、中山前国交大臣の政界引退に絡み、後継者を指名しなかったという一点だけは認めてあげたい という書き込みをした。
 ところが翌日になって、そのまんま東現宮崎県知事を出馬させるべく、同知事室に、己の意向を受けた「道づくり隊 婦人会」だかなんとかいうオバ様たちの一行を遣わした と聞くに及んで、ただただ呆れてしまった。

 自分の不徳で大臣を辞め、国会議員を辞職する御仁が、後継者を指名していたなんて、あいた口がふさがらない。

 中山というオッサンもオッサンだが、その指示通りに知事を訪ねて行くオバ様たちにも、ガッカリだ。自分の意思に沿う陳情だったらいいさ。でも、おそらくは、中山のオッサンの意のままに出かけて行ったもので、そこに己なんて、なんにもなかったのだろう。

 例え、周囲がどうあれ、自分の考え・モノの見方を確立して行動に臨むべきであって、こんな県民が、宮崎の保守を支えているという事実を知れば、いくら人気だかい県知事が旗を振ったって、先進地になんか、なりっこないだろうね。

 このオッサンに見習って、私のブログについても前言撤回させてもらう。

 そして、宮崎県民各位、悔しかったら、次期総選挙の結果で「反論」されることを期待しておこう。

<掲出写真 よくわかる解説> 近所に、田んぼと原野に囲まれて沼というか池というか、ある種の水たまりがある。夏には白鷺が飛来して涼んでいることもあり、なんとなく気になって、そばを通るたんびに注目していた。
 周りの田んぼでの刈り取り作業も終焉を迎えつつある先日、この水たまりが赤というか、エンジ色に染まっていたのが見え、ニコンP5000でパチリ。
 なんなんだ、コレは。
 富栄養価によるものなのか、それとも、秋作業の機械からの錆が沁み出てきたものなのか。まるで、地獄にあるという「血の池」だ。
 何気ない風景にも、気色悪いモノもあるみたいだ。