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NPB、清宮幸太郎、プロ志望届提出へ

2017-09-22 15:13:00 | 野球
「プロ野球志望届を提出することに決めました」

ということなのでまだプロ志望届を出したわけではありませんが、
今年のドラフト会議の目玉になるだろうことは間違いないでしょう。

さて、ここでみんな知っているようで実はよく知らないプロ志望届。

私もいつまでに出せばいいのか、誰が出すのか、出さないとどうなるのか、
等々、知らないことばかりです。

過去にはプロ、アマ全体の野球界にいろいろ紆余曲折があって、
ドラフト会議のルールも変遷して現在に至っている。

ということですが、今更過去の経緯に云々してもしょうがないので、
今年の「新人選手選択会議」いわゆるドラフト会議の話に絞る。

まず、ドラフト対象者は、日本の中学、高校、大学、および日本高等学校野球連盟、
全日本大学野球連盟に加盟している学校または団体に在学、もしくは在学経験があり、
または日本国籍を有し、日本プロ野球(NPB)各球団と選手契約をしていない選手。

高野連、大野連(というのかどうかは知りませんが)に所属する選手については
各連盟から「プロ野球志望届の提出者として公示されている選手」についてのみ、
ドラフト会議で指名ができる。

「プロ志望届」の期限はドラフト会議の2週間前までとなっていて、
現在までに高校生52人、大学生32人が志望届を出していると公示されている。

細かいことを言うようだが、今年のドラフト会議は10/26なので2週間前は10/12。
12日までに届けを出せばいいのか、12日付で公示されている必要があるのか、
時刻はいつまでか、事務手続き上の時間はかかるのか、などは不明。

よく読むと、新人選手=ドラフト会議対象者とプロ志望届の対象者が違う。

例えば、どこかのサイトで言及していたが、仮に「サニブラウン・アキーム」が
プロ野球に進むとしてもプロ志望届を出す必要はない。

また、日本国籍を有し、例えば外国でプロアマ問わず野球をやっていた選手が、
日本プロ野球に入りたいとしても、届を出す必要はない。
但し、プロに所属していた場合はコミッショナーへの通知が必要らしい。

中学野球やリトルリーグ出身者でも高校大学時に高野連、大野連に所属しないチームの
選手であれば届は要らないことになる。

また、退学した選手、野球部が廃部になった場合なども届が不要になる。
というか、届が出せない。

逆に日本人でなくても、高校大学の野球連盟所属校または所属団体の野球選手は
届が必要となる。

届が必要な選手が期限までにプロ志望届を出さない場合は、進学または就職とみなされ、
一定期間ドラフトで指名できない。

ただ、これも例外があって、本人が退部したとか、野球部自体が廃部になったとか、
ドラフト対象になっても届が必要ないケースはあるようだ。

とまあ、「プロ志望届」一つとってもいろいろ複雑怪奇で、例外を事細かに追うと
訳が分からなくなるが、プロ志望届が必要なくてドラフトの話題になるような選手がいれば、
メディアが何で届が要らないのかとかいろいろ解説してくれるだろうから
こちらとしては余計な心配をしなくてもいいのかもしれない。

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