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百人斬り裁判本多勝一側勝訴

2005年08月23日 | この国のゆくえ
詳細はわかりませんが、百人斬り裁判勝訴 のニュースが入ってきました。
判決文を読まないと法廷の判断は良くわかりませんが、原告側の請求は全て棄却されたそうです。

判決の内容によっては例の沖縄戦の名誉毀損裁判にも良い影響が出るかもしれませんね(^.^)
東史郎裁判もやり直しだーー。

百人斬り裁判とは何の事だ?とおわかりにならない方は
http://web.sfc.keio.ac.jp/~gaou/jijitu/
をご覧下さい。
こう言う裁判は戦争犯罪や日本の戦争を正当化しようとする連中の常套手段なんです。ただ、百人斬りの被告本多勝一氏の場合は、その事実関係そのものがはっきりとはしなくても「そう言う報道が為された。」としてその事実検証を行っているだけですので勝訴の可能性は高かったし、原告にとっては正にやぶへびともいえる【新資料】の発見などがあったわけですから勝訴を勝ち取れたのかもしれません。

「これを言うなら自由主義史観一派を攻撃する側も同じじゃないか、慰安婦問題で著者を名誉毀損で訴えている。」と考える方もおられるかもしれませんが、これは明らかに違うのです。「元慰安婦の証言は嘘だ」「偽者だ」と言う東中野らの主張が根拠薄弱で名誉毀損に当たるのです。法廷ではこうした場合は「否定論」は通用しないのです。
それが「嘘であること」「偽者であること」を立証しなくてはならないのです。