タイトル通りですが、派遣社員始めました。
初日、2日目と過ぎましたが…戸惑ってます。
気分は、小学のときに体験した「転入生」が陥る症状そのもの。
とはいっても、小学生と違って、仕事をこなすために雇われているわけで次々と来る仕事の内容を把握できずに戸惑っている、といったところなのですが。全体構造がまだアタマのなかにインプットされてないので、アウトプットも出来ず…みたいな感じなのかも。
そんな感じなので、正直なところ月曜からの勤務開始でなくて助かったかな、なんて思う。もし、そうであったなら最初の1週間は気が遠くなりそうで、神経が磨り減って出社するのが億劫になっていたような気もするし。(かくいう昨日は夢でうなされてた…)
それにしても、こうして初めて「派遣社員」という立場で働いてみると、やっぱり立ち位置が微妙なトコロにあるのだなぁ、と実感中。良くも悪くも。言うなれば、家はマイホームか、借家か?みたいなモノ(志向)にもひょっとしたら通ずるところがあるのかもしれない。
何となく、この立場にいると他の人たち以上に、見た目とか印象に凄まじく神経を使うような気がするのです。美醜の問題じゃなくて、いわゆる「第一印象の良さ」とでもいうか(普通でも重要視しますが、それ以上に)。あくまで私感だけども。相手はこちらを「派遣社員」というラベルを持った上での印象で把握するし、逆に自分は極めて客観的に勤務先を見るとでもいうか。
あと、やっぱり目的を持った上での派遣社員生活でないとズルズルと引きずられそうな気がする。何か目標があった上ででないと。かくいう自分もある目的を胸に秘めてたりする。それを実現するのに具体的に調べたりしなくては…。結婚願望も予定も全くない人間にとって、これから先の人生に必要なこと(とりわけお金)は把握してないと、ひもじいものになる。正直、お金は何でも変化させてしまうし。人間そのものを。お金がなければ、暮らしていけない。お金があっても少なければ、行動範囲が狭くなり、内向的になる。なんて、残酷なんだろ、資本主義社会って。だからといって、共産主義がいいわけでもないけど。
その後、家に帰宅し…
「どう?できそう、仕事?楽しい?」と尋ねられる。
私は、この質問が変でしょうがない。だって、「できるか、できないか」なんてことのレベルの問題じゃないのだ、今の自分にとって。
「できようが、できなかろうが、働く。そして、お金を稼ぐ…そのために仕事をするのだ。」
楽しいか?…については
正直、楽しさは感じない。ただ、一般企業が初めてなので、こんな仕事をしてるんだなー…と実感する。と同時に、自分はこういう仕事よりサービスとかの方が好きなのかもなぁ。ツライこともあるけど、色んな人間が見れるし、なかなか有益。そして、楽しい。
そんなことを思う、派遣社員生活の幕開け。
それにしても、日々悩むことが尽きないなぁ、と思う。
まず派遣会社へ登録しに行くこと(服装やスキルチェック、職務経歴)に悩み、ネット検索をかけ無事に過ごせたら、企業との顔合わせの服装と質問事項などに悩み、いざ派遣初日になれば、初日の服装に悩み、仕事を覚えるのが手一杯で、さらに派遣生活の行く末に悩む…。
その1つずつの悩みも過ぎ去ってしまうのはあっという間なのに、費やした悩み時間は莫大。でも、段々と揉まれて少しずつ進歩してるのかな。ピラミッドの底辺から螺旋を描きながら頂点を目指してるわけだけど、今はどの位置を彷徨しているんだろう、とふと考えてしまう。