TIME 不動産 

TIME(たいむ) -不動産- 東京都知事(2)第95122号 世田谷の當麻司法書士事務所の不動産部門!

「防災展」の消防職員の方からきいた家具転倒防止対策について

2016-03-14 10:48:19 | 不動産

 週末に新宿で「防災展」が開催されていました。

 建物にどのような耐震対策をすべきか、防災グッズとしてどのようなものをどのぐらい準備すればいいのか、地盤の液状化実験などなど関係者のブースがありました。

 

 そのひとつ、消防庁の耐震対策について。

家具転倒防止グッズについての実験では、金具とビスで壁と家具を固定する方法はかなりの効果がありますが、家具と天井の間に転倒防止用つっかえ棒をつける方法は少し効果が低いとのことです。

しかも、(たとえばベニヤをはってあるような)張物に固定しても地震のときにはベニヤごと壊れてしまうことも多いので、つっかえ棒は、打音で確認してせめてきちんとコンクリートなどの梁部分に、そしてなるべく家具の奥(壁より)に固定しましょう。

 

 つっかえ棒や免震シールの「震度7に耐える」という広告はそのまま鵜呑みにして安心してはいけないとのことです。

が、それでも、なにもしないよりはとりつけたほうが絶対によいので是非とりつけてほしいとのことでした。

金具とビスで家具を固定しない場合は、免震シールとつっかえ棒のダブル防止策がよいそうです。


耐震対策 家具転倒防止器具取付支援制度(世田谷区)

2016-03-11 15:04:44 | 不動産

 

 

 今日は東日本大震災から5年。区役所に行くと耐震や防災の情報が多数展示されていました。

もう一度耐震対策について見直すことも大切です。

 

ところで、世田谷区では次のいずれかに該当する世帯には以前から「家具転倒防止器具取付支援」の制度があります。(上限2万円)

 1 満65歳以上の方がいる

 2 身体障害者手帳(1級か2級のみ)の交付を受けている方がいる

 3 特殊疾病の医療費助成対象者がいる

 4 愛の手帳(1度か2度のみ)の交付を受けている方がいる

 5 精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方がいる

 6 被爆者健康手帳の交付を受けている方がいる

 7 要介護者(要介護状態区分が3か4か5のみ)の方がいる

 8 生活保護法による保護を受けている

特に1の65歳以上の世帯という項目はあてはまる世帯が多そうです。

素人が取り付けるより安心かも。

 

 支援申請書を提出

    ↓

 支援の決定通知書交付

    ↓

 家具転倒防止器具取付事業者 (区の委託業者) が見積調査

    ↓

 取付作業 (区の委託業者)

 

* 賃貸の方は、建物所有者の承諾書が必要です。


通知カードは再交付扱いになると面倒です

2016-03-07 10:23:31 | 日記

 

 マイナンバー制度の通知カードですが、郵便局での保管期間もすぎてかなりの数が区役所等に返戻されているようです。

 区役所、市役所で対応が少し違うようですが、区役所等では一定期間保管すると廃棄処分にするので原則的にはその後に通知カードを受け取りにいくと「再交付」扱いとなり、500円の手数料がかかります。

 再交付扱いになると、窓口での受取りはできなかったり、申し出から受取までに数週間かかったり、といろいろと不便なこともでてきます。

 

 ちなみに、世田谷区では3月31日までに受け取らないと再交付扱いになるとホームページに書いてあります。

まだ通知カードをお受け取りでない方は、お住まいの区役所、市役所の担当課にご確認ください。