はる屋

岩手の民俗芸能「ししおどり」の人形作成日記とイベント告知のページです。
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八幡鹿踊りさん完成

2016-03-31 13:07:46 | 鹿踊り人形

八幡鹿踊りさん完成です。
予定通り今回は「間違いなく八幡鹿踊りさんです!」といえるシシになったはず^^(袴の矢車はひとつのみにしましたが)
後ろ姿はこんな感じです。



同じ春日流の落合鹿踊りさんと並べると、ほんとによく似てますね。(右が八幡鹿踊りさん)
毎度お祭り会場で「春日流の装束はさっぱり見分けがつかないな~」と思ってましたが、こうやって作ってみるとあらためて違いの少なさがわかります。
装束で団体さんを見分けられたらなあと思うこともありますが、こんなに似ていて、しかも春日流だけでも団体さんは他にもあって、そのうえ雌鹿や側鹿はまた違う柄で、となると....
装束を覚えるのはあきらめて、ただただ鑑賞に没頭したほうが良さそう;^^

春日流や金津流と比べると行山流は団体ごとの装束の個性が強いような気もしますが、それは気のせいかな?伝わった地域がちらばっているから?自己主張の強い人が多い土地柄だったのかな??

なんて考えながら、次のシシに移ります~






八幡鹿踊りさんあと少し

2016-03-30 11:55:42 | 鹿踊り人形


八幡鹿踊りさん、ここまでできています。
もうあとほんの一息なんですが、その時間がなかなかうまく作れない><!今日中になんとかしたい~

で、塗っていて気づいたんですが、春日流の袴の柄は八つ矢車で、八つ矢車というからには矢が8つなんですね。
......
落合さんの矢6本で塗ってた....orz

なんでこんなことに気づかないのか...びっくりするわ||-_-
でも矢の太さで見ると、8本描くと細くなってバランスが悪く見えるんですよね。6本くらいがちょうどいいような。
なんてはい、言い訳です-_-
中立のササラには必ず黒のラインが入っていると思い込んで塗っていた時期もありましたが、それと同じくらいの凡ミスです;やってしまった~

またひとつ勉強になりましたm(__)m










板沢しし踊りさん3

2016-03-27 18:46:24 | 鹿踊り人形


野にも山にも春が来ましたね^^
遠出したい!買い出し以外の外出がしたい!とジタバタしながら外を眺める毎日です。

さて、産後1体目は板沢しし踊りさんになりました。
「またかい!」という声が聞こえるようですが、はい、またです;^^ といっても板沢さん2作目から1年以上経ってるんですよね。
そして作るのは何回目だろうと手元には一体もないので、欲しいなーと思ったらまた作るしかないのです`・v・
明るい色柄のシシは、踊っている実物はただただかっこいいの一言ですが、人形になるとぽわんと柔らかく見えます。なんだか春らしくも見えるような?
遠野郷のシシは過去に一通り作りましたが、また作りためてずらっと並べたいなと思っています。
もちろん遠野だけでなく、シシ踊り全て、というのが最終的な野望ですけど^^


この次は、大変な事故に巻き込まれずほんとに幸いでした、の八幡鹿踊りさんに取り掛かります。
今までは柄にしっかりと自信が持てずにいましたが(春日流の団体さんはよく似ているので...)、今回はようやく自信を持って「八幡さんです!」といえるシシが作れそうです。
沿岸の太鼓系シシも型まではできていますが、背面の柄がなんとも複雑なので、もう少し勘を取り戻してからかな、と思っています。
復活おめでとうございますの某団体さんも、型は大方出来ているので、あとは柄の詳細公開待ちです。

人形作りも楽しいですが、そろそろ本物を見に行きたい~!行くぞ!と気合は十分です^^