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アシナガバチの狩り

2017-07-13 21:22:55 | 昆虫/虫・その他生物
夕方、アシナガバチがベランダに来ました。

やばい! と思ったのはアゲハの幼虫のいるミカンの木の周りを飛んでいたから。

蜂の目が悪いのか、幼虫の擬態がうまいのか、すぐそばに幼虫がいるのに気づかない。

飛んでいるうちはまだいいが、木に止まって歩き始めたのでさらにやばい。


少し探ってはまた飛び、木に止まっては少し探る。
黄色い丸の中に幼虫がいるが気づかない。


幼虫はアシナガバチに気づいているのかいないのか。
殆どの幼虫はじっとしているが、一匹だけ葉の上ではなく幹を歩いているのもいる。

アシナガバチは下から上へ、そしてまた上から下へ。
一旦は気づかず通り過ぎたものの、またしても2匹の幼虫がいる木のてっぺん辺りに。


そしてついに、上の写真の赤丸の幼虫に気づいた。
さっと確保し反転。


もう何年も前だが、以前、アシナガバチがアゲハの終齢を狩った瞬間を見たことがある。
背後から噛みつかれた終齢は体をくねらせ、臭角を出して反撃するも効果なし。
アシナガバチは終齢の腹を何度も刺すとみるみる緑の体が変色し、あっさりかみ砕かれて肉団子。

今回はせいぜい2齢で、反撃もくそもなく、噛まれただけで致命傷を負ったのか体は動かない。
アシナガバチはこちらから何もしなければ攻撃してこないが、見られているのは気になったか、
すぐに木を離れて、柵に移動。


良くは見えませんでしたが、下ごしらえしているようでした。


これも見られるのが気になったのか移動して処理の続き。


この後は見ませんでした。
あの後また別の幼虫を狩りに来ていたら全滅だな、とか思いつつ、
先ほど確認してきましたが、件の木に5匹ほど残っていたので、
残りは助かったようです。

アシナガバチも巣を作り社会生活を営みますが、ミツバチほどの団体行動はしないようです。
残りの幼虫が助かった理由は分かりません。
いくつかの理由を推測してみました。
・もともとそういう性質
・場所をよく覚えていない
・暗くなってきたので本日は終業

なお、模様からはセグロアシナガバチと思われます。


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