春 望

国破れて山河在り、
城春にして草木深し。
時に感じては花にも泪をそそぎ、
別れを恨んでは鳥にも心を驚かす。

わが国は呆治国家?

2012年04月27日 21時49分43秒 | マスコミの報道を見て
最近のマスコミの報道を見ていると、呆れることがあまりに多いですな。

(1)年金運用を請け負っていた投資顧問会社の社長が運用報告書を偽造していたにもかかわらず「私は騙してない!」と開き直っている???

(2)無免許運転常習の19歳?の男が登校児童の列に突っ込んで死亡事故を起こしたが、通常の自動車事故過失致死しか問われない???

(3)小沢代議士が政治資金報告書に嘘を記載していたことを知っていたにもかかわらず無罪???

どれもこれも、『現在の法律に触れなきゃ良いんだろう!!』という世の中の風潮なのだろうか?

(1)は、論外な話だしこれで責任を問われないとしたら騙した方が勝ちということになる。
とんでもない話だが、どういう展開になるのか?

(2)は、事故発生時に本人に睡眠不足で意識がなかったから違法性の認識がなかったから?
日頃から無免許運転を繰り返し、寝なければ事故が発生する可能性が高い事が分からないはずは無いのではないですか?
なぜこのような判断になるのか私には理解が出来ませんね???

(3)は、小沢さんは政治資金規正法なるものが出来た時に採決した一人ではありませんでしたか?
裁判官の「記載しなかった事が違法だとの認識が無かった」という判断はどこから出てきたのか私には理解できないのですよ。
我々庶民の感覚とは異なるのでしょうかねえ?

どれを見ても、『知らぬ存ぜぬ!』で通せばすり抜けられるということなのでしょうかねえ?

まあ、小沢さんの裁判過程の報道や淺川社長の国会での答弁を見ていると弁護士から兎に角「知りませんでした!」と貫き通せと指示されているように思えてならないのですな。

世の中のお偉い方々が、こんな調子だと子供達はどのように捉えて行くのでしょうかねえ?