ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

梅柄をお試しの伸子張り

2015-01-24 11:01:04 | 着物・古布

 

色がおちるかな、染はダイジョブかな、折れ線は消えるかな…のお試しです。

先日の羽織の「衿」のみ。羽織は前がカットしてあるので、端縫いもたくさんになって面倒…。

はい、要するにめんどくさがりなもんで…いずれやらにゃ…。

とりあえず、色落ち、少しですが、水が黄色くなりました。元々淡い色ですから気を付けないとですね。

さすが手描きで「柄部分」は問題なし。ただ、やっぱりひろげて見ないとの「あららこんなところが」の

わずかな汚れはありました。目立たないし、縫えば中に入るところです。

全く縮みませんでしたし、これは全部「本格洗い張り」で、やっぱりカタチにしたいですね。

 

それにしても、このところお天気が良くなく、晴れれば風、そして今日は朝から曇りで寒い~っ!

今朝ゴミ捨てにいったら、裏のお宅のお嬢さんに会いました。ママと一緒に御稽古ごと…かな!

真っ赤な手袋しているので「あったかそうだねぇ」と言ったら、私の割烹着の袖口が上に上がっているのを見て、

「おばちゃん、おててでてるからだよぉ」というので「よしっおばちゃんも中入れちゃおう」と、

割烹着の袖口をひっぱって手までかぶせました。すると「おばちゃんオバケみたーい」…。

子供の発想って面白いですね。「寒いからこのまま、おばけで帰るねぇ」とバイバイしました。

あと10日ほどで立春ですが、寒さはこれから、インフルのピークもこれからですね。

 

昨夜、テレビの画面がかなり汚れていたので、専用のスプレーを出して拭こうと思ったら…

あらら、こりゃ写真とりたいわ…で、スプレーほっぽりだして、カメラ出しました。

朝丘雪路さんです。あーテレビ画面のホコリまでしっかり写ってるー。

 

        

 

結局このショットしか取れなかったので、わかりづらいですが

濃い青と白の大きな市松柄の、これは作務衣ともんぺなんです。

左側に写っているのは中村雅俊さん。

なにやら刑事ドラマで、中村さんは奥さんと子供を無くして一人暮らし。

朝丘さんは、その亡くなった奥さんの母親…という設定らしかったです。

一人暮らしになったお婿さんを心配して、信州の田舎から「野菜担いで世話しに来た」…。

この市松作務衣で東京に出てきて、掃除洗濯をこなしているところです。

いやぁ「信州の田舎のおばちゃん」という設定からしてムリがあると思いますが、

そこはそれ、テレビドラマっちゅうことで…いや、とてもとてもステキでした。

割烹着は白ではなく柄物のジミーーなもので、雰囲気出してますが、

あねさかぶりが、またハデ…ワタシ並のおばさんなら、ここは「○○酒店」かなんかですね。

それでも、田舎から出てきて、家事全般をこなすシャキシャキおばさんのイメージ、

さすが女優さんです。

 

これを作りたいと、以前からいくつか候補の古着などは出してあるのですが、

ついつい「作業着みたいなものだから、汚れが気にならないもの」などと思って選んでました。

これを見て「いや、うんとハデなので作ってみよう」と、またまた思い直し!

働き着なんだから「遊ばなくちゃ」…ってヘンなこじつけですが。

そういえば、母は普段の家の中では木綿の絣モンペも穿きましたが、

上はいつもきれいな色のセーターなどで、上下揃えることはありませんでした。

私が野良着みたいに、もんぺと作務衣のセットで着れば…という話をしたら、

「あんまりえぇ思い出、ないしな」と言いましたっけ。

上下揃ったセットは、どうしても戦時中のイメージだったのでしょうね。あぁそうかと思いました。

幸いにもそんな悲しい思い出のない私です。大いに華やかな柄で、楽しみたいと思います。

そのためには…作らにゃ着れんのだよってば…ですが。


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4 コメント

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Unknown (女々)
2015-01-24 18:14:49
ほぼ毎日雪かきです(泣)
北海道ですし 仕方有りません!
生まれも北海道 つまり 道産子なのですが…雪の少ない地域でした(最近は降雪量も多いようですが…)
ヤフオク 友人の旦那さんがやっていて 以前から 一応 お願いはしているのですが…なかなか こちらのタイミングと…
節分の準備もしなければ…
「おさんどん」は 私の少し下の職員は わからなかったですね…認知症の80過ぎの 利用者さんが 若い職員に 一生懸命 教えてくださってましたが…よくわからなかったよ~と 話していました
Unknown (とんぼ)
2015-01-24 18:52:53
女々様

雪国の方は、ほんっとうに大変だと思います。
毎年ですからねぇ。
都会には都会の雪の悩みで、
道路の真ん中は、車が通りはじめると
早く解けてくれますから、
道路の雪を自分ちの玄関横などに寄せる…
逆に解けはじめたら、少しずつ自分ちの雪を
車におしつぶしてもらうべく、ぐしゃぐしゃのを
道路に撒く…。
去年のように、大雪二回続いたら、
それでは消しきれない雪を運ぶ先がない…。
いつまでも雪で真っ白でその上を歩くとか
車で走るということがないので、
道に雪は残すな!です。
ほんっと降ってるときはきれいだけど、
あとを考えると…です。今年はまだ積もるほど
ふってないんですよ。ありがたいです。

おさんどん、もはや死語になりつつありますねぇ。
こんにちは (cox)
2015-01-25 21:58:10
お久しぶりです。

私は20年くらい前から着物の上に紺の上下の作務衣を着て作業したり運転したりしているんですが、上を羽織らないもんぺ姿ってなんとなく落ち着かない気がします。慣れなのかしら?

今回のお話を読んで、下のサイトを思い出しました↓
http://higunoor.blog89.fc2.com/blog-entry-700.html

朱色の作務衣も可愛いですね。
Unknown (とんぼ)
2015-01-26 17:11:44
cox様

こちらこそお久しぶりです。

私も上を着ないもんぺって、おなか周りの太いのが目立つ…
という、すんごい理由から、抵抗あります。ははは。
もんぺでハイキング、いいですね。
もんぺだと、階段とか全然気にせず
ドタドタ行けますしね。
作務衣、つくりたーい、です。

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