はる屋

岩手の民俗芸能「ししおどり」の人形作成日記とイベント告知のページです。
現在、受注・予約はお受けしていませんm(__)m

鶴羽衣鹿踊りさん前面と作品展について

2016-05-31 17:50:55 | イベント参加


鶴羽衣鹿踊さん作成中です。
通勤時に「鶴羽衣」とかかれた看板の下を通るたび、頭の中で「つるはぎししおどり...」と連想しています。
きっと我が家からそう遠くないところで練習されてるんだろうなあ。ここまで太鼓の音が聞こえたらいいのに...

残すは後面です。
幕が結ばれていないため、流しの書き甲斐がありそうです;▽;
前面を塗った時点で目がしぱしぱになったので、また後日。


それから、明日からいよいよサトウ雑貨店さんでの作品展が始まります!
展示期間中は同時期開催の「アオイロザッカ展」というイベントの看板が店頭に設置されるそうなので、目印にしてお出かけいただければと思います。(下画像参照)
私も期間中一度は見にいきたいと思っています。2日か4日か...子守を代わってもらえる日に。
ほんとうはせっかくの機会なので見てくださった方みなさんとお話ししたいのですが!鹿踊りについてとか鹿踊りについてとか鹿踊りについてとか(笑)!
タイミングが合いましたら少しでもお話しさせていただけるとうれしいですm(__)m














柿内沢鹿踊りさん

2016-05-26 09:18:59 | 鹿踊り人形



沿岸鹿踊り7体目、柿内沢鹿踊りさんです。

柄は多めですが、色数が少ないのと幕の色が落ち着いているのとで渋く見えます。
実際の装束では眉間や流し、足元の赤いポンポンがアクセントになっているのですが、人形ではうまく再現できませんでした...。凹凸はなるべくつけたくないしなあ...(´_`)

袴の柄は、忠実に描いたらさすがにごちゃっとしすぎたので、簡略化して描きなおしました。柿内沢鹿踊りさんの袴には、配役によって咲き加減が違う牡丹が描かれていた時代もあったそうで、う~んおしゃれなこと考えるなあ...!
その袴で踊る姿も見てみたかったです。

今年のGWは貴重な公演機会を逃してしまったので、次の機会こそと思っています。



作品展まであと少し。金津流が1体もないことに気づき、なんとか1体は、と作成しています。
日にちはないけど、急がず楽しく...間に合いますように(-人-)













作品展のお知らせ

2016-05-20 18:35:08 | イベント参加


作品展のお知らせです。

花巻市石鳥谷にある「サトウ雑貨店」さんで、鹿踊り人形のミニ作品展を開かせていただくことになりました。
「やりたい」と思っていた作品展を、「こんな素敵なところでできたらなあ」というサトウ雑貨店さんで...ほんとにうれしいです^^!

期間中、同店では「アオイロザッカ展」と題した、青色の作家小物の展示販売イベントが開催されています。今回はる屋もそれにちなんで、沿岸の青幕シシを中心に展示していただく予定です。
鹿踊り人形については販売はなく展示のみとなりますが、その分ゆっくりみていただけることと思います。
なお、期間は2週間ありますが、うち日・月・火曜は定休日ですのでお気をつけください

まだまだ試行錯誤しながら作っている人形たちですが、今後の制作の通過点として、作品展の機会がいただけたことをほんとうにうれしく思います。
サトウ雑貨店さんには他にも素敵な作家小物がたくさん並んでいますので、ぜひ見にいらしてみてください~^^



【展示期間】
6月1日(水)~4日(土)、6月8日(水)~11日(土)
10:00~16:00

【場所】
サトウ雑貨店さま
岩手県花巻市石鳥谷町北寺林7-466-1
(国道4号を北上し、道の駅いしどりやとLAWSONの間の交差点を左折。1つ目の十字路にある白壁のお店です)
ホームページ http://sato-zakka.com/





笹崎鹿踊りさん2

2016-05-19 07:56:30 | 鹿踊り人形



太鼓が横すぎた2度目の笹崎鹿踊りさんです。(ほんとなんでこんな横に...)
前回は伊勢エビ描きたさに側鹿を作ったので、中立は今回がはじめてになります。
袴もフサフサも緑色なのは、青い幕以上に新鮮○_○。緑はなんだろう。山?稲かな?(まさかワカメなんてことは)

胸元の文字は「仰山」です。これまで作った沿岸のシシもすべて行山流でしたが、幕の文字では「仰」だったり「行」だったり「山」がむずかしい字だったりとほんとにバラバラ。わざと違いを出したとしか思えないな~。
口はいつものかたちにしましたが、小通さんを作った後だとなんだか物足りない気もします。あのぽかーんとした顔のシシが、もう一体くらいいても良かったかも。塗り直そうか...悩みます。


さて、笹崎鹿踊りさんをもって、大船渡の太鼓系シシはすべて作ったことになります(よね;)やった...!
残りの沿岸シシは...とネットで再確認して...宮古と釜石の団体多っ!何回見ても宮古だけで10以上ある~@_@;
芸能の宝庫、すごいなあ。作り甲斐が、あるなあ...
とはいえ去年1年かけて作れた人形が20体ちょっとだったので、沿岸コンプリートはやっぱり壮大な話ですね;▽;

資料となる画像が少ない団体さんも多いので(装束が新調されてたりすると余計に混乱)、内陸のシシも作りつつ、気長にぽつぽつ揃えていきたいと思います^^













小通鹿踊りさん2

2016-05-16 13:46:49 | 鹿踊り人形




小通鹿踊りさん、2度目の挑戦です。
今回は小通さんの特徴である口を開けた表情にしてみました( ゜д゜)が、何か言いたそうというかぽかーんとしているというか(笑)
かわいいけど締まりはなくなってしまいました。
でもせっかくの特徴だし、前田鹿踊りさんもこうすれば良かったかな?
伊勢エビと同じくらい大好きな蟹牡丹が隠れてしまったのがくやしい~~


さて、再び浜のシシ作りに戻っているわけですが、実は来月頭に、青をテーマとした雑貨展に飛び入り参加させていただけることになりました。
青といえば浜のシシ!ということでの早期リターンとなっています。
しかし先月からの浜シシ作りがここにつながるとは...・o・!

今回はあくまで「展示のみ」で販売はないのですが、「沿岸にもこんなにいろんな鹿踊りがあるのか」と知っていただくきっかけになれたらな、と思っています^^

詳しくはもう少し話が固まったら、ここでお知らせいたします。楽しみだな~