私的気まぐれ今昔

身近な自然の移り変わりと鳥たちと時々孫と…

*コンパクトデジカメ画像スケッチ日記*

再会…前編(40~45年ぶり!)

2009-11-06 13:53:39 | スペッシャル(非日常)

よく晴れた11/4(水)のこと。
非日常の、tikotikoの一日をご一緒にどうぞ!

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久々電車に乗って故郷の地へ独りお忍びでお出かけです。
ちょうど良い快速電車に乗ってジャスト1時間。

車窓から長々とたなびく白い雲と青い空を撮りたくてむずむずしていたけれど
乗客の邪魔になるし、ガラス越しだし、うまくいかないと思って
ぐっと我慢の残り30分。

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いつぞやの中学校の同窓会に初めて出席したのがきっかけで、その際芋づる式で判明した、
高校時代の仲良しだった(家族ぐるみで)お友達家族の存在。
メールと電話でやり取りしていたけれど、何せ顔を見て話さねばどうにも始まらないと、
ちょうどこちらのおくんちとお母様の介護でやって来ているから、(東京から)
ぜひ出かけて来てという嬉しい電話を頂き、とるものもとりあえずといった感覚で
いそいそと心弾みながら、勇んで出かけたのでした。
落ち込んでいた私にはもったいない位の気分転換。

駅に着いたら、持っていったお花とともにお墓参りを済ませてから…。
待ち合わせたお宅の近くの郵便局前で逢った二人。
何とも言えない懐かしさ!
お互いの顔を見つめ合い、変わらないよねぇ~と。
細かった二人はさすがにお互い肥ったけれど、と言う感じで、おしゃべりしながらお家へ。

まず、これを第一段に!

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彼女が着ているのは(エプロンでよく見えないけど)古い法被を自分で仕立て直したもの。
柄行きの活かし方を工夫したというし、正絹だし素敵だったよ~!
良いものは大事に何かに役立てるというのは私時代の女のやること。

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正午ちょっと過ぎで、まだこの時は静かなもの。
Mちゃんとは40年ぶり、彼女の妹のAちゃんとは45年ぶりで、お互い抱きあって再会を喜びました。
おしゃべりに花が咲かない訳はありません。
しかし、歴史を超えた積もる話は2~3時間程度ではねぇ~。
またいつかおしゃべり会タイムチャンスが欲しいもの。
みんな一緒の写真も撮らなかったねぇ~。
確かNちゃんがデジカメでちょこっと撮ってくれたの、よく撮れてたら送ってね~!

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先ほどメールで確かめたところ、
この日本画家さんは佐賀県出身の立石春美(たていしはるよし)さんという方。
立石秀春さんという名前もネットで検索したら出てきたのでご兄弟かな?
二人とも伊東深水さんに師事して、春美さんは1994年85歳で亡くなっている。

後で、彼女たちの弟、法被姿のY君にも逢ったけど、昔の面影そのままで…。
昔からこのおくんちのためにヤマのある町の男の子たちは、
お休みもらって帰ってくるのよねぇ~。

ウチの母とも仲良しだったお母様は、昔も可愛い方だったけど、
そのまま綺麗にお歳を召して、足が多少ご不自由のようで、ちょっと痩せてらしたけど、
やっぱりとても可愛らしかった。
写真を撮りたかったけど、遠慮して…ちょっと残念だったな。

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まだお料理運びの合間にひとしきりおしゃべり後、
他の目的でちょっと外に出たので(そのことは後ほど)この後では…。

この時とばかりは無礼講で、引き子たちはよそのお宅(もちろん知り合いが多い)へ
上がり込んで、美味しいご馳走とお神酒を頂き、盛り上がるのです。

かつての私の昔の実家は、埋め立て地の新興町で(と言っても相当経っているのですけれどね)
その町の持ちヤマは無かったのです。
それでも父の会社の人たちが飲み食いにやって来るので、
祖母と母のお料理等の忙しさは大変でした。
私は子供心に、女はただの下働きで、男尊女卑的この「男の祭り」が
あまり好きではありませんでした。(勇壮明美でそのヤマたちは素晴らしいものですけれどね)
もともと人混みや、お酒臭いおっさんたち、騒がしさは苦手でしたから。

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玄関入口の立派な生け花。

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この地では、お盆やお正月よりも何よりも、
この時期一番の「おくんち」が最大イヴェントなのです。