顔面麻痺

2006年11月10日 | Weblog
きょうは「顔面麻痺」の相談がありました。

40代男性。

左半面に麻痺を起こしてのご来院。

手術の後遺症として発症し、最近「まぶた」が以前より下がってきたとのこと。

唇も麻痺のない側へ引っ張られて歪んでいます。


調べてみると「まぶた」を引き上げる「上眼瞼挙筋/じょうがんけんきょきん」と

笑顔を作る「大頬骨筋/だいきょうこつきん」「笑筋/しょうきん」に麻痺を起こしていることが判りました。

幸い全く動かせない「完全麻痺」ではなく、いくらか動かせる「不全麻痺」のよう。

「これなら何とかなりそうだ。」

麻痺のほかに、長い間動かさなかった(動かせなかった!?)ために筋肉が萎縮してこわばって「拘縮」を起こしていました。



治療はこわばりを取ることから始めます。

筋膜リリースという局所的なストレッチを使いました。


続いて、萎縮して弱った筋肉に正しい運動を再教育。

治療後、ご本人に鏡を見てもらいました。

「もう治らないかと…」

ホッとしたようです。


セルフケアを教えてきょうの治療は終了。

次回の治療が楽しみです。



<おまけ>

きょう教えたセルフケア

その1
「大頬骨筋/だいきょうこつきん」「笑筋/しょうきん」



①麻痺を起こした側の口の端(口角といいます)を指で頬骨に引き上げつつ「ニッコリ」笑う

②そのまま8~10秒維持する

③一息つきながら3~5回ほど繰り返す

その2
「上眼瞼挙筋/じょうがんけんきょきん」



↑麻痺のためにまぶたが開き切れない状態



↑指で眉の上のヒフをまぶたの方向に抑える



↑めいっぱい眼を見開いたまま8~10秒保持

一息つきながら、これを3~5回繰り返す
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