フロスを出す時にきつかったり、かぶせ物や詰め物に引っかかってうまく出せない場合は、無理にひっぱったりせずに、一度フロスをポケットの方まで下げて、引っかかった歯面とは別の歯面に糸を沿でわせるようにして、前後に動かしながら(のこぎりのように)引き上げるとうまくだせます。『5倍速コントラ』無理に引っ張ってとろうとすると、詰め物がはずれてしまったり、糸が切れてしまう原因になります。
☆ 引っかかってどうしても取れない場合は、糸を切ってください。不適な段のある修復物は、再度作り直してください。内面は虫歯になっています。
☆ また、自分では痛みを感じないのに、出血したり、フロスに血液がついてきてしまうのは、歯肉に感染炎症があるためなので、一日一回のフロスではなく、その部分だけでも毎食後、3分以内のお手入れの時にフロスを通してお手入れすれば、その分早く歯肉の炎症はおさまります。
☆ただし、ポケット内でひっかかりがある場合には、ポケット内に歯石がついていることがほとんどなので除去してあげないと、歯肉の炎症は完全には回復しません。もし引っかかるところがあれば、ドクターまたは衛生士にご相談ください。使い始めて2ヶ月くらいで、歯肉が引き締まってきます。歯肉感染炎がなくなってから歯石除去すると、出血も痛みもしみる感じもなく、綺麗に取れます。診療所で歯石の除去を行います。 『ハンドピース』