★LABO cafe★

日々発見の毎日を、ぽつぽつと綴ります。お菓子作り、フラメンコ、音楽フェス、入院日記。

―eatrip― 人と食を巡る映画のかたちをしたごはん

2009-11-22 00:09:58 | シネマ
なんとなく気になって手にとった映画のフライヤー。
観たいなーと思ってたら終わってた。
その映画の上映会情報発見。しかも明日まで。

これは行かなくちゃな。


で、映画<eatrip

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人は、食べる。それは生きるためだ。
でも、食べるとは、摂取や補給だけじゃない。
「最近こんなことあって」とか。「このごろどう?」とか。
誰かとつながりたくて。誰かといっしょに、人は食べたいと思う。
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観客8人。
平日だから?多摩センターだから?
結論からいうと、今年のベストワンです。

ドキュメンタリー映画の中で様々な職業、生き方をしている魅力的な出演者たち。

築地魚河岸市場鮮魚仲買さん
鰹節問屋のご主人
自給自足を目指し沖縄に移住した主婦
歌手UA
俳優浅野忠信
茶人
デザイナー

投げかけられる同じ質問。

・今までで印象に残る食事は?
・あなたにとって食とはなんですか?
・人生最後に食べたいものは?

どれも答えは人それぞれ。
ただけっして豪華で洗練された食事ではない。



そしてラストの晩餐に繋がっていく。


食事、というと・・・
健康、生きる、栄養、素材、自然・・・
でも決してマクロビオティックのすすめではない。

もっともっとシンプルなもの。




内田也哉子さんの言葉が響きます。



『今こうして集まっている人々・・・

一人一人が異なるけれど、この晩餐によって引き寄せられ、繋がっている。
ここに集まる穀物、野菜、魚、そして、肉もそう。
それぞれの異なる背景で育ってきたけれど、
唯一、共通するのは「みんな、この地球で生まれた」ということ。
今日こうして集まった私たちがそうであるように。

見えないラインが万物を駆け抜け、繋ぎ合わせる。
宙から大地、昨日から今日、明日という未来まで。

すべては、この瞬間と空間を共有できた奇跡。

まっすぐに不思議を味わい、
素直においしいと感じ、
そして、この素晴らしいごちそうに純粋に感謝します。

そうだ、人生における美しいまでの至福とは、
こういうシンプルなときめきかもしれない。』


シンプルすぎて何度も泣いた。





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (しほ)
2009-11-24 14:05:23
素敵だね~見てみたい☆
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きっと (toshimix)
2009-11-26 00:52:42
好きな映画だと思うよ。
食べ物だからってことじゃないくて・・・^^
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