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映画「龍三と七人の子分たち」@109シネマズ木場

2015-05-12 22:49:53 | 映画感想
2015/5/5、109シネマズ木場、7番スクリーン。

中央通路直前のF列を選択。
予約時点はガラガラだったが、上映時はほぼ満席。
ざっと見る限り前方に空きはなく、いつもは空いている最前列の右端の席まで
埋まっていたのでびっくり。

**

藤達也、近藤正臣、中尾彬、品川徹、樋浦勉、伊藤幸純、吉沢健、小野寺昭、ビートたけし。



龍三(藤達也)は元やくざの親分。
今は息子(勝村正信)一家と同居しているが、何かにつけうっとうしがられている。
昔の兄弟分のマサ(近藤正臣)と飲みに行く約束をした。

そこに、息子を騙るオレオレ詐欺の電話がかかってきた。
龍三はまんまと引っかかり、金目のものを持っていくが、
受け子の田村(山崎樹範)龍三と現れたマサにビビって逃げてしまう。

龍三とマサは昔の仲間に会いたいと年賀状を頼りに仲間に集合を掛ける。

集まったのは、はばかりのモキチ(中尾彬)、ステッキのイチゾウ(樋浦勉)、
五寸釘のヒデ(伊東幸純)、カミソリのタカ(吉沢健)、早打ちマック(品川徹)。

盛り上がった7人は、前科を採点して龍三を組長、マサを若頭に「一龍会」を結成する。

家で飲んだくれた7人は帰ってきた息子に追い出されてしまう。

7人は行くところがなく、マサの住む団地に移動、シマ内の店に
みかじめ料を取り立てに行くが、小金で体よく追い払われてしまう。

その間、身障者を装い無理な取り立てをする徳永(下條アトム)に遭遇したり、
浄水器を取り付け、羽毛布団を売りつけようとする北条(矢島健一)に会ったり、
あこぎな京浜連合の代表の西(安田顕)と対立を深めていく。

龍三は息子の会社への抗議デモに関連してまたも京浜連合と揉め、
西は一龍会をつぶすための行動を起こす。

はたして、ジジイたちの運命は。

**

バカをまじめにやることによる面白さに加え、老人あるある満載。
セリフ回しのあちこち行くところもなかなか。

とは言いつつ、決して年寄りをバカにした映画ではないし、
一龍会の岡持ちなどの小ネタにも手抜かりがない。

オレオレ詐欺や悪徳商法等をすべて「京浜連合」の仕業にしたことで話が散漫にならず
「一龍会」との対立構造もシンプルになって判りやすく、テンポも良かった。

ビートたけしの部分がやや軽かったように思う。
ここは監督自らが出張るのではなく、松重豊、小日向文世などの
「アウトレイジ」メンバーを出したほうが面白かった気もしなくもない。



京浜連合のビルの受付嬢は一瞬、紗綾かと思ったが誰かは不明。
また、龍三の息子(勝村正信)の妻役は一瞬、
池谷のぶえ(「ソロモンの偽証」の浅井松子の母)かと思ったがこれも不明。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (Nakaji)
2015-06-28 20:34:00
こんにちは。

>バカをまじめにやることによる面白さに加え、老人あるある満載。

そうそう、老人あるあるって感じが笑ってしまいました。
話がシンプルでわかりやすかったですね。
返信する
Nakajiさんへ (KGR)
2015-06-28 22:42:18
同窓会ネタ、食堂での賭けネタ、文鳥ネタなど
本筋とあまり関係ないところでも
十分笑わせてもらいました。

刑事はビートたけしより、小日向文世の方が良かったかも
返信する

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