寅の子文庫の、とらのこ日記

本が読みたいけど本が読めない備忘録

ドンド焼きを見た。

2006年01月17日 01時16分49秒 | 生活手帳
近所の児童公園でどんど焼きを見た。
お碗と箸を持参してお団子が焼ける間、
子ども会のお母さんたちの真心の豚汁とお汁粉に舌鼓。

大切にしたい正月の風物詩~私よりひと回り年配のHさんの話によれば、伊豆市大仁付近、狩野川べりのドンド焼きはその昔、当日(十五日)の前から寝泊りできるような小屋を建て、子どもたちが交替で番(寝泊り)をしたそうです。火で賽の神を崇め、三叉路の辻の魔を払い、厄除けを兼ねた部落総出の祭り行事だったようです。今では子ども会のイベントのひとつとして無難にこなし、親御さんたちの相互扶助的親睦を温めているかのようです。

朝8時、点火の時刻になっても起きられない子どもたちがホラ、向こうから駈けてきますよ。



最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お団子ですか・・・・? (オンライン古書店つばくろ)
2006-01-17 11:35:09
 ドンド焼きに関して興味深く読ませていただきました。



 やはりこちらとは少々違うようですね。

「お団子」を焼くのですか?

この辺ではお餅です。



 そちらの朝はそんなに冷え込まないのでしょうね・・・。

こちらでは朝の最低気温マイナス九℃という中、決行しました。(苦笑)



 この一年、体に気をつけてお互いがんばりましょう。
返信する
とんど焼き (ともしび洞主人)
2006-01-17 11:54:47
こんにちは。

神戸では「とんど焼き」と言っていたように思います。子供達が書いたお習字の半紙を燃やして、字がうまくなるようにと願います。お団子やお餅等の食べ物は焼きません。子供は、食べ物を焼く方が楽しみがあっていいでしょうね。
返信する
え、お餅焼かないんですか? (オンライン古書店つばくろ)
2006-01-18 05:02:17
本当に各地で違うものなんですね。

書初めのお習字を焼くのはこちらでもある風習です。

昔は寝ずの番をする子供も居たそうです。

・・・・近隣の地区の子供に夜襲をかけられるのを防ぐために・・・



昔の子供は活動的ですね。
返信する
とんど (えいちゃん)
2006-01-18 11:20:25
西日本は「とんど」でしょうね。

周りに酒を入れた竹筒さして、燗をして飲むところもあります。

最近は、燃えかすが周りに飛ぶので苦情もありますね。



子どもの頃、一般に焚き火をすることを「とんどをする」と言っていました。

焚き火、あまり見なくなくなりました。
返信する
♪とんど、とんど、とんど、回って回って回って回るぅ~う~ (ともしび洞主人)
2006-01-18 12:21:59
私が記憶している「とんど」は、当時通っていた小学校の行事として校庭で行ったものなので、学校行事だから団子やお餅を焼かなかったのかも知れません。もち、お酒も。

返信する
ふるさとの伝承や風習を守りたい。 (寅の子文庫)
2006-01-18 13:25:33
みなさん、貴重なお話承りました、有難うございます。寅の子文庫店主、不覚にもインフルエンザA型に感染し、今まで休んでおりました。どうやらこどもが保育所でうつされたのを添い寝の看病で貰ったようです。



どんど焼きでミニ座談会に花が咲いて、何とも嬉しい限りです。私のところでは今でも各地区(昔はと言っていました)ごとに子ども会が主体で公園や狩野川の河川敷等で盛大に行われています。各家からお飾り、しめ縄、だるま、書きぞめやら持参して火にくべます。中心の孟宗竹が倒れたら、めいめい持ち寄った矢だけ(2mぐらい)の先にお団子をつけアルミホイルで巻いた団子(風のサムロとも言います)をくべて焼けるのを待ちます。その間に子ども会のお母さんたちで作ってくれた豚汁とおしるこを食べるのです。



どんど焼きの火は神聖なものでこの火にあたると風邪を引かないとかかまどや囲炉裏があった頃は火種を大事に持ち帰ったようにも聞いています。

こどもと汗がでるくらい火に当ってきたのですが、インフルエンザになってしまいました・・・
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。