町田の作業場に、きのこの生えたガラモンのキットがころがしてあります。
「来週の今頃には完成させてやるからまかせておけ、父ちゃんはやるときはやる男だ!」っぷりでお預かりしてから何ヶ月ほっちゃらかしたでしょうか。
やるときゃやるけど、めったにはやるときが来ないっちゅー事でそんなありさまだった訳ですが、何が気に入らなくてそれが来なかったのかと申しますと、この「怪獣人形」というよりも「オブジェ」って感じのアート臭です。
なんできのこが生えてんのか、とにかくまったく意味不明。
第一くっ付けるのがスバらしく面倒臭い。
しかし大勢の人が行列になって買い求め、あっという間の完売だったと聞けば「良さ」の解らない父ちゃんは馬鹿なのかと、心配になってきちゃって…、でもちっともいいと思えなかったので、組み立てだけ済ませて箱にもどして考えるのをやめてたんですが、先日ヨドバシカメラの鉄道模型売り場でこいつを発見!
銀行の建物のおもちゃです。
「ウルトラQ」っぽさ満点のアイテムです。
そしたらひらめきましたね、キノコはジュランなんだとゆうことに…。
まぁ、原型師様に聞けば「ぜんぜん違うよ」と言われるかもしれませんが、父ちゃんだけが納得できればいい事にして、塗装開始。
こうしてみれば大人向けの「ウルトラQ」みたいで、「きのこガラモン」もいいですね。
さすがワンダーショウケース。
組み立ての途中で感じ続けた過剰なディティールに対する嫌悪感も、「臭いけど嗅ぎたい靴下の匂い」みたいな妙な味わいになってきました。
きのこガラモンワールドに捕まっちゃいそうな今日この頃です。
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