じつは・・・

土曜日のこと・・・

玄関「ピーンポーン」

サイババのように伸びきった髪の毛を気にもせずに

わっさわっさ揺らしながら階段を降りてチャイムを押した人にたずねてみる。

俺「どちらさまですか？」

玄関先の見知らぬ人物「ごにょごにょ」かなり小さい声で名乗っている。

もう一度たずねてみる。

俺「どちらさまですか？」

玄関先の見知らぬ人物「あのー」

宗教の勧誘か新聞か・・・面倒くさい。

扉を開けてみる。おじさんが一人立っている。

怪訝そうな顔をしておじさんを見る。すると。

おじさん「あ！ごめんね。おうちの人誰かいるかな？

お父さんかお母さんか？」

でた。まただ。おれ、そんなに威厳ないっすか？

これでも３人子供いるんですけど・・・

内心では腸煮えくり返っているが、面倒だからそれにのっかろうという

自分もいる。

さっきの「どちらさまですか？」の口調から若干、若目に設定して

俺「あーいま、どっちも居ません。」のっかっちゃった。

留守番の大学生かなにかに勝手に設定変更して対応。

おじさん「ごめんねーこれ、ご両親に渡しておいてー」

リフォーム会社だった。ここ賃貸っすけど。

おとといきやがれ。

見た目若いのはわかるが、電話でもこういうことがかなりある。

若干ダメージ食らうけど、まぁ、便利っちゃ便利。