愛、麗しくみちる夢

おだやか
たゆやか

わたしらしく
あるがままに

ヒマワリ

2021-05-12 20:01:43 | 小説の解説
相当、何度も書き直して書き直して書き直して、書き直したものになりました。

とにかく、もう書き上げることを目標としてやっつけてしまった感じもあるのですが、
長年、夢を食べる「バク」の話を書こうと思っていたので、それが消化できたことは良かったと思います。

シオンという男性をもっと深く掘り下げて書こうかと悩みました。
没小説ではまだ書ききらずにいたのですが、もっとみちるとのシーンを入れることも考えていました。

第1に考えたのは、みちるとレイ、2人とも夢に引きずり込まれるという設定でした。
みちるは、シオンと大きな屋敷に住み、婚約をして、順調に幸せになる夢を見ながら、そこにダンダン違和感を覚え始め、これは夢だと気が付き
夢の中でSEXに誘うシオンを殺し、レイを探し続ける。
同じ時間軸で、夢がリンクしていたレイは、突然目の前に現れた女性(みちる)が、これは夢だと言いながら、自分の腕を取るので、そのことに恐怖すら覚えて、、、、みたいなストーリーを考えていました。

初めから、レイがこれはすべて夢なのだと知り、弓を放つと言うことだけは決まっていましたが、そこまでどうやって持って行くか
本当に、何度も書き直していますの……

だから、没シーンでは、レイがみちるをバクから庇ったせいで、2人揃って夢に落ちるということで、と思ってみたのですが、
これってどうなんだろうと想い、やめました。

そして、レイちゃんが思いつめて暴走するのも、これは付き合って3年目の話なので、もう少し大人の対応ができる子だろうと想い。
設定をすべて作り直す羽目になりましたよ。えぇ。

乃亜ちゃんはすっかりレギュラー入りしていますが、みちるとの関係は良好だと思います。
とてもみちるのことを可愛がっているんじゃないでしょうか。


とまぁ、お互いに、お互いの過去にこだわらないタイプなので、レイはさらりとシオンのことをみちるの過去と捉え
それでも、元カレだからということではなく、やっぱり、みちるさんがかつて愛して人で、それはみちるさんの大事な人だから
その人のために自分ができることを探そうとするという、レイの清らかな魂をもっと丁寧に書けたらよかったと思います。

愛する人が大事にしていたものは、レイにとって大事にするべきもの。
その精神があるから、レイは必死になれたし。みちるはそう言うレイのことが好きなんですよ。

あと
レイの見た夢は、そもそも父親がそんな人間じゃないという根本的な問題もあるんですよね。。。

ヒマワリというタイトルにしたのですが、もとは「愛のすべて」というタイトルを付けて書き始めました。
でも、藍のすべてってこれは全てじゃないなって。

ママの想い出は新しく作ることは出来ないけれど、今のレイには家族がいて、帰る家がたくさんあって
その庭では、いつでもヒマワリは咲いていて、命はずっと続いていくものだと思って。
その、巡る季節の中の1つの風景として、タイトルをヒマワリにしました。
葉月さんは夏に生まれて夏に死にました。8月に生まれて葉月。
レイにとって、生と死を感じながら、咲く花の美しさに心を洗われながら、枯れ行く季節を見守りながら、それでもまた、新しい種を拾って命を繋いでいく季節なんですよ。

色々考えながら書く割に、いまいち、文章が上手くならないもので。


お読みいただきまして、ありがとうございました。

あと、どうでもいいでしょうけれど、ガルパンを見ていない人は
さっさとガルパンを見て、聖グロという学校のことを少々学んで。
ダッサム小説を全部読みに来て下さい。

なぜって?
自分でも、めっちゃいいと思う小説を書きまくっているからですよ。
戦車道っていうものと、学生艦(アニメでは学園艦って言われている)と言うもの。
そう言う基本的なワードが何を意味するかがわかれば、あとはもう、全部、小説の中で大体詳しく説明しながら書いていますので

さらっとガルパンのアニメと映画を見て、是非、ダッサム小説読んでください。
寮がある高校生活の中で、同級生と恋したり、喧嘩したり、上級生と恋したり、そういうの書きまくってます。
出てくる登場人物の半分以上はオリジナルキャラクターですが、、、、なんだったら、全部オリジナルキャラで構成された小説もあります。
セラムンと違って、ガルパンの聖グロは公式設定がほとんどないので、すきかって書いています

宣伝は終わりです。

マシュマロ、感想、いつもありがとうございます。
ガルパンはいいぞ。










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