最近のブログは面白くないそうです。確かに腕のいいコックと同じでプロはどんな材料でもそれなりに美味い料理に仕上げますが、我々素人はネタが尽きたらお終いです。中には文人・政治家気取りのブログもありますが、うっとりしているのは自分だけで他人は冷ややかです。面白くないものは続かないのが世の掟なので、そのうちサービスを止めてしまうのではないかと気がかりです。昭和20年代の元少年探偵団の我々にとってブログは痴呆対策としてだけでなく、今は偉くなってふんぞり返っている仲間や円満な人格者を装っている奴の「旧悪暴露装置」です。暴露とは例え「匿名」であっても、心当たりがある「本人」にとっては内心穏やかではありません。
「こいつ、大した怪我でもないのに大きく赤チンを塗って偽装してたのさ!」なんて思い出話ならみんなで笑えますが、日頃、下の者に「性根を据えて、粛々と事を運びなさい」なんて偉そうに訓示している奴が、「こいつはガキん時、追いかけられて泣きながらウンコを漏らしたのさ!」なんて暴露されたら立場がありません。本当はそんな昔の事なんかみんな忘れているのですが本人は「きっと憶えているに違いない」と言う思い込みと「ブログは沢山の人に見られている」と言う思い込みが合体して「いつバラされるか」と言う恐怖心が消えません。そんな優れたITのカラクリを駄目にしたくありません。そんな折、意外な追い風が吹きました。
最新の日本経済新聞の発表です。これによると現在の日本のブログ人口は1354万件だとか。勿論、この数字は大ウソです。一人で幾つもアドレスを持っている奴も、たった一度書いて脱落した人も合計されているからですが、この際そんな「偽装」は無視します。ブログ屋にとっても「国民の10人に1人がブログをやってます」と言うほうが商売になるからです。本当はブログの実体は10分の一程度であることを分析のプロであるブログ屋が知らない筈はありません。「書く事がない」「文章は苦手」「時間がない」「興味がない」人が殆どだからです。見るほうも半分義理で見ているのが実体です。しかし今回に限って何かと口うるさい老少年探偵団もこの偽装数字を支持します。当の本人がこんな数字を見て恐怖心を持続してくれる限り、地元に帰って美味いものにありつけるからです。「えっ!こんな事をブログに書いたら本人が見てるんじゃないか」って?少年探偵団はそんなドジはしません。このブログを知っているのはごく僅かで、我々の「標的」にはちゃんと「同窓会用ブログ」を別に用意してあります。そこには「今、あの人は」と言うテーマで「昔から活発で利口だった」なんて持ち上げています。
「こいつ、大した怪我でもないのに大きく赤チンを塗って偽装してたのさ!」なんて思い出話ならみんなで笑えますが、日頃、下の者に「性根を据えて、粛々と事を運びなさい」なんて偉そうに訓示している奴が、「こいつはガキん時、追いかけられて泣きながらウンコを漏らしたのさ!」なんて暴露されたら立場がありません。本当はそんな昔の事なんかみんな忘れているのですが本人は「きっと憶えているに違いない」と言う思い込みと「ブログは沢山の人に見られている」と言う思い込みが合体して「いつバラされるか」と言う恐怖心が消えません。そんな優れたITのカラクリを駄目にしたくありません。そんな折、意外な追い風が吹きました。
最新の日本経済新聞の発表です。これによると現在の日本のブログ人口は1354万件だとか。勿論、この数字は大ウソです。一人で幾つもアドレスを持っている奴も、たった一度書いて脱落した人も合計されているからですが、この際そんな「偽装」は無視します。ブログ屋にとっても「国民の10人に1人がブログをやってます」と言うほうが商売になるからです。本当はブログの実体は10分の一程度であることを分析のプロであるブログ屋が知らない筈はありません。「書く事がない」「文章は苦手」「時間がない」「興味がない」人が殆どだからです。見るほうも半分義理で見ているのが実体です。しかし今回に限って何かと口うるさい老少年探偵団もこの偽装数字を支持します。当の本人がこんな数字を見て恐怖心を持続してくれる限り、地元に帰って美味いものにありつけるからです。「えっ!こんな事をブログに書いたら本人が見てるんじゃないか」って?少年探偵団はそんなドジはしません。このブログを知っているのはごく僅かで、我々の「標的」にはちゃんと「同窓会用ブログ」を別に用意してあります。そこには「今、あの人は」と言うテーマで「昔から活発で利口だった」なんて持ち上げています。