愛、麗しくみちる夢

おだやか
たゆやか

わたしらしく
あるがままに

殺してとあなたは乞うた

2021-02-07 21:42:46 | 日記とか
こういう系は好きです。

前世の話が大好きです。

私の中ではいっぱい前世のパターンがあるんですけれど

まずはマーズが戦いの戦士として、世界の秩序を守り、時としては命と引き換えに銀水晶を破壊する程の力を使う秩序の番人であると言う設定。
これはめちゃくちゃ好みです。「あなたを殺すのは私しかいない」という小説があるのですが、その小説に採用されています。

コロニスの妹として生まれたという設定も好きです。このパターンは、結構、あると思います。同じく非常に強い力を与えられている、という設定ですね。コロニスはかつて、ネプチューンたちとクイーンを守る戦士として仕えたことがあった、っていうネタ。
コロニス×ネプチューンの小説もありましたね。きっとマーズとは違う穏やかで柔らかい人だったと思います。

そして今回の小説ですが、元になったものは、クイーンと身体の関係のあるマーズというネタがありました。
それはですね、ネプチューンがクイーンの命令で、マーズにセックスを教える。そしてその教えられたことを、クイーンに奉仕するという
(3Pではないよ)なんとも歪な関係の話でした。これをちゃんと形にしたいと思って書き始めて、それだったら、ネプチューンもマーズも共にクイーンに弄ばれてしまえばいいと思っていたのですが、ふたを開けたらこれですよ。
誰にも何もコメントももらえなかったので、あ、受け入れられていないなということはわかっていますが。

誰とも恋愛感情に発展していないのは、クイーンセレニティがほとんど主役みたいになっていたからですね。
マーズはそもそも愛がわからない。これが大前提なんです。
ネプチューンは愛を伝えても伝わらずに、身体を傷つけられて失意のまま孤独な場所に突き落とされているし、
ヴィーナスは正義の名において、与えられた使命を全うし、そして、それが過ちだったと気づいたときはもう、この世界が崩壊してもいいと思っている。

でも、一番可哀想なのは、兄に自殺されたヴィーナスかな、と思いますよ。クイーンは、愛能う限りネプチューンに守られていたけれど、きっとネプチューンに助けて欲しかったんだと思います。孤高の中で望まれることは自分が存在することではなく、子供を産むことなのだと。
誰もが、与えられた使命を全うしようとして、そのせいで互いの愛についてわかり合おうとしないから、こういうことになるんですね。

まぁ、だからヴィーナスは生まれたセレニティに自由恋愛を与え、そして世界は終わるわけですね。
世界を破滅に導いたのはヴィーナスとマーズだし、ただただ、ネプチューンは可哀想なままフェイドアウトしました。。。

もうちょっとかなり深く設定を掘り下げるべきだったと反省していますが、何分、病み上がりで勢いだけで書いたので。

身体を切り刻み、愛を求めたクイーンが転生しないのは、犯した罪を償うためだと思います。
 




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。