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Check FlashでSDカードのエラーチェック

なぜか夏の暑い日と冬の寒い日に突然死するフラッシュメモリ。
USBタイプのメモリだったり、SDカードだったり。
今日もSNSでフォロワーを通して訃報を目にした。



私も過去に何度も経験がある。つい最近ではドライブレコーダーの記録媒体として使用していたMicro SDカードのエラー。ある日、運転中に遭遇したトラブルについて、帰宅後に動画で見直そうとした際、PCでMicro SDカードの動画を読み込みがうまく出来ず…。謎のエラーとデータ容量0kbが画面に表示されて愕然とし、藁にも縋る思いでWindowsのエラーチェックをしたが、時すでに遅し。修復不可能で動画が幻と化したのだ。

フラッシュメモリはその性質上から、比較的短命な消耗品として考えねばならない。特にSDカードはNAND型フラッシュメモリだ。最も長い寿命のSLCタイプですら書き込み回数が1万回で、大容量によく使われるTLCになると3000~5000回だ。さらに温度等、使用環境によっても寿命が変わる。だから寿命が予想しづらく、消耗品として割り切る必要がある。

今の主な趣味であるサイクルロードレースの撮影で、もし撮影した画像がうまく記録されていなかったとしたら…。そんなことを想像し、改めてSDカードをエラーチェックしてみた。

私が写真撮影でよく使用しているのは、SanDiskのExtreme 128GBである。2020年にカメラと同時に購入し、128GBの容量と公称150MB/sの十分な読み込み速度があるため、昨年2枚目を購入した。ちなみに2017年頃に以前のカメラ用にExtreme PROを買ったものの32GBの容量しかなく今は出番がない。一応、エラーチェックしてみる。


今回、Check Flashというフリーウェアを使用した。

Check Flash は、USB ストレージデバイスなどのフラッシュメモリーデバイスをテストするためのユーティリティ。エラーチェックを行うと同時にデバイスの読み書きの速度に関する情報も提供してくれる。

早速、結果である。

一つ目、読取147.83MB/s、書込93.95MB/s、エラーなし

二つ目、読取133.96MB/s、書込69.06MB/s、エラーなし


エラーが無いことはうれしい。ただし、読込・書込の速度が大きく異なる。
はたして個体差なのか、それとも劣化しはじめているのか…。
こんなことは初めてである。
公称速度より若干遅い結果だった二つ目は予備に回すとしよう。

エラーチェックを行ってよかったとプラスに考えて、
Amazonの初売りセールでSDカードをポチ。

 
あれ、新パッケージで公称180MB/sに変更されている。
ひょっとしたら、速度が出ていた一つ目はマイナーチェンジ後の物だったのかもしれない。


参考までにExtreme PROの結果。
読取201.06MB/s、書込193.69MB/s、エラーなし

速いが、それでも公称300MB/sには大きく届いていない。
SDカードリーダーはUHS-II規格に対応しているので、もうSDカードが寿命なのだろうか。


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