TENsion
法則化サークルTEN通信
テンション No.2 2008.10.28 文責 H.R
■第2回例会報告
日時 10/26(日)18:00~19:30 場所 木祖中学校
参加者 T.S H.R N(初)
内容 ○授業映像検討
T…中学英語「3年生 授業中のトラブル場面」
H…算数「4年・三角形を調べよう 授業開始1分」
○模擬授業
H…算数「4年・式と計算のじゅんじょ 第1時」
○演習問題(一時一事の原則)N・H・T
「小学校音楽の授業終了直前、リコーダー、教科書が机上に
散乱している状態から、教室のごみ拾いをさせ、退室させる」
食事 焼肉「権兵衛」
■TEN in 10 hopes ①「点」
サークル名「TEN」には、10個の意味がこめられている。
その①は「点」。異なる勤務地、地域、それぞれのサークル員が
「それぞれの地でTOSSの点となる」べく、活動していこうという決意である。
■基礎に立ち返る
ビデオ検討、授業中の私は、相変わらずちょこちょこと動いていた。
「大事な指示、発問時は足を止めて」T氏のアドバイスを受け、
その場でやってみる。教室の中央に足を固定し、目線だけを左右に配る。
同じことを以前もやったことを思い出した。
学生サークルで初めて人の前に立ったときだ。
あのときから「ふらふらしている」と指摘されていた。今もそれが抜けていないということなのだ。
様々な技術、授業の大きな流れに目が行きがちだった。
しかし基礎がなっていなければ全てが崩れる。
まずはこの一点から自分を変えていかなければいけない。
■N先生、初参加
○小のN先生が例会に来てくれた。音楽と家庭科の専科の先生だ。
大学時代、小学校実習のクラスが一緒だった。明るく、いい声で、
まさに音楽の先生という感じの人である。
「一時一事の原則」に少し触れたあと、模擬授業をしてみた。
「自信のない人から」の声に、さっとN先生の手が挙がった。
それだけでもすごいのに、授業もとても上手だった。
短時間で原則を自分の物とし、具体的な授業行為として出力していた。
我々もうかうかしていられないと感じた。
次回も、刺激しあいながら学んでいければと思う。
■Output column【やさしく言ってもふざける?】
「先生!K君が掃除してくれません」と、4年生に呼び止められた。
K君は「だってわかんないんだもん」と言っている。
K君は友達をからかって、取っ組み合いのケンカをする常習犯で通っている。学年主任である担任も手を焼いている子である。
よく怒られている子だ。注意する周りの子どもたちも語気が強い。
さて、どう対応しようか?
私は周りの子どもたちに向かって「そうかー…やさしく言ってもダメ?やってくれない?」と聞いた。
元実践は谷和樹氏の「やさしく言ってもふざける?」という対応だ。
谷学級のA君がわざと配布物をB君に渡さなかったため、
「先生!Aがふざけた!」と訴えが出た。
谷氏はA君には何も言わず、B君に上記のように聞き返した。
その間にA君はB君に配布物を渡したという。
(引用 この目で見た谷学級を超分析!DEEP使いこなす向山型技能 TOSS西風)
私の言葉を聞いて、子どもたちはきょとんとした。
私はさらに、「やさしく言ってあげてよ」と言った。
すると周りの子どもたちは、「ねぇやろうよ」とか、
「棚の下は雑巾で拭くんだよ」とK君に言い始めた。
数分後、同じ場所を通りかかると、棚の下から、
雑巾を持ったK君が笑顔で出てきた。もぐりこんで雑巾がけをしていたのだ。
注意せずとも、制することができる。
「やさしく言ってもふざける?」は優しさに満ちた魔法の言葉だと思った。
■次回サークル
日時 11/8(土)18:00~19:30 場所 木祖中学校
内容 ○学級経営案検討 ○向山実践を勉強 ○模擬授業・授業映像検討
翌日から使える指導法の勉強、そして例会後の食事も楽しいですよ~。ぜひご参加を!ご連絡ください。
法則化サークルTEN通信
テンション No.2 2008.10.28 文責 H.R
■第2回例会報告
日時 10/26(日)18:00~19:30 場所 木祖中学校
参加者 T.S H.R N(初)
内容 ○授業映像検討
T…中学英語「3年生 授業中のトラブル場面」
H…算数「4年・三角形を調べよう 授業開始1分」
○模擬授業
H…算数「4年・式と計算のじゅんじょ 第1時」
○演習問題(一時一事の原則)N・H・T
「小学校音楽の授業終了直前、リコーダー、教科書が机上に
散乱している状態から、教室のごみ拾いをさせ、退室させる」
食事 焼肉「権兵衛」
■TEN in 10 hopes ①「点」
サークル名「TEN」には、10個の意味がこめられている。
その①は「点」。異なる勤務地、地域、それぞれのサークル員が
「それぞれの地でTOSSの点となる」べく、活動していこうという決意である。
■基礎に立ち返る
ビデオ検討、授業中の私は、相変わらずちょこちょこと動いていた。
「大事な指示、発問時は足を止めて」T氏のアドバイスを受け、
その場でやってみる。教室の中央に足を固定し、目線だけを左右に配る。
同じことを以前もやったことを思い出した。
学生サークルで初めて人の前に立ったときだ。
あのときから「ふらふらしている」と指摘されていた。今もそれが抜けていないということなのだ。
様々な技術、授業の大きな流れに目が行きがちだった。
しかし基礎がなっていなければ全てが崩れる。
まずはこの一点から自分を変えていかなければいけない。
■N先生、初参加
○小のN先生が例会に来てくれた。音楽と家庭科の専科の先生だ。
大学時代、小学校実習のクラスが一緒だった。明るく、いい声で、
まさに音楽の先生という感じの人である。
「一時一事の原則」に少し触れたあと、模擬授業をしてみた。
「自信のない人から」の声に、さっとN先生の手が挙がった。
それだけでもすごいのに、授業もとても上手だった。
短時間で原則を自分の物とし、具体的な授業行為として出力していた。
我々もうかうかしていられないと感じた。
次回も、刺激しあいながら学んでいければと思う。
■Output column【やさしく言ってもふざける?】
「先生!K君が掃除してくれません」と、4年生に呼び止められた。
K君は「だってわかんないんだもん」と言っている。
K君は友達をからかって、取っ組み合いのケンカをする常習犯で通っている。学年主任である担任も手を焼いている子である。
よく怒られている子だ。注意する周りの子どもたちも語気が強い。
さて、どう対応しようか?
私は周りの子どもたちに向かって「そうかー…やさしく言ってもダメ?やってくれない?」と聞いた。
元実践は谷和樹氏の「やさしく言ってもふざける?」という対応だ。
谷学級のA君がわざと配布物をB君に渡さなかったため、
「先生!Aがふざけた!」と訴えが出た。
谷氏はA君には何も言わず、B君に上記のように聞き返した。
その間にA君はB君に配布物を渡したという。
(引用 この目で見た谷学級を超分析!DEEP使いこなす向山型技能 TOSS西風)
私の言葉を聞いて、子どもたちはきょとんとした。
私はさらに、「やさしく言ってあげてよ」と言った。
すると周りの子どもたちは、「ねぇやろうよ」とか、
「棚の下は雑巾で拭くんだよ」とK君に言い始めた。
数分後、同じ場所を通りかかると、棚の下から、
雑巾を持ったK君が笑顔で出てきた。もぐりこんで雑巾がけをしていたのだ。
注意せずとも、制することができる。
「やさしく言ってもふざける?」は優しさに満ちた魔法の言葉だと思った。
■次回サークル
日時 11/8(土)18:00~19:30 場所 木祖中学校
内容 ○学級経営案検討 ○向山実践を勉強 ○模擬授業・授業映像検討
翌日から使える指導法の勉強、そして例会後の食事も楽しいですよ~。ぜひご参加を!ご連絡ください。