ほんとに爽やかな季節です
先日 旭川の
国際染色美術館で
アーミッシュ展を見て来ました
アーミッシュは キリスト教の一派で
電気を使わずに暮らしている人たちです
アメリカの大学時代 同じ寮に
一人だけ アーミッシュの女性がいました
看護士さんをめざして
アーミッシュには珍しく大学に来ていました。
記憶する限り 髪を切ったことがないと言っていたのが
とても印象的で 質素な服装に
髪はボンネットに包みこんで暮らしていました
髪は、先細り状態で、膝の裏までありました
引きずったらどうするの？
なんて不躾な質問をしたのですが
やはり髪の毛にも負担がかかるのか
その長さよりは長くならないと言っていました
そんなことを思い出しながら
興味深く 写真や展示品を眺めていると
シンプルで使いやすそうなキッチンで
少女がアップルパイを焼いている写真がありました
以来 久しぶりにアップルパイを焼きたくなって
しかも おふくろの味的な アメリカンな
素朴なアップルパイを焼きました。
高校生の頃から焼いてきた
そのままのレシピで…
フランスの 4層構造の リンゴのタルトと比べると
ホントに素人の領域…
確かにフランス仕込みのタルトはゴージャスで
複雑に 4層がからんで 美味しい
でも、 やはり私は 自分的おふくろの味の
このアップルパイにバニラアイスを添えて
食べるのが一番好き
今回使った レシピ
小麦粉 １９０ｇ
バター １１０ｇ
冷水 大さじ ３
ボールに小麦粉を入れ 冷たいバターを小さく切って
指先で 混ぜる
冷水を加えてひとまとめにしてラップに包み
冷蔵庫で寝かす（必ず寝かしましょう… 寝る子は育つ
）
りんごは好みの甘さに煮る
紅玉が好ましいけれど
なかなか入手できなかったりする
酸味が足りない時はレモン果汁を加える
私は 焼き菓子を作った時の
バニラビーンズの鞘を保存しておいて
リンゴを煮る時に使っています
結構 種が残っているものです
休めておいた生地をのばして
タルト皿に敷き、リンゴを入れる
上にも 生地をのせて しっかりと閉じたら
180度のオーブンで きれいな焼き色がつくまで焼く
生地もフランス流とでは全然異なる
こちらのほうが ずっと扱いやすい
これから リンゴの美味しい季節になります
簡単ですから お試しあれ…
追記 １０/２０
遅ればせながら アップルパイの断面の映像です
今回は 半端使いのクリームがあったので
クリーム添え
でも、 ホントはまだ温かい時に
バニラアイスを添えるのが私の好み…