第95回：こらザビエル、何シャンプーハットしてんねん

京都市右京区嵯峨清滝深谷町５

さて、どこでしょう？

土曜日は京都での会議が終った後、まだ明るい3時半頃から飲み会がありました。
2時間の席でありましたが、いつもはゆっくり飲むtodayもペース配分を誤り、
この時の芋焼酎ロック6杯が後で考えると致命傷となり、2次会の京都駅八条口の
店ではさすがに4杯しか飲めず8時半頃に解散となりました。

ここまでは良かったが、JRで帰るつもりが何を思ったのか（歩く距離が短いほうを選択？
たこやき屋に寄り道するつもり？）京都バスに乗って帰りました。
バスに乗る頃にはもう余力が残っておらず（眠たい、腹一杯、もう一滴も飲めない）
睡魔が襲ってくるのには勝てず、遠くで聞こえるアナウンスや人の声、
気が付くと太秦東口のアナウンス、（もうぼちぼち降りなければ。。。）

ここからの記憶がない。
「お客さん、お客さん・・・・」
はっと気が付くと真っ暗なところでバスから降ろされる。
「50円足りませんけど、270円です。」
『えらいすんまへんな。はい50円』
ピーーープシュ、ブ～～～～。
あ～～バス行ってもうた、まあええわ、どれどれ次のバスは・・・あらへんがな。
今のが最終やったんか。しかしここはどこや？　清滝？
え～～～～～～～～、えっ、え～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～。
寒ぅ～～～～、なんで半袖なんや、さむ～～～～～～。
何や？前のトンネル？？　幽霊スポットやないか、真っ暗けやないか。
こわ～～～～～～～～～～～～、う～わ、こわ～～～～～～～～～～～～～。

当然、人の気配はなく街灯はあるが静まり返った中に野良犬の遠吠え・川の流れる音・
虫の声・・・・・。前のトンネルはかすかにスモッグがかかってるかのようにかすんでいて
とてもトンネルの中を歩く気にはなれない。
3分くらいウロウロしたが寒いのと怖いのと両方で街灯のあるバス停へ戻った。
タクシーの電話番号を探すがのっていなく、UROKOに電話する事にした。
『もしもし、私ですが助けてください。京都バスで寝過ごして、今清滝におります。
　寒い～～～、怖い～～～～、死ぬ～～～～～』
「あほか、死ね。変死体で浮かび上がれ」
『まあ、そう言わずに助けてくださいな』
「飲んでるしな～～、無理やわ、明日の朝刊にのれ」
『またまた、笑わそ思て・・・・・・助けてくださいませ』

タクシー会社の電話番号を告げて、UROKOは電話を切ってしまった。
『あーもしもし、すんません、清滝まで1台お願いします。』
「ん～～、全て出払っていて何時になるかわかりません」
『うそつけ、こんなとこまで来るのがいやなんやろ。もうええわ、朝刊にのったる』

再び、UROKOに電話。
『断られた～～～～寒い～～～～怖い～～～早よして～～～死ぬ～～～』
しわのないツルツルの脳を保有しているUROKOなりに考えたらしく、
「て○よに電話してみるわ、相互タクシーに確か知り合いがいるはずや」

5分後に見知らぬ携帯番号から電話が入った。
『7杯目の芋焼酎がききまして、今ここに至った次第です』
「そんな事はどうでもええので（これホンマに言わはった）場所を教えてください」

30分後、タクシーが到着、無事家に帰れました。
家では助かった事、怖かった事、寒かった事を理由に子供・嫁の足に抱きつき、
子供はじっとしていたが、嫁は角度のよいひざをミゾオチに連打。
痛かったが助かって良かった。

「ブログのネタできてよかったやん、更新しなさい」
と言われて更新した次第です。