自著の小説・詩の紹介(巨人戦)

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高木徳一の小説の執筆状況と3作目の『縁人の病気ソング』(東野圭吾作品の書評)(矢切りの渡し、葛西神社

2010-12-03 21:43:14 | 小説

 今日は。お元気ですか。

 今朝の東京葛飾区の上空は、二層の雲。上層が白雲。下層が雨雲の急速な流れで時々土砂降り。

1.政治・経済

  やっと補正予算が通り、経済活性化に向け、ゴウ! 最近、閣僚級の失言が目立ち過ぎ。長年の領土問題、北方四島、尖閣諸島、竹島では関係省庁を含め、知恵を絞って最善の解決策を。韓国と北朝鮮の休戦状態を終戦にするには、六カ国協議の主導が重要。これまでのしがらみも多々ありましょうが、お互いに譲歩の精神で。

  経済は、大企業から少しは明るさが見えてきたとか。ボーナスも上昇気味とか。1ドル84円前後で、日経平均も1万円を超え日が多くなった。米国の景気もなんとか回復しつつあるとか。インドは8%前後の高い伸び率で、中国もしかり。中国では外国企業の優遇策を廃止で、外資は中国内企業との競争になり、中国政府は今度は国内企業に便宜を与えそう。

欧州は、アイルランドの財政破綻に端を発し、ギリシャ、ハンガリー、ポルトガル、スペインと怪しくなっているそうだ。他山の石とし、財政、経済の強固な舵取りを現政権にお願いしますよ。

2.社会

  裁判員制度が導入されたばかりで、求刑、判決に関する記事を多く目にします。誰かが裁判員に選ばれるのですから、知識の普及は重要ですね。今は、歌舞伎俳優市川海老蔵君暴行被害事件が連日報道されています。真相は?またまた子供の犠牲者が記事に載り、心が痛いですね。いくらお産一時金や子供手当てで支援しても、虐待、いじめ、恨みなどで子供が犠牲になってはムダ金です。その対策にも出費すべき。例えば、親・子供へのカウンセラーの人数増加など。教育者の研修充実など。

3.医療

  癌治療には、抗癌剤、X線、手術の3大治療法がありますね。抗癌剤には、癌細胞殺作用剤、免疫増強剤、癌細胞への血流減少剤があります。最近の遺伝子レベルの研究では、遺伝子にヒストン分子が付加したり、癌抑制遺伝子がメチル化すると癌化するとのこと。それらを防止する治療薬が米国で使用中。日本にも許可申請中の由。十年前、二十年前と格段に違って、早期発見すれば癌は治癒する病気となりましたよ。従って、通常の定期健診はもとより、保険の利く血液中の癌マーカーを検査したり、頭痛や耳鳴りの際には頭部MRIを。勿論、2年に1度位は人間ドックで全身をくまなくチェックするのはベストですね。

4.スポーツ

  アジア大会で福島千里選手が百と2百米走で2冠、リレーで銅メダル、天晴れの一語に尽きます。テレビで練習場面を見たが科学的なきつい訓練をしている。同じ訓練でも伸びない人もいるが。

大相撲は12勝1敗同士の白鵬と豊ノ島の優勝決定戦になったが、力量の差が現れ、横綱が5連覇、17回目の優勝に輝き、前頭9枚目の豊ノ島は敢闘賞と技能賞。殊勲賞の前頭筆頭稀勢の里は10勝5敗で三役返り咲き確実だから、今後は期待を裏切るなよ!

現在の話題はゴルフですか。石川遼選手は最近不調気味で賞金王は無理らしいですね。でも、上位で凄い稼ぎですね。池田勇太選手が頑張っています。フィギュアースケートの浅田真央選手も不調だが、安藤美姫選手は絶好調でロシア大会で優勝した。

プロ野球は契約更改シーズンで選手は一喜一憂ですね。

5.東野圭吾作『手紙』の書評

 1)この作品の初出は2001年7月1日から2002年10月27日の毎日新聞日曜版連載です。 確か、最後の方を新聞で読んだ記憶がありました。

 2)内容は、殺人犯と弟の手紙の遣り取りを通して、弟の挫折、希望、挫折の繰り返しを描き、兄弟愛とは、犯罪家族の境遇とはを世間に問うています。

 3)一読して、難しい表現はなくすらすら読み進めました。

 4)場面転換が早く、次の行からA地点からB地点に飛んでます、次から次へとエピソードが快速電車の如く走り抜けて行きました。私の処女出版作『炎に死す』で、編集長から場面転換が急であり、移行期を丁寧にとコメントされたことを思い出しました。

 5)母子家庭で兄が高校を中退し、優秀な弟を大学に進学させたいために日夜働くというのは世間でよく聞くパターンですね。しかしある事情から殺人を犯してしまう兄、その原因が自分にあると悩む弟。加害者の苦悩を描く作品は読みましたが、その家族の苦悩を読んだ経験はありませんでしたので、己の境遇と照らし合わせながら新鮮な気持ちで物語を時には涙しながら読みました。

 6)米国では、個人主義のため犯罪者と家族は別と考え、一族には累を及ぼさないと聞いていますが。日本は家族主義が残り、昔から言われている『村八分』がありますね。これが犯罪の抑止力になっているきらいもあります。どちらが良いか一概には言えません。難しい問題です。今正に裁判員制度が始まったばかりです。一般人が犯罪とは、刑罰とはを考える機会が増え、犯罪者心理を知り、犯罪に暴走する心を抑える力が養えれば良いですね。

 東野氏は海賊版が出る恐れがあるので、電子本を毛嫌いし、新作『白銀ジャック』を大判ではなく、いきなり文庫本にし、数週間で100万部の売り上げと。恐れ入ります。

6.矢切りの渡し、葛西神社の写真

  柴又帝釈天裏の矢切の渡しと酉の市開催の葛西神社の写真を下記サイトに添付しましたので、ご鑑賞下さいね。

http://blog.kuruten.jp/tokuichit/143752(写真を選んでクリックし、拡大をクリックすれば大画像に)

7.小説の執筆状況

  仮題『天国と巣箱』は、現在400字詰め原稿用紙換算で70枚を終え、後30枚です。クライマックスにきました。

8.『縁人の病気ソング(死因不明)』の3作目

      初対面の初化粧(高校2年次頃、七五調 一. 静かに眠る     紅の女  白菊香る       棺の中   病に倒れ       若きまま   初めて会った     この僕は   本家の従兄の    真似をして ただ神妙に      手を合わす 二. 親戚付き合い     デビューせよ  父の一言        背に受けて    学生服の        高校生     銀輪回し         汗が出る   田園地帯         のどかなる  三. 着いた先は       大農家    入り口横に        竹やぶが  従兄の母の       実家だと  母の実家の       本家とも  入り組んでる       間柄  従兄の従姉        主人公