ドイツの仮装大賞が “欽ちゃんの仮装大賞作品” をモロパクリ!

2009年05月13日 | 国際
ドイツの仮装大賞が “欽ちゃんの仮装大賞作品” をモロパクリ!

『ミリオネア』や『サバイバー』など、世界中でオリジナル番組の版権を獲得し、他国で放送するというケースが増えてきた。版権がなくとも似たような番組は世界中にあるもので、ドイツの番組『マスカレイド』は日本でいうところの『欽ちゃんの仮装大賞』だ。その内容や流れは『欽ちゃんの仮装大賞』と同じく、審査員の前で仮装した一般人が仮装を披露し、審査員の評価が高ければ高いほど優勝に近づくというもの。

そんな『マスカレイド』に出場した一般人の仮装の内容が、『欽ちゃんの仮装大賞』で披露された仮装とまったく同じだったことが発覚した。かつて『欽ちゃんの仮装大賞』で披露された『ピンポン』と題された仮装は、あたかも映画『マトリックス』のように立体的にピンポンをしている様子を表現するというもの。この仮装は大きな話題となり、人気のある仮装のひとつとされている。

そんな立体的な『ピンポン』の芸を、ドイツ人のチームが『マスカレイド』で実演し、なんと、審査員から満点の評価を得たのだ。審査員が元祖『ピンポン』を知っていればこんなことにはならなかったのだろうが(放送以前の審査段階で落とされていたのだろうが)、ドイツ人のチームは最高得点で勝ち抜いてしまった。このことについて日本テレビにお話をうかがった。

「寝耳に水です。そのような番組があることも知りませんでした。なにより『ピンポン』は今回の(仮装大賞の)優勝者でもあるので、仮装を真似られているというのは、彼らにとっても悲しいことでしょう」とのこと。

実はこの『ピンポン』、ドイツだけでなくフランスでも数年前にパクられており、仮装をする番組ではけっこう知られている仮装のようである。どうしてドイツの番組がそれを知らなかったのかわからないが、仮装はオリジナルを考えてこそ楽しいものであり、パクったネタをそのまま披露して優勝しても嬉しさがそこに残るのだろうか? 疑問である。

ちなみに、『YouTube』には数多くの『ピンポン』の動画が掲載されており、ちょっとくやしいのが「日本にも『ピンポン』の仮装しているヤツがいるぜ!」と紹介されていることである。元祖はこっちなのに……と、小一時間問い詰めたい。
http://getnews.jp/archives/13583



ドイツ版
Mascerade Ping Pong Matrix
http://www.youtube.com/watch?v=rimJqsjomKQ

フランス版
Kad et Olivier-XSWIPE Matrixpong
http://www.youtube.com/watch?v=86qzG9GEcvQ

日本版(元祖)
Matrix pingpong play on masquerade japan
http://www.youtube.com/watch?v=VJO1mYMQPRE



80 :名無しさん@九周年:2009/05/15(金) 13:10:47 ID:9V9JEvxM0
この辺は、オリジナルなのか?

Mascerade Das tanzende Madche
 ttp://www.youtube.com/watch?v=1nm5Kfy2nsc


333 :名無しさん@九周年:2009/05/15(金) 14:29:39 ID:9CGUwr6P0
ドイツ在住の人のブログ
http://tvhuette.exblog.jp/10159130/

ピンポン以外にもネタをパクリまくってるみたいだね。

せめてイタリアみたいに権利を買って、
その上で、日本の出演者とも交渉をし、
ドイツでの番組開始にあたり、
どのようなものが求められているのかを示すために、
劇団員にしこめばよかったのに。


530 :名無しさん@九周年:2009/05/15(金) 15:23:34 ID:YHJqQ1j30
wikiの仮装大賞は英語版もあるのなw
で、wikiによるとフランスのは日テレの協力があったらしい。
あとペットショップボーイズがこんなプロも作ってた
意味分からんがw
http://www.youtube.com/watch?v=GjyY7oi4EGw

wiki より
英国のポップス・アーティストペット・ショップ・ボーイズが2003年に発表した『Flamboyant』のプロモーション・ビデオにおいて、
この番組の映像が随所にフィーチャーされている。

フランスでは2006年、日本テレビの指導と協力を受け、現地オリジナルバージョンの『仮装大賞』が制作された。



603 :名無しさん@九周年:2009/05/15(金) 15:57:11 ID:EMA5oiOf0
ていうか番組まるまるだろこれ
part1
http://www.youtube.com/watch?v=034l0EfW4sU
part2
http://www.youtube.com/watch?v=DdJ6UNlLL4c
part3
http://www.youtube.com/watch?v=J_Cy0Vgg13E
part4
http://www.youtube.com/watch?v=MHB9t1qRktA





708 :名無しさん@九周年:2009/05/15(金) 16:52:38 ID:YHJqQ1j30
まとめがあったので、まとめてみた。

仮装大賞で有名な梶原比出樹氏の作品を集めてみる 2008年5月7日更新
http://katsuhirotani.blog65.fc2.com/blog-entry-335.html

MAtrix Ping Pong
http://www.youtube.com/watch?v=-dcmDscwEcI
    ↓
これがきっかけでペプシからオーファー
    ↓
Pepsi matrix
http://www.youtube.com/watch?v=YgtG5UTZ3jo
    ↓ 空手バージョンで出場
Kung fu matrix(仁義なき空手道場)
http://www.youtube.com/watch?v=Bdap3T0AhX8

PV制作に協力
Scissor Sisters - She's My Man
http://www.youtube.com/watch?v=MjNLAG6bKno
    ↓ 演出に逆再生を追加して出場
The reason she got mad at me
http://www.youtube.com/watch?v=UhDdZWUQngs

Japanese Human Art - Why Is My Girlfriend Mad
http://www.youtube.com/watch?v=TjfTM90DhAg

『Scissor SistersのPVに梶原氏(仮装大賞”ピンポン”や”僕の彼女が怒った理由”の作者)はスーパーバイザーとして参加しています。(雑誌、コマーシャルフォト4月号より)』
http://jumbuck.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/78_1aee.html



852 :名無しさん@九周年:2009/05/15(金) 18:27:43 ID:Orv2Sbd90
リメイク版「脳カベ」、米ゴールデンタイムに殴りこみ
http://www.varietyjapan.com/news/drama/2k1u7d00000a3b1a.html

TBSの「SASUKE」が全米で高視聴率をマーク
http://www.varietyjapan.com/news/tv/u3eqp3000003qrrv.html

世界市場での注目つづく日本のバラエティ番組
テレビ東京「ミリオン家族」の海外セールス契約を締結
http://www.varietyjapan.com/news/tv/2k1u7d00000de0bq.html

「欽ちゃんの仮装大賞」アメリカでリメイク
http://www.varietyjapan.com/news/tv/2k1u7d000002cpas.html

米英で日本のバラエティ番組の権利争奪戦始まる
ウィリアム・モリス・エージェンシーがテレビ朝日と代理販売で合意
http://www.varietyjapan.com/news/movie_dom/2k1u7d00000cikkc.html

米ABC“日本のゲームショー”が世界的テレビ賞制す
http://axn.co.jp/variety/20090507005.html



30 Years History of Kasou Taishou
http://www.youtube.com/watch?v=xltzzfmNI1Y#t=5m30s


【CM】「欽ちゃんの仮装大賞」ペプシCMで世界放送へ 「ピンポン」アイデアを採用
http://news6.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1083354824/

「仮装大賞」ペプシCMで世界放送へ 第69回優勝作「ピンポン」アイデアを採用
日テレ系「新!仮装大賞」の優勝作のアイデアが欧州など11か国で放送されるペプシ・コーラのCMに起用されることが30日、分かった。過去4度の優勝経験を持つ会社員(32)の昨年の優勝作「ピンポン」で、米映画「マトリックス」さながらの動きを2人の出演者と5人の黒子がアナログな手法で見せるもの。この会社員は、過去の仮装大賞優勝作が英デュオ「ペット・ショップ・ボーイズ」の新曲ビデオに取り上げられたばかり。世界的企業から抜てきを受けたCMは5月中旬から放送される。

作者・梶原さん「信じられない」
「仮装?」がまた世界に認められた。今度はペプシ・コーラのCMだ。昨年7月、英CM制作会社が優勝作品の動画を掲載している日テレのホームページ(http://www.ntv.co.jp/kasoh)を見て、メールを送ってきたのがきっかけだった。
 「ピンポン」は歴代優勝作の中でも傑作中の傑作と評判の作品。ピンポンでラリーを続ける2人。それがだんだんエスカレート。舞台が突然、転換し、縦向きの構図になり、今度は上から。はたまたスローモーションやハイジャンプで静止するなど「マトリックス」のSFXのような動きを5人の黒子だけで見事に操っていくというもの。英CM制作会社はこのアイデアを借りて、ペプシ・コーラの争奪戦をやりたいので、この振り付けを監督してほしいと申し出。米大手スポーツメーカーからも同様のオファーが届いた。
 
梶原さんは「信じられない」と第一声。仮装大賞には毎回、会社の仲間と参加しているそうで、「やりたいけど、仕事を休んで、仲間を集められるかな」と悩んだが、番組スタッフの「こんな機会はめったにない」という言葉に押されて受けたという。
 CMは30秒、90秒のバージョンに編集され、5月中旬から英国、フランス、豪州など11か国で放送される予定で、米国、日本でも放送を検討中。「仮装?」はアジアを中心に販売されているが、欧州からもラブコールがあり、さらに“仮装”は世界に広がりそうだ。

ソース(全文)
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/apr/o20040430_20.htm






ドイツ紙ツッコミ「我々は中国人か?」ーTVのパクリで
5月8日16時20分配信サーチナ
 環球時報、新華社などによると、7日付のドイツ紙「ターゲスシュピーゲル」が、「我々は中国人だ」と題する論説記事を掲載し、自国で英国のドラマを安直に模倣した番組が制作されていることを批判した。在独中国系住民からは、反発の声が出た。

 記事は安直に英国ドラマを模倣することを批判し、「これでは、我々はまるで中国人だ。大量生産をし、目的を達成するための唯一の手段が“パクリ”であるとは」などと論じた。

 環球時報などによると、中国系住民の間では、同記事に対する反発が出ている。中国系住民のひとりは「中国人を色眼鏡で見ないでほしい。中国と中国人に対する偏見を減らすために、中国を訪れて中国に対する全面的な理解を深めてほしい」と語ったという。

 中国メディアは、ターゲスシュピーゲルの記事の問題を「“中国人”が、ドイツでは“パクリ”の代名詞になった」などの見出しで伝えた。

 ターゲスシュピーゲルは月曜日から金曜日まで発行されている日刊紙。部数は1日平均14万部程度と少ないが、世論をリードする高級紙として知られる。(編集担当:如月隼人)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090508-00000163-scn-int










米、初出馬で理事国当選 国連人権理

国連総会は12日、国連人権理事会の一部改選を実施し、2006年の同理事会発足以来初めて立候補した米国が理事国に当選した。ブッシュ前政権は「選出基準が甘く、人権侵害国でも当選できる」と批判し出馬を見送っていた。人権重視を掲げるオバマ政権は「理事会内部から改革を目指す」(米のライス国連大使)との方針に転換した。

理事会は機能不全に陥った旧人権委員会を改組、格上げする形で創設。理事国は47カ国。今回はうち18カ国を改選した。任期は3年。当選には加盟国の過半数にあたる97票が必要だが、米国は167票を獲得した。

オバマ大統領は先月、ブッシュ前政権がテロ容疑者への「水責め」尋問を容認していたことを公表。「拷問は間違いだ」として禁止するなど、国内外で人権重視の姿勢を鮮明にしている。米国の理事会入りで「理事会の機能が強化される」(国連外交筋)との見方も出ている。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090513AT2M1300N13052009.html

極左集団が背後で暗躍する国連の人権委員会






ローマ法王、西岸の分離壁を批判 
2009.5.14 20:03
 【カイロ=村上大介】中東のキリスト教聖地巡礼中のローマ法王ベネディクト16世は14日、イエス・キリストが少年時代を過ごした現イスラエル北部のナザレを訪問した。法王は同日、イスラエルのネタニヤフ首相とも会談する。
 法王は13日、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ベツレヘムを訪問し、近郊のアイダ・パレスチナ難民キャンプに足を運んだ。イスラエルが西岸に建設している「分離壁」の実態には衝撃を受けた様子で、同行したアッバス自治政府議長に「壁はあなた方の土地を侵犯し、隣人同士を隔て、家族を離れ離れにさせている」と語るなど、何度も分離壁に言及した。
 イスラエルは、パレスチナ過激派による自爆テロ阻止を理由に2002年に壁の建設を開始。イスラエル領内でのテロの発生は減ったが、分離壁はパレスチナ側の集落や農地まで容赦なく分断し、住民の生活に著しい影響を及ぼしていると批判されている。
 法王は「壁は永遠には存在しない」と語り、「まず、われわれの心に自分自身が築いた壁を取り除く必要がある」と強調した。
 法王は15日には、エルサレム旧市街の聖墳墓教会を訪れ、巡礼の旅を終える。

http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090514/mds0905142007004-n1.htm





パレスチナの主権「支持」 ローマ法王 ベツレヘム訪問 
2009.5.14 01:14
12日、エルサレムにあるユダヤ教徒の聖地「嘆きの壁」の前で手を組んで祈るローマ法王(AP)
 【カイロ=村上大介】中東のキリスト教聖地を巡礼しているローマ法王ベネディクト16世は13日、イエス・キリスト生誕の地とされるヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ベツレヘムを訪れた。法王は歓迎式典で、パレスチナ国家樹立への支持とパレスチナ人の苦境への「連帯」を表明するとともに、若者に対して「暴力」を拒否するよう訴えた。法王は12日、エルサレム旧市街のユダヤ、イスラム教聖地を訪れたが、イスラエルでは、ドイツ人である法王からナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)について明確な「謝罪」がなかったと不満を表明する声が出ている。
 ■ガザ封鎖解除を訴え
 法王はベツレヘム中心部で約5000人の住民らを前に、「パレスチナ人が国際的に承認された境界内で隣人と平和的に暮らす、主権のある故郷(国)を持つ権利を支持している」と述べ、イスラエルとパレスチナの2国家共存案の実現に向けて、国際社会にも「影響力行使」を求めた。
 法王はまた、昨年12月末からのイスラエル軍によるガザ地区大攻撃の犠牲者に「深い同情」を表明し、ガザ封鎖解除を求める一方、「生命の損失や破壊を前にして敵意や恨みを募らせてはならない。暴力やテロへの誘惑を拒む勇気を持ち、あなた方の経験を、平和への決意を新たにする糧としよう」と訴えた。
 法王はミサを執り行った後、ベツレヘム郊外のパレスチナ難民キャンプを訪問。アッバス自治政府議長とも会談する。

 ■加害者ナチス言及せず
 一方、イスラエル側では、ドイツ人の法王がエルサレム入りした11日に訪れたヤドバシェム(ホロコースト記念館)や12日に訪れたユダヤ教聖地「嘆きの壁」で、ホロコーストに「謝罪」しなかったことへの失望や反発の声が出た。
 法王は記念館の演説で反ユダヤ主義を戒め、ホロコースト犠牲者に「深い追悼の意」を表明したが、記念館館長やリブリン国会議長が相次いで、「加害者のナチス・ドイツに言及しなかった」「法王はナチスの青少年組織に所属し、(ホロコーストの)責任を負う一人だったのに、歴史学者や傍観者のような発言をした」と厳しく批判。一部の有力紙も冷ややかな論調の社説を掲載した。
 ベネディクト16世自身、法王就任前の1996年、回想録の中で、神学生としてナチス青少年組織に登録されたことを認めており、法王庁報道官は「意思に反したものであり、彼の人生の中で特別の意味を持たない」と反論。宗教間対話を進めるユダヤ教指導者からは、法王が枢機卿時代の94年に実現したイスラエルと法王庁の歴史的な外交関係樹立の協議の中心人物だったことを指摘し、「批判者は実態を知らない」と擁護する声もある。
 法王は今年1月、「600万人」というホロコーストの犠牲者数を疑問視した英国人司教の破門を取り消し、ユダヤ人団体の非難を浴びた。ヤドバシェムが、第二次大戦中に法王庁がホロコーストに気づきながら阻止しなかったとする展示を行ったこともあり、双方の関係はぎくしゃくし、今回の聖地巡礼では、ユダヤ人社会との関係修復に注目が集まっていた。

http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090514/mds0905140121001-n1.htm

ナチス組織所属認める 法王庁報道官








アウシュビッツ:補修基金設立 独は1億3000万円 英仏も支援

13日、明らかになったアウシュビッツ強制収容所跡の建物・廃虚群の大規模改修のための基金(1億2000万ユーロ)設置計画には、ポーランド政府のほか、「加害国」ドイツをはじめ、欧州連合(EU)諸国が、出資を表明している。個人からの寄付も表明されており、ポーランド政府はさらなる協力を呼びかける構えだ。

ポーランド国立アウシュビッツ博物館側は先月、基金の受け皿となる財団を設立した。発起人で収容所生き残りのバルトシェフスキ元ポーランド外相は設立会見で、「(ナチスが)消し去ろうとした歴史を、忘却の危機から救おうとしている。私たち生存者に残された時間は少ない」と話した。

この財団などによると、ドイツが100万ユーロ(約1億3000万円)の支援を誓約。英仏やチェコなども協力する見込み。

これまでは、ポーランド政府が維持費を全面的に負担してきた。基金は、これに代わって10年末までに設置、翌年から運用益で保存事業を開始する予定。

一方、博物館のピューロ保存修復部長は13日、ビルケナウ収容所跡の、立ち入り禁止となった建物の内部を毎日新聞に公開した。

女性専用だった居住棟の粗雑な打ち抜き床は波打ち、壁には大きな亀裂が走り、天井の一部は欠落している。建物は、湿地帯に基礎工事もないまま突貫工事で建設された。現在、排水設備の整備が緊急課題だ。

部長によると、建築専門家は建て直しを勧告した。しかし「当時のまま、本物を展示する」ことを目標に、現状を維持するための補強策を検討している。

部長は「ここの修復・保存が最大の優先課題だ」と説明。収容者が描いたとみられる壁画を示し「貴重な資料だが、見学者の安全を考え、立ち入り禁止にせざるを得ない」と話す。

http://mainichi.jp/select/world/news/20090514ddm007030083000c.html


ハイパーインフレ時のドイツに実際に滞在していた、鈴木メソード創立者の鈴木鎮一が1960年に出版した「歩いて来た道」(音楽之友社刊)より。

 この頃のことを知っている者として、私は、後年ヒットラーが、ユダヤ人追放の悪政をやらざるを得なかったいっそう大きな原因が、そこに内在するのではないかと感ずるのです。
 一国の建物の大半と土地と工場や株なぞがユダヤ人や他の外人の所有となってしまった国----
しかもそれがインフレという経済事情の弱味につけこんで、二束三文で所有権が他に移されてしまった場合----ドイツ国民は働けども働けどもいつまでたっても、ユダヤ人や外国人の利潤のために働くだけということになるわけです。これをどうしたらよいのか・・・・。
 この永遠の悪循環をなんとかして打開する以外には、ドイツ民族の救われる道はないーーヒットラーの悲劇は、ここに始まっているのではないかと私は思っています。また第二次世界大戦がどうしても避けることができなかった原因の一つは、すでにこの第一次大戦のあのインフレと、それに乗じられて、二束三文でドイツの財産が外国人やユダヤ人の手に握られてしまったということがその一つの原因として数えあげなければならないと私は思うのです。



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