そんな日のこと。

いらっしゃい。

恋がさくころ桜どきやってます(杏、エレオノーラ編)

2014-10-26 23:38:31 | 恋がさくころ桜どき
恋がさくころ桜どきやってます
今回は杏さんについて書いていきますね
(ネタバレしてる上に過去記録を大幅に上回る最悪の文章量。注意です)

神鳳杏について・・・
悠真の一つ上の学年で美颯学園生徒会長
キャラ紹介にてトップで紹介されるなど、メインヒロイン筆頭と言える人ですね

その立場からか、本作において悠真に与える影響は大きく、裏ヒロインであるティナへの影響も大きく、プレイヤーへの影響も大きい(ルート制限的な意味で)と
今までのキャラたちに比べ重要度が高い人ですね

なお文頭にて学年は悠真の一つ上と書きましたが、年齢は一つ上より遥か上・・・というより百歳以上年上の可能性が高いです
えー、実は杏さんは本作において重要な位置づけとなる「死神」だったりします

厳密には杏さん自体は死神ではないのですが、杏さんの体に存在する「エレオノーラ」という人物が死神であって
魂を刈り取ったり、刈り取った魂を次の世代の命に届けたりといった、死神の業務はエレオノーラさんがやっていたりします

なおエレオノーラさんは杏さんの別人格というわけではなく、エレオノーラという魂を持った全く別の存在だったりします
一つの肉体を二つの魂で共有しているみたいですね

なので、杏さんとエレオノーラさんとで会話を行うことも可能で、度々相談や談笑を行っていたりする様子
傍から見ると一人でいきなり呟いたりするので危ない人に見えますが、それはエレオノーラさんと話している状態の可能性高し
杏さんを変態扱いしてはいけない(戒め)

なお杏さんの体質ですが、死神界でも珍しいようで、一般的な死神は一つの体に一つの魂しか持たない様子
なんで杏さんがこのような体質になったかというと、両親が人間と死神だったようで、ハーフであるためこのようなことになったみたいですね・・・
杏ルートにて生来産まれてくるであろう、悠真と杏さんの子供も特異体質である可能性が・・・?

なお、一つの肉体をふたりで共有している為、エレオノーラさんが体を支配、行動する時もあるのですが
その時は死神の力が影響する為か、髪の毛が銀色に変化します
露出の激しい衣装も相まって、一発で変化がわかるので二人の見分け方は容易ですね

ちなみに、人間である杏さんですが、半分死神の血が流れている為、常人には持ち得ない能力を有していて
眼力で人間を金縛り状態にする
エレオノーラさんが刈り取った魂の記憶が自分の記憶として蓄積される
肉体が歳をとらなくなる
等といった能力を有しています

歳をとらない+他人の記憶の流入という組み合わせは想像を絶するものがありますね・・・
こういう不老ものってなんでいつも妙齢になってから成長が止まるんですかね・・・?

えー、杏さんの性格ですが、百年以上の時を生きて来た+数多の人間の人生を背負ってきたことを感じさせない程明るく活発で
古臭い言動もなければ、自分の人生を悲観するような陰鬱な言動、諦めの様な割り切った態度をとることはありません

可愛いものが大好きなため愛でるがあまり、「可愛がり」が「かわいがり」になり破壊を引き起こす(被害者。ぱんにゃのぬいぐるみ、ティナ)等困った一面はあるものの
一目ぼれしてしまった悠真の写真をこっそり拝借し、夜こっそり写真にキスをするかわいらしさや
死者の魂を一つ一つ大切にし、生前思い残したことがあれば代わりにその遺志を継ぎ成就させる優しさ
死神の仕事を結果的に押し付けてしまっていることによる罪悪感こそあれど、百年以上全く色あせないエレオノーラさんに対する家族並の慈しみなど
並みの人間以上に魅力的な感情をいくつも有していたりします

また、学園の生徒会長を務める時点で、能力が高いところも察せますし
100年以上の歳月を生きて来た+他人の記憶を有することもあり知識面でも優秀であることが伺えます
(それなりの腕前である、こなみさんを将棋で打ち負かすシーンは実は棋士の記憶を有していたからというものでした)

容姿、性格、能力どれをとっても一級品
流石死神、並の人間とは格が違った

なお、死神の魂であるエレオノーラさんですが明るく優しい杏さんとは違い
言動が攻撃的で高圧的。死神の鎌をチラつかせて悠真を脅すシーンもあったりで、杏さんとはかなり違った印象を受けますね・・・

・・・が、やはり杏さんと根っこが同じだけあって情に厚いところは一緒のようで
同じ死神であるティナの動向を気にかけ、死神として生きていくよう説得する(これはティナの生命に関わることの為)厳しさの裏に隠れた優しさや
杏さん同様百年以上全く色あせない杏さんに対する家族並の慈しみ等
杏さんのような魅力的な面を持っている良キャラだったりします

なおエレオノーラさんの杏さんに対する依存度は相当なもので
うっかり杏さんを怒らせてしまった際、杏さんからの数分の無視にすら耐えられず泣き声になってしまったり
露出的な格好も、杏さんから格好いいと誉められたことで、お気に入りの服装として好んで着ていたり
杏さんの言うことは、基本疑わず信じたりと割と子供です
ギャップ萌え侮り難し・・・いや、むしろいいッ!!

なお、エレオノーラさんですが、最終的に杏さん同様悠真に恋をします
どんだけ似た物同士なんだお前ら

と、そんな似たもの同士の二人ですが、前述の通り二人の仲は非常に良好で
本編でも杏さんはエレオノーラさんを気遣い、エレオノーラさんは杏さんを気遣うシーンが何度も出てきます

二人はきっとこんな感じで百年以上支えあって生きてきたのでしょうね・・・
杏さんが人としての心を失わず、ヒューベリオン等の一般的な死神と違い魂を大切にする気高い精神は
エレオノーラさんとの暖かい友情により護られて来たのかも知れませんね

というわけで、杏、エレオノーラ共々良キャラクター判定となりました
本作キャラクター全員当たりっぽいですね・・・

・・・杏さんの体質の説明+杏さんの説明+エレオノーラさんの説明という他キャラより圧倒的に濃い内容で
キャラ説明だけで二千文字を軽く超えてしまいましたね・・・
今回はシナリオについてはかなり短めでいきますかねぇ

そうしないと一万文字超えちゃう、ヤバイヤバイ

シナリオについて・・・
序盤はエレオノーラさんが初登場し、杏さんが死神であることが発覚。杏さんの人と死神としての生き様に心打たれた悠真が杏さんに恋する流れになります

えー、悠真宅にてニート恋の妖精をしているティナさんですが、本職は死神である為、死神の師匠であるエレオノーラさんがティナさんを連れ戻しに、浅葉家にやって来る流れになります
死神にとって魂とは生きていくことに欠かせない存在であり、その魂を刈っていないティナさんのことが心配で連れ戻しに来たみたいですね・・・

・・・が、その連れ戻し方が保護者の悠真に対し「ティナを渡せ、さもなくば殺す」という自分不器用ですから。では済まされない殺伐としたものだったので悠真と敵対
死神の鎌を持ち出し斬りかかろうとする流れになります。ティナさんのことが心配だったとは言えチンピラみたいな言動はどうかと思うの

えー、鎌を振り上げるエレオノーラさんですが、それを未然に防いだのがエレオノーラさんと同じ体を共有する杏さんでした
二人同時に目がさめている時は、体を支配する優先権は杏さんにあるようで、エレオノーラさんが斬りかかる直前で杏さんが覚醒、体の支配権を掌握することにより悠真を危機から救うことになりました・・・

・・・が、悠真の目の前でエレオノーラさんから杏さんに入れ替わるということをやってしまったため、杏さんが死神であることが発覚
杏さんは悠真に自身の生まれやエレオノーラの存在を話すことになるのでした・・・

その後、悠真は杏さんの体質の一つである「死者の魂の記憶を受け継ぐ」を知ることになるのですが
今亡き人間達の思いを一つ一つ大切にする姿を悠真は見ることになります

事故でなくなった前美颯学園生徒会長の「学園をより良くしたいしたい」という遺志を引き継ぎ学園業務に没頭し、清掃活動にも精を出す
美颯学園の制服になる予定だった服をデザインした美颯学園卒業生の誇りを尊重し、校則違反覚悟で、その制服を身にまとう
子供を残して旅立たなければならなかった親の胸が張り裂けんばかりの無念さを感じ、親のいない子が集う養護施設で住み込みで働く
等死者の想いを自分の意思で叶えるべく行動する気高い良き様は悠真を揺さぶるに値するものだったようで
悠真は杏さんを意識し始めるようになります

ヒューベリオン等一般の死神は、数え切れないほどの魂を一つ一つ背負っていたらきりがないというのが通常の考えらしいので
死神界でも異端の存在である事実も悠真にとって胸を打つものだったみたいですね

その後、悠真に出会った時点で淡い好意を持ち、死神であることを明かしても拒絶されなかったことで悠真への恋心を膨らませていた杏さんと
杏さんの生き様に胸打たれた悠真は、共にいる時間が長くなっていくのですが
そこでもお互いの今まで見えなかった面を認識することになり、相手への関心がますます増加、互いに惹かれあっていくことになります

悠真に至っては杏さんの前で笑顔が浮かべられるようになってきたほど、
杏さんもエレオノーラさんから「悠真に惚れているとしか見えん」と言われていますしこれは恋仲一歩手前ですね・・・

が、杏さん自分が死神という体質から、同じ時を生きられない悠真と恋仲になることの哀しさを知っていた為、悠真から距離をとるべく一緒に居る時間を減らすという行動にでます
残されるのは杏さんですからね・・・

しかしこの行動は裏目に出ることになってしまいます
杏さんと一緒に居られないことによる寂寥感を覚えたことにより、自分にとって杏先輩とはどういうものなのかを自分で考えた結果
自分が杏さんに恋をしていることを明確に自覚。悠真は告白しようという一大決心をします

そして翌日の放課後遂に告白しようと生徒会室に乗り込むと、そこに待っていたのは杏先輩・・・ではなくエレオノーラさんでした
エレオノーラといえば杏さんの家族並みの絆を持った存在。いわば「お義父さん」ポジション。娘を奪いに来た悪い虫に一喝するのか―

―と、思いきやエレオノーラさんから発せられたのは「お前は何をしている、さっさと行動しろ。これ以上杏を悩ませるなら私はお前を認めん」
という、逆に言えば「今言えば杏との交際を許す」という、まさかの交際許可宣言でした

エレオノーラさんは、「辛いことになるのは杏」という事を理解していた為、悠真との交際に否定的だったのですが
杏さんが悠真を当遠ざけたことによる寂しさから一睡もできなくなるほどの想いの深さを目の当たりにし
遂に、二人が恋仲になることを許したみたいですね・・・

親族(?)の許可を得た悠真を止めるものはもう何もありませんでした
エレオノーラと入れ替わった杏さんに対し両手を掴み
「先輩が好きです。俺と付き合ってください」と遂に告白します

杏さんは死神という体質から交際をしていいものか逡巡するものの
悠真の杏さんの本心を聞かせてほしい発言で、遂に想いが爆発
「すき・・・だいすき・・・」と杏さんからも悠真を慕う発言が出ることになりました

ここで遂に二人の思いが結実、
杏さんの「一日でも長く生きてほしい」という条件を悠真は心から受け入れ
二人は恋仲となるのでした・・・

序盤のクオリティの高さは流石ですね・・・

中盤は二人が順調に思いを育み遂に体を重ね・・・ようとするものの、エレオノーラさんから執拗な妨害を受けることになります

えー、無事恋仲になった二人ですが、その報告を仲間達にできず隠れて交際しようとする流れになります
なぜなら生徒会には「恋愛禁止」と掟があり、その言いだしっぺでもある杏さんがそれを破るのは流石に体裁が良くないですからね・・・

が、杏さんは、一緒に居られないだけで憔悴してしまうほど悠真のことを愛している為
人前でいちゃつけないことに不満を感じ始めることになります
「沢山の思い出がほしい」と言ったのに、恋の思い出作れないんじゃ不満も溜まるというものです

そして、相手は女殺しの悠真。女性受けの良さは半端ではない為、さまざまな女性が悠真と接触するのも、杏さんのとっては悩みの種となったようですね・・・

というわけで、拗ねてしまった杏さんのために悠真が一計を案じることになります
それは「先輩がいつものようにべたべたする時のノリで恋人としてのスキンシップをとれば怪しまれない」と言うものでした

なるほど、それは妙案・・・ですかねぇ・・・?
我慢させられた杏さんのスキンシップは相当激しくなりそうですが・・・

「よ~~し、よしよしよし!!」

・・・えー、案の定、杏さんのスキンシップはとっても激しいものでした・・・

校内の見回りが出来たご褒美という名目で、悠真を可愛がるのですが、
その可愛がり方が、ムツゴロウやチョコラータ並だったので、「いつも」とは乖離した状況に・・・
これは平常ではなく異常なんじゃないですかね・・・

・・・と、生徒会役員達も思ったようで「これは酷い」とドン引き
優秀な生徒会役員達は二人の関係が「いい関係」から遂に「恋人」にステップアップしたと瞬時に察知、夕莉さんが「恋愛禁止」の張り紙を撤去することになります

そして仲間達は、改めて悠真たちを祝福
二人は照れながらもそれを受け入れるのでした・・・

というわけで、恋人として周りから祝福された二人の前途に遮るものは何もなく
二人は順調に思いを育んでいくことになります

もともと活発な杏さんだけに「悠真は私のもの」宣言が飛び出し、雄真もまんざらでもない様子で浮け入れるなど
幸せいっぱいの二人

二人の思いの深さに比例して関係の進展もすこぶる順調で、遂に二人は体を重ねることになる・・・
と、思ったらそこで思わぬ妨害者が表れる事になりました

その妨害者とは、杏さんの運命共同体であるエレオノーラさんでした

エレオノーラさんは杏さんとの感覚も共有している為、杏さんの五感全てがエレオノーラさんにも伝わってしまうようですね・・・
なので、杏さんが性行為をするということは、エレオノーラさんも性行為をするということになるわけで・・・
正直好きでもない相手とセックスをするのは抵抗感凄いと思いますし、しかもそれが初めてじゃ・・・ねぇ・・・?

というわけで、派手な外見とは裏腹に純情なエレオノーラさんは、破廉恥行為は言語道断と二人が体を重ねることを妨害してくることになります
杏さんが鏡の前に立つとエレオノーラが映り現世に声を届けることが出来ることを利用して、鏡から「エロ禁止!!」と罵声を浴びせる
杏さんの頭の中で「エロ禁止!!」と罵声を浴びせるということに留まらず

ついには「杏さんが起きている時は、体の支配権は杏さんにある」という前提すらぶち破り、体を強制的にのっとりエロを強制中断させるという荒業まで披露します
生娘の一念世の理すら動かす。乙女の情熱恐るべし

・・・が、そんなエレオノーラさんも、杏さんを通して悠真と触れ続けることで悠真の本質を徐々に理解していくことになっていきます
その、誠実な人柄と杏さんへの想いが深いことを知ることになったエレオノーラさんは、悠真を憎からず思うようになっていき
ついには杏さんと悠真が性行為をすることを許可することになります

本家の死神ですら落とす、人間の形をしたものは全て惚れさせる悠真の女殺し能力恐るべし・・・
悠真の魔の手からは絶対に逃れられない!

というわけで一線を超えた、悠真と杏さん(とエレオノーラ)ですが
行為後、悠真と杏さんは恍惚としながらも言葉を交わす余力があったものの、エレオノーラさんは「真っ赤になって放心」(杏談)していて心ここにあらずだった模様
やだ・・・エレオノーラが可愛いじゃない・・・

終盤はエレオノーラのことを想い杏さんが現世から姿を消そうとする流れになります・・・
文字数がいよいよヤバイので悠真の過去についてはティナ編で書くことにしますんで簡潔に

えー、悠真との恋人関係を楽しむ杏さんですが、長い付き合いでエレオノーラさんの心の機微すら手に取るように分かる為
エレオノーラさんが悠真に恋をしていることに気づくことになります

それを察した杏さんは100年以上もの長い間、死神の仕事をエレオノーラさんにやってもらっていた恩を返すために
汚い事を全てエレオノーラさんに押し付けていた罪悪感から開放されたいために
エレオノーラさんと悠真の二人で幸せになってもらいたいと
体の全支配権をエレオノーラさんに譲渡。杏さん自身は深い眠りに入ってしまうことになります

杏さんの心遣いではあったものの、悠真や残されたエレオノーラさんはその事態に困惑

借金返済のために生命保険金目当てで嫁と子供を残し自殺する父親並のオナニーっぷりに納得いかない二人は何とか杏さんを叩き起こそうとするものの
自分の意思で石化した双子並に眠る意思が強い為、現実世界からの呼びかけでは目を覚まさない様子

そこで悠真がとった行動は「体から魂を切り離し杏さんの心の中に突入、直接魂に呼びかけ起こす」というものでした
が、その行為は下手したら悠真自身が死にかねない大変な危険な行為もの
ですが悠真は一切の躊躇なく杏さんの心に飛び込んでいく決心をしました。悠真の想いの深さが良く分かる名シーンでしたね・・・
いかん・・・男なのに自分も惚れそうですね・・・悠真の魔の手からは絶対に(以下略

というわけで、エレオノーラさんの力をかり杏さんの心に飛び込んだ悠真
そこで杏さんの過去を思いがけず覗いてしまい、自身の事故からの生還の顛末を知ってしまうことになります
(ここの詳しいところはティナ編にて書くことにします)

その後、記憶を覗かれたことに気づいた杏さんは遂に悠真の前に姿を現すことになります
ようやく杏さんに会えた悠真。悠真に会ってしまった杏さん

杏さんの信念的にはそのまま姿を現さないのが得策だと思うのですが、親友の最期の想いとその結晶である悠真が繋がった状況では声をかけずに入られなかったのかもしれないですね・・・

雄真の前に立った杏さん
悠真に「今は幸せですか?」と問いかけることに
悠真は「幸せです」と即答しました

・・・リィナさん良かったね・・・

が、悠真はその幸せのためには杏さんの存在が不可欠と訴え、現世に帰ってきてほしいと訴えることに
しかし、杏さんはエレオノーラと幸せな生活を送ってほしいと拒否
杏さんは悠真をフる為の言葉を投げかけようとします

が、それを良しとしないのが「杏には幸せになってもらいたい」を信念に生きるエレオノーラさんでした

エレオノーラさんは杏さんがいかに悠真を愛しているかを暴露。悠真と杏がよりを戻すべく力説します
杏さんは杏さんで、エレオノーラが悠真を愛していることを暴露。悠真とエレオノーラが恋仲になるよう力説します
いかに相手が悠真のことを想っているかを競うかのように暴露する二人。悠真が憎いですね

というわけで、壮絶な譲り合いを目の当たりにした悠真ですが謎な状況の思わず苦笑い
そして問題の根幹は二人が互いに本当に大切にしていることであることに気づくことになります

それに気づかない二人に悠真は問いかけました
「二人にとって幸せとは何なのか」と

二人は揃える様に「エレオノーラが、(杏が)幸せになること」と答えました
・・・今回の事件は二人の深すぎる絆が、引き起こしたものだったみたいですね・・・

というわけで、杏さんとエレオノーラさんはお互いの言うに言えなかった本心を曝け出すことで
互いの引け目が解消、今後は二人で幸せになろうと前向きに生きようとする結論に達することになりました

そのため、杏さんも幸せになるべく現実に帰還。三人揃ってもとの世界の帰るという最良の結末を迎えるのでした

エピローグについて・・・
悠真が杏さんと恋人になる時に誓った、一生傍らに居るという宣言を目に見える形で示すべく
悠真が杏さんの薬指に指輪をはめつつ、伴侶としてずっと傍に居てほしいと語りかけることになります

それを杏さんとエレオノーラさんが喜んで引き受けるという展開になります

死が三人を別つまでの沢山の想い出の一つが、飛び切り輝くであろう大切な想い出が刻まれました
時が経つにつれ、やがて三人が二人になるときが訪れても、きっと二人は前を向いて生きていく事でしょう
悠真の一生かけた想い出と、最愛のパートナーが傍にいるのだから・・・ね

えー、個人的には終盤の杏さんの暴走や、杏さんが悠真の写真にキスする程に一目惚れしていた事実に反して、ルート序盤にて悠真への想いに鈍感だったことに対する疑問
ヒューベリオンが欲しい時に姿を現す便利屋化など、細かい難点はあるものの

謎展開や、謎のぶち切れ、ばれて当たり前だよなぁ。な家庭内発情など強烈な展開がない上、
杏とエレオノーラの交流が心温まるものだったので、個人的にはかなりお気に入りのシナリオとなりました
悠真の命を省みない勇敢な行動もポイント高いですよ

ただ、杏さんの死神体質はそのままで、当初から劇中で危惧されていた、「互いの生きる時間の違い」は解決しないまま終了してしまうので人によっては納得いかないかもしれません
また、ティナルートは杏ルート後にしか出現しない為、ティナルートでは悠真の事故からの生還の話が「杏ルートでもう話したっしょ」と言わんばかりにあっさり片付けられている為
場合によってはティナルートへの踏み台として感じてしまうかもしれないですね・・・
ここいらは個人差が出そうなところですね・・・

エロシーンについて・・・
物語の展開上「おまけではなく本編にて3P」を行うという、私の苦手とする事態が勃発するんじゃないかとひやひやものでしたが、それは避けられました・・・
良かった、良かった・・・
と言いたいところですが、エレオノーラさんのフェラシーンは出てくるため、軽く萎えていたりはします

エレオノーラさんのエロシーンを出すなら、エレオノーラルートも作ってほしい気もしますが、展開上それは流石に無理か・・・
セックスはしないため、ぎりぎりセーフって所ですかね

ただ上記の通りエレオノーラさんとの挿入はないため、3P、ハーレム歓迎の方にとっても不完全燃焼だろうなぁ・・・とも思ったり

なお杏ルートには他キャラと違いエピローグにもう一回エロシーンがあったりします
事件が解決した後の余韻に浸れた状態で行われるこの手のエロシーンは、正に私の大好物とするものなので、こちらは素直に好印象
結果、エロシーンは総合的に満足といったところですね

えー、努力の結果。一万文字突破は回避できました(9800文字)
「シナリオについてはかなり短め」とはなんだったのか

ここまで読んでくれた方。本当にありがとうございました

杏さんについてはこんなところですね
それでは今回はこの辺で

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