アスベストの問題で住民ホールが使えなくなり、今年も第一中学校体育館での挙行となった。
全国各地でそれぞれ新成人を祝う催しがなされたと思うが、島本町では271名の新成人で実行
委員会を組織し、手作り感のあるアットホームな式典を演出され大変良かった。
2012年は日本の人口減少幅が過去最大の21万人に達し、出生数が死亡数を上回る「自然減」は
6年連続。出生数は統計の残る1899年以降で最少の103万3千人とのこと。(厚労省人口動態統計)
そして今年の新成人は122万人で1970年の最も多かった時の246万人から見るとほぼ半数になった。
今後とも少子高齢化は進むものと予測されているが、人口が減り続ける社会に未来は無く衰退の
一途をたどるだけであると識者は警告しています。
日本社会が活力を維持するためには一定の人口を、中でも生産年齢人口を確保する必要がある。
今日の状況が到来することはずっと前から判りきった事なのに手を打たなかった為政者の責任です。
若者が就職難や雇用不安にさらされ、結婚も思うようにできない、安心して子育て出来ない社会
にいつから日本はなってしまったのだろうか。失われた20年と言われますが、今日の新成人は正に
その間で育った若者たちです。若者たちが希望を持ち続けられる社会づくり元年にしたい巳年です。