上海雑技団と娘に泣けた

先週、上海に行った。
娘が「上海雑技団」のチケットを取り「一緒に行こう！」とプレゼントしてくれた。最前列の正面の席。「これは高かったでしょ？」と尋ねた記憶があるけど、何となくスルー。あまり気にせず楽しんだ。

本当に楽しかった！
凄いよ、凄い！観てよかった～！
身体の柔らかさ、美しさ。そしてバイクのアクロバットとか。もうスリル満点！構成も素晴らしい～！そして、みんなイケメン＆美しい～！元気出た～！！

で、帰国してしばらくしてから、私のリュックから半券が出てきた。700元。ん？目を疑う。あれあれ。彼女ひと月600元くらいで暮らしているんじゃなかったっけ？そう、家計簿つけながら、主に自炊、外食は1食15元程度。え？そんな娘がこのチケットを2枚買ったの？？？

私には信じられない金額だった。
私が送ってあげられる学費や生活費はギリギリな感じ。
勉強して、アルバイトして。
キツキツの生活をしている娘が、2人で1400元を払うなんて！

泣けたー。
何ヶ月分ものアルバイト代が無くなっちゃったね。
けど、ありがとう。

娘に言った。
母は、あなたが観せてくれた中国雑技団、死んでも忘れない。
葬式の時にも、棺桶の中で思い出してるから！
ありがとう。楽しかったよう～、って言ってるからね。
本当に、ありがとう。

【写真】
これが、今さら気付いた高額チケットさ！遅い～。

藍染めくらし
有限会社E-スタヂオ