ウォーキングの悲哀

朝、出勤すると、ウォーキングの年寄りに時折会う。ビシッとトレーニングウェアを決め、颯爽と歩いている。

だいたい同じメンツだが、とても胸くそ悪い。

暇を持て余しすぎて、暇つぶしに健康に良いことをしている。外に働きに出て、経済を活性化させるとか他にやることはあるだろうに。

こんな小さなストレスに始まり、残念ながら、私のマンション内のじじいはヒマであることが、ただただ、若者の迷惑になっている。

そうでない人もたくさんいるのだろうが、恨むならそいつらを恨んでいただきたい。

ウォーキングがてら、防犯だの、見回りだの正義感ぶってたりもするが、そいつこそ一番犯罪の臭いのする不審者に見える。

一見、充実した老後生活を送ってるかに見える行為が、我が国の行く末の悲哀を物語っている。