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spacevision

クランク沼にハマった

今年の富士ヒルクライムは大腿四頭筋や下腿三頭筋を使ったペダリングのせいで筋肉疲労、最終的にふくらはぎの攣りを引き起こしてしまった。結果的に去年と同じくらいのタイムでゴールしたけど、やっぱり目標タイム85分を切れなかったことはとても悔しい。

今年はフレームを交換したついでにクランク長を170から172.5mmに変えた。たった2.5mmの違いで、ふくらはぎが攣ってしまうくらいペダリングに影響があるのだろうか。それを裏付けるようなネタを探しながら、どっぷりとクランク沼にはまっていく・・・。

まずはこのブログが目についた。
http://buckeye.way-nifty.com/activities/2015/03/post-ff82.html
海外の大学の論文(ユタ大)を基にした最大パワーに対するクランク長の影響についての考察。

・市販されているクランク長(145~195mm)の範囲なら影響はごく小さい
・身長が高い人から低い人まで、全員に170mmを使わせても影響は0.5%

最大パワーという観点であれば、クランク長は何でもよいことになるらしい。でも、最大パワーが同じであっても、私が経験したような、クランク長を変えたことで使う筋肉も変化するなら、それは瞬間スプリントでなく、今回のようなヒルクライムやロングライドでの筋肉疲労に繋がり、タイムに大きな影響を及ぼすハズ。

そんなことを思いつつ、LIVESTRONG 9//26氏のブログを読む。
http://9-26.way-nifty.com/livestrong/2006/09/crank_length.html
http://9-26.way-nifty.com/livestrong/2006/10/crank_length2.html
http://9-26.way-nifty.com/livestrong/2009/01/crank-length3.html
クランク長は身長の10分の1理論にはじまり、クランク長を165~175mmまで使った実体験の話。
この人の検証結果によると、長いクランクはあちこちの筋肉を使うため、長いクランクで重い負荷を出すには、高度に発達した下肢が必要になるとのこと。逆に私のような下肢が発達していない人間にとっては、力の出ない範囲が大きくなってしまうだけであり、長いクランクだからテコの原理でトルクが上がるという単純な事ではないようだ。

やはり、大臀筋やハムストリングスを積極的に使った、スタミナのあるペダリングに近づくには、まずはクランク長を170mmに戻すことからやってみるのが良さそうだ。

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