M8級 相模トラフで別型地震か

2012-05-31 17:36:09 | 報道
南関東太平洋側の相模トラフ沿いで、従来の想定とは異なる過程でマグニチュード8級の巨大地震が発生する可能性があることが30日、地震予知連絡会(事務局・国土地理院)への報告で分かった。

 相模トラフ沿いの地震は、陸側の北米プレート(岩板)にフィリピン海プレートが沈み込んで発生する。千葉県・房総半島西部から東京湾、神奈川県三浦半島などにまたがる震源域で発生するタイプ(周期200~400年)と、同領域に房総半島沖を加えたより広い震源域で起きるタイプ(平均周期2300年)の二つが考えられてきた。

 ただ、プレート境界の滑り量を詳細に調べると、房総沖は1回の地震で60~80メートルも滑る計算になったが、過去の津波はこの滑り量から来る規模よりはるかに小さく、整合性が取れないという。一方、房総沖だけで滑る巨大地震を仮定すると矛盾が解決した。


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