長野県の20代30代教師の皆様へ

TOSS長野青年事務局です。 子どもたちのため自分を高めたい!プロ教師になりたい! 同じ想いを持つ方をお待ちしています。

第3回 2008.11.09(Sun)

2008年12月21日 | サークル例会の様子
TENsion  テンション
法則化サークルTEN通信    No.3 2008.11.15
                   文責 H.R

■第3回例会報告
日時 11/8(土)18:00~20:00 場所 木祖中学校
参加者 T.S H.R
 内容 ○向山実践演習
     設問3、道徳授業の問いに子どもたちはどう答えたか
     設問4、校庭から姿を消した遊びはなんですか
    ○京浜教育サークル機関紙・児童詩の批評に挑戦
     児童詩を読み、批評を書く。その後、向山氏の批評と比較。
○向山型算数初心者セミナー報告(T)
 「分数」の授業再現、追試・向山型算数の基礎基本6か条
○授業映像検討
     T…中学英語「2年生 フラッシュカードでの導入」
     H…算数「4年生 テスト返し・計算スキル答えあわせ」
食事 焼肉「権兵衛」

■TEN in 10 hopes ②「展」
展開していく、の展である。TOSSの運動や、サークル活動を意識的に展開していこうという方針がこめられている。

■向山先生、程遠く
向山先生の思想を追っていくのがTENの活動の一つの軸である。
向山実践の演習、児童詩の批評は、向山先生ならどう書くかという視点で解を書き、それから向山先生の解を確認する形で行っている。
 多くは的外れな批評になる。ほとんどかすりもしない。観点が圧倒的に足りないのである。
2人とも「○○が良かった―」などと書いた詩についても、向山先生の批評は、「事実を並べただけでは詩ではない」との批評…
向山先生の思想にはまだまだ程遠い。

■Output column【専科だっていじめと戦え】
 「先生、ドアを開けるの手伝って」と、Y君(3年生)がやってきた。
が、何のことか分からず、しばらくY君と遊んでいた。
すると、Y君のクラスの男子が、教室を入れ替わりにのぞきに来た。
彼らの態度が、何かおかしい。不穏な空気があった。
彼らの教室へ行くと、男子数名が中からドアを押さえていた。
そのために、Y君は教室へ入れなかったのだ。
扉の前で女子が「キモイ キモイ!」と言う。さらに、男子がY君を引っ張って止めようする。これは、確実にいじめだ。
  朝の始業前のため、担任は不在。私は教室に入り、「始めたのは誰ですか」と聞いた。「○○君が…」などの声はあるが、自白はない。
「じゃあ、やっていたのは誰ですか」「見ていた人はいるでしょう」明らかに現場近くにいた子も、反応なし。
苦肉の策だが、「同じ教室にいて、こんなことが起きているのに気づかないのはおかしい。気付かなくて申し訳ないと思う人は立ちなさい」というと、ようやく反応があった。本当に気付かなかった子も、いじめに参加していた子も「『気付かなくて』ごめん」と謝り出した。
 「こんな小さなこと、と思うかもしれないけど、これはいじめだ。こんなことは絶対に許さない。今度同じことがあったら承知しない」
この指導が、今の力量では精一杯だった。
力量はない、担任でもない。しかし、絶対に放置できない状況に直面することがある。そんなときは、私も教師として、いじめと徹底的に戦っていかなければならない。いじめをなくせるのは、教師しかいない。

■次回サークル
 日時 11/29(土) 場所 中信・池田町 詳細は後日MLにて。
 内容 ○学級経営案検討 ○向山実践を勉強 ○模擬授業・授業映像検討
次回は中信地区での出張例会を行います!普段は遠くて参加できなかった方や、学生の皆さん、この機会にぜひご参加を!ご連絡ください。

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