「琉球取り戻せ」 菅首相“沖縄独立”発言を中国ネット絶賛

2010年10月20日 | 支那朝鮮関連
「琉球取り戻せ」 菅首相“沖縄独立”発言を中国ネット絶賛
2010.10.19 21:12
デモ行進をする中国の若者の手には、「解放沖縄」の文字が躍るゲートフラッグ(ロイター)

 中国の大規模反日デモは18日で3日連続の発生となったが、なんと成都市のデモでは「収回琉球、解放沖縄」と大書した赤い横断幕が登場した。「琉球を取り戻し、沖縄を解放しよう」との意味で、かつて中国の属国だった琉球を独立させ、沖縄本島を支配下に組み入れようというのだ。その下地になっているのが、菅直人首相(64)が昨年9月に行った「沖縄は独立すればいい」との売国発言。中国のネット上では「菅氏はいいことを言う」ともちきりだ。(夕刊フジ)

 中国湖北省武漢市で18日午後、若者らの大規模な反日デモが発生。目撃者の証言などによると、約2000人が参加した。これで中国での反日デモは3日連続となった。

 こうした中、問題のスローガンが登場したのは、「イトーヨーカドー」など市内の日系店舗が破壊された成都のデモ。

 沖縄は日本のものでないから、昔のように中国の朝貢国に戻し、支配してしまおう-。こうした暴論を勢いづかせているのが、菅首相が唱えた「沖縄独立論」だ。

 この発言を暴露したのは、民主党の喜納昌吉前衆院議員(62)の著書「沖縄の自己決定権-地球の涙に虹がかかるまで」(未来社)。菅首相は、副首相兼国家戦略担当相だった昨年9月、喜納氏から米軍普天間飛行場の移設問題を問われると、「基地問題はどうにもならない。もうタッチしたくない」と漏らし、最後は「もう沖縄は独立した方がいい」と言い放ったという。

 この発言が明らかになった今年6月以降、中国のネットサイトには、「菅氏もいいことをいう」と称賛する声や「沖縄は一度独立させ、中国の属国にしよう」といった意見が寄せられるようになった。

 実際、最近の中国世論は、沖縄奪還論であふれている。複数のネットサイトに「明の属国だったが、17世紀に薩摩藩が軍事侵攻し、明治維新で日本政府が琉球王朝を廃止した」と、日本の主権には正当性がないかのごとき書き込みがあるほか、有力紙の環球時報も9月「沖縄はもともと日本の領土でない」と主張。香港の「亜州週刊」も今月3日、中国漁船衝突事件を引き合いに、「尖閣の主権を争うなら、沖縄の帰属問題も議論すべきだ」とふっかけた。

 そして、今回の反日デモでも、菅発言の足下を見透かしたように、沖縄を中国のために「解放」するよう求められる始末。「解放」という名の侵攻予告を、沖縄県民はどう思うのだろうか。

http://sankei.jp.msn.com/world/china/101019/chn1010192113008-n1.htm

菅首相「沖縄は独立した方がよい」発言…中国人「いいこと言う!」「独立させてから中国の属国にせよ」
民主党の沖縄政策 ー 中国に沖縄売り飛ばし 仰天“大量入植”ビジョン








【中国ブログ】日本人よ、何の資格があって「反中デモ」なのか
2010/10/20(水) 17:43

  日中両国における対日、対中感情はこのほど、悪化の一途をたどっている。中国では、日本で起こった反中デモの様子が、驚きと怒りをもって受け止められている。

  中国網に独自の考えを投稿した「龍凱鋒」氏は、反中デモを起こした日本人の報道を目にし「はじめは驚がくした。そして、悲しみ、おかしさを経て、怒りを感じた」などと語り、日本人の行動に対する衝撃の強さを振り返った。

  同氏がまず驚がくしたのは、反中の日本人が多かったことだという。「原子爆弾を投下されても、軍事的に米国の傘下に入ることになっても、日本人は反米機運に傾かなかったのに」などと語り、日本人がこれまで、米国やロシアなど大国の不合理な要求に対して大きく反発しなかったことを例に挙げ、「同じことを中国がするとなぜデモに!?」などと戸惑いを見せている。

  しかし同氏は、「中国はこれまで、日本との友好を望んできたのに、日本には恩をあだで返されてきた」との“恨み節”を展開。第2次世界大戦後における日中両国の振る舞いに差がありすぎる、などと中国での「対中歴史観」を元に、「日本人は中国人を愚弄している」との感慨を示した。

  同氏はこのほか、「資源の乏しい、経済活動のほとんどを外国に依存する」日本人が、「国連の常任理事国であり核保有国、国土の広さと人口の多さを誇る」中国人と張り合えるはずはないと一笑に付し、「日本に未来があるとは言いがたい」などと痛烈に批判。今回の反中デモを展開した日本人に対する怒りを表現した。(編集担当:金田知子)

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1020&f=national_1020_179.shtml





<レコチャ広場>中国が尖閣問題を国際法廷に持ち込まない理由

2010年10月18日、尖閣諸島の領有権問題について、国際法廷で争うべきかどうかを考察した中国人ブロガーによる記事「中国は釣魚島問題を国際法廷に持ち込むべきか?」が中国のブログサイト・鳳凰博報に掲載された。以下はその内容。

尖閣問題について、日本側の「不法占拠」を国際司法裁判所に訴えるべきだと主張する中国の専門家は多い。国際法廷に持ち込めば、日本側が主張する「無主地(所有者のいない土地)の先占」「実効支配」が無効であることがはっきりし、中国が勝利を収めることはほぼ間違いない。だが、なぜ中国政府はなかなか訴えようとしないのか?

まず1つには、中国側が勝訴しても日本が従わない恐れが強いこと。背後に米国が控えているため、日本も強気だ。だが、まさか日米同盟相手に開戦するわけにもいくまい。その米国は1986年にニカラグアから撤退するよう命じられたにも関わらず、これに従わなかったという前歴を持つ。

しかも、日本政府が万が一、中国側に譲歩したとしても国民感情が収まらない以上、争いは終わらない。カンボジアとタイのプレアビヘア寺院問題では、国際法廷でタイが敗訴したにも関わらずタイ国民が納得しないため、両国の争いはいまだに続いている。これを見ても分かる通り、国際法廷で判決が出ても国民が納得しなければ意味がないのだ。

公平な審議が行われれば、中国が勝訴する可能性は非常に高い。だが、注意すべきは国際司法裁判所長が日本人の小和田恆氏であるということだ。100%勝てるという見込みがない以上、責任ある政府として慎重になるのは当然。それに、実際は頼るあてのない弱小国家が国際法廷に訴える傾向が強い。彼らは第三者の同情を買いやすいからだ。そう考えると、日本より国力が上である中国は不利だといえる。

国際政治の舞台で、領土問題の解決手段として最も多いのが「実力に頼る」方法だ。トウ小平は中国の国力がまだ弱かった時代、尖閣問題は「とりあえず棚上げにしよう」と言った。中国が尖閣諸島を取り戻したければ、経済発展をさらに進めるしかない。中国が真の大国となれば、日本に対して自然と強く物が言えるようになるだろう。(翻訳・編集/NN)
2010-10-20 16:26:20 配信
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=46295








台湾の李登輝元総統「尖閣諸島“よその土地”」に中国ビックリ
2010/10/20(水) 13:07

  中国ではこのほど、台湾の李登輝元総統が、尖閣諸島問題について「よその土地」、「我々に漁業をさせてくれればいい」と発言したとして、その主張が驚きをもって伝えられた。陝西新聞網などが台湾での報道を通じて伝えた。

  台湾での報道によると、李元総統は高雄市内で開催された全国台湾同胞聨誼会の会合で18日、日本の海上保安庁の巡視船と中国漁船との衝突事件により注目されている尖閣諸島の領有権について、「(中国や台湾は)美しい女性を見てすぐに妻にしようとしてはいけない」などと言及。領有権は日本にあると主張した。

  李元総統は過去にも、尖閣諸島の領有権について「日本のもの」との発言を繰り返している。

  中国では今回の発言が大きな反響を呼んでおり、百度新聞のトップページでは、「李登輝元総統、尖閣諸島問題で“よその土地で漁業させてもらえればそれでいい”」とのタイトルで、発言が驚きをもって伝えられた。(編集担当:金田知子)

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1020&f=politics_1020_015.shtml

尖閣諸島は「日本の領土」 李登輝氏、中台の反発も





李登輝氏「尖閣は他人の妻」発言に中国では罵詈雑言の嵐
2010/10/20(水) 16:18

  台湾の李登輝元総統が尖閣諸島を歴史的に見て日本の領土と発言、「おネエちゃんがきれいだからといって、私の妻だと言う人間がどこにいるのだ」などと、中国大陸や台湾が領有権を主張していることを皮肉ったことで、中国のインターネットでは李氏を罵倒する意見表明が相次いだ。

  李元総統は、尖閣諸島と台湾の歴史的関係を紹介。尖閣諸島周辺はよい漁場で、沖縄の漁民はかつて、同漁場でとった魚を台北に売りにきた。沖縄県当局は、日本が統治していた台湾の台北州に尖閣諸島周辺の管理を委託していただけと述べた。

  第二次世界大戦に敗れたことで、沖縄の行政権は米国が掌握し、その後、日本に返還されたと指摘し、「日本の自衛隊が、この海域の防衛に責任を持つことになったが、台湾の漁民は(尖閣諸島周辺)で操業することが習慣になっていたことから問題が発生した」と指摘した。李元総統は、台湾側が1972年になってから「尖閣諸島は中華民国領と主張したことで、問題が発生した」と明言した(解説参照)。

  李元総統は、台湾側が「他人の場所に行って、魚がとれただけでも上出来だった。それを自分の『戸籍』に入れようとは、あまりにも幼稚」と、台湾側が尖閣諸島の領有権を主張していることを皮肉った。

  李元総統の尖閣を巡る発言は、中国大陸のメディアも紹介。日台の歴史にかんする主張を「荒唐無稽」などと批判した。

  一般ユーザーは、李元総統の発言に、猛烈な反感を示した。同記事を掲載した中国大陸のニュースサイト「環球網」には、李総統を日本の犬、売国奴などと決めつけ、まだ死んでいないのかなどと罵る書き込みが殺到した。特殊工作員を送り、一族皆殺しにして、子孫を根絶やしにしろなどの、過激な意見も、次々に寄せられている。

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◆解説◆
  中華民国(台湾)が尖閣諸島の領有権を始めて正式に主張したのは1971年6月11日。中華人民共和国は同年12月31日に、主張を始めた。日本政府は1972年3月8日も尖閣諸島は日本の領土との態度を、改めて明確にした。同年5月15年、尖閣諸島などを含む沖縄が日本に返還された。(編集担当:如月隼人)

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1020&f=politics_1020_019.shtml

李登輝氏にペットボトル投げる 中国籍の容疑者を逮捕








沖縄タイムス 特集 沖縄の海図・メッセージ復帰30年
<2002年9月24日 朝刊 6面>

沖縄の海図(64)メッセージ復帰30年 特別編

李登輝(上)台湾

「尖閣諸島は日本領土」

 本企画は「アジアからの視点」を求めて、十六日に台湾前総統の李登輝へインタビューを試みた。前総統の沖縄に対する関心は予想していたより強く、総統を退いた今も経済協力への意欲を示していた。また、尖閣諸島の領土問題にも言及。初めて「沖縄・日本の領土」と明言した。以下は、インタビューの主な内容である。

よかった「日本帰属」

 琉球の帰属問題について、私の考えは非常にたん白である。結論は「日本に帰属してよかった」と思う。小学生のときに学んだ記憶だと、たしか琉球処分は一八七二(明治五)年から始まる。歴史的に複雑な経緯はあるが、現実的な側面から見ると、中国文化の多少の影響はあったとしても、やはり、沖縄独特の地方的色彩が残っているように感じる。

 沖縄の人々のオリジナリティーを考えた場合、「招け」(受け入れること)にある。中国の冊封支配とも関係しているように思う。また、本土復帰後の沖縄について言えば、沖縄の人々が「琉球民族」を主張しても、少しもおかしくない。一つの国が、単一民族から構成されるということは大変難しい。一国家が、単一民族である理由は何一つない。異なったオリジナリティーで、異なったことを実行することが、また国を豊かにする。

 台湾でも「台湾人意識」が、日増しに目立ってきている。これも構わない。重要なことは、沖縄の帰属・復帰した日本が「民主主義の国」であることにつきる。普遍的な意味を問えば、共産主義には「人民の考え」がない。自由・民主主義と共産主義を区別して考えなければならない。

根拠欠く中国の主張

 尖閣諸島の領土は、沖縄に所属しており、結局日本の領土である。中国が、いくら領土権を主張しても証拠がない。国際法的にみて、何に依拠するのかが明確でない。国際法的な根拠「中国の領土権」があって、第二に「兵隊が駐屯した事実」がないと、領土権をうんぬんする資格はない。

 過去の、いわゆる「国共合作」の事実も知っている。香港の工作員が蘇澳(スオウ)の漁民を扇動していた。漁民が騒ぎ立てたとき、私は軍艦を出動させ阻止した。

 それよりも、台湾の漁民にとって、もっと重要な問題に漁業権がある。戦前の日本の国会は、尖閣諸島と与那国、基隆(キールン)の漁業権を台湾に譲っている。戦後になって、日本政府は何も言ってこない。真剣に考えてほしい。

台湾を大切にしたい

 台湾の歴史は、中国との関係をどのぐらい持っているかと言えば、案外と短い。国民党政府が、さかんに中国との歴史の共通性を強調してきたが、私からみれば、そんなに長くない。台湾は「主のいない国」であった。沖縄もそうではなかったのかな(?)。明朝時代(康熙帝)は「禁海政策」をとっていたから、大陸から渡ってきた人は男ばかりだった。

 その当時、先住民が十族いた。タイアル、アミ、カクラン、平埔(ヘイホ)などである。その前はもっと多く、詳しく記憶していないが、二十族近くいたのではないかと思う。最も多かったのは平埔族だった。いまはすべて姿を消している。結局、混血化してしまった。だが、先住民族の文化は残されており、その文化はウソをつかない。

 私の先祖は福建省永定県の客家出身だが、出自についてはあまり興味を持っていない。いま住んでいる、この台湾を大切にしている。中華思想や中国文化に対して、私は批判的である。それは「反省しない文化」であるからだ。司馬遷は『史記』を記しているが、「皇帝の歴史」を編さんしたにすぎない。

 孫文の「三民主義」の理念は評価しているが、実践がなかった。共産主義になっても「人民の歴史」になっていない。台湾に国民党がやってきたとき、大陸同様に選挙は行われなかった。蒋経国の亡き後、総統に就任した。最終的に「動員戡乱時期臨時条款」(戒厳令)を捨て、「中国は中国」「台湾は台湾」を宣言した。

=敬称略=(多和田真助 編集委員)

 り とうき 台湾総合研究所名誉会長。1923年台北県生まれ。43年京都帝国大学農業経済学科入学。46年台湾に帰台、台湾大学に編入学。49年同大学卒業。53年米アイオワ州立大学・大学院修士課程修了。65年米コーネル大学・大学院博士課程入学。68年同大学・博士号取得。翌年帰台、台湾大学助教授兼農復会顧問。78年台北市長。88年蒋経国総統死去により総統昇任。90年第8期総統。96年第9期総統(初代民選)。2000年総統退任。主著『李登輝 台湾の主張』。ほか論文多数。

独自モデルを提示/白色テロから民主化

 著書『李登輝 台湾の主張』には、少なからぬ衝撃を覚えた。大陸の「文攻武嚇」にさらされていた、李登輝が敢然と「台湾経験」と「台湾モデル」を提示。

「台湾の自信」を、明確に宣言していると思えたからだ。大胆にも「単に台湾のものではない。中国人すべてのものであり、将来、統一された中国のモデルにほかならない」ことを強調していた。

 一九四九年、中華民国(国民党)は首都を台北に移した。台湾で国民党が行った政治は強権的、かつ独裁的だったという。「白色テロ」が横行。国民党と、ともに大陸から渡ってきた外省人が、台湾に居住していた本省人を弾圧。民主主義とは、ほど遠い時期がしばらく続く。

 蒋経国総統死去(八八年)によって、本省人の李登輝が総統の座に就く。さらに九六年、国民投票で勝利した。白色テロから民主化への過程、経済発展を振り返ると、まず彼の存在なくしては、現在も将来の台湾も語れない。台湾モデル・台湾経験の持つ意味の重さが、この著書からは読み取れる。

 同著は、米政治学者のサミュエル・ハンチントンの言葉を引用している。

 「台湾のデモクラシーは、李登輝が死んでも継続するだろうが、リー・クワンユーの政治体制は、彼が死ぬと同時に墓場に葬りさられるだろう」

 これに、李登輝は「台湾に生まれた悲哀」から「台湾に生まれた幸福」―という言葉で答えている。
http://www.okinawatimes.co.jp/spe/kaizu20020924.html






李登輝氏、尖閣諸島は「日本の領土だ」と発言
中村圭志 2008/10/01

沖縄を訪れた李登輝氏が尖閣諸島を「日本の領土だ」と発言した。今回が初めてではないが、李氏があえて主張し続けるのは、この問題で中国と歩調を合わせて騒いでは、台湾の独立性まで危なくなるとの懸念があるからだろう。

 22日から沖縄県を訪問していた李登輝氏は24日、仲井真弘多知事、稲嶺恵一前知事、高嶺善伸県議会議長らとの昼食会席上、尖閣諸島を「日本の領土だ」と発言した。
現地にいた「日本李登輝友の会」の会員によると、発言は以下のようなものだ。

「尖閣は日本の領土」と発言した李登輝氏。左は仲井真知事

 「台湾と沖縄は地域的にも非常に近い。戦前の日本統治時代、台湾の漁民は尖閣諸島近辺で漁業をして生計を立てていた。獲った魚は本土に持っていくよりも(台湾の港町)基隆のほうが近いので、そこで水揚げして消費していた。

 戦後、台湾と日本は別の国になり、尖閣諸島の近海は日本の海となった。尖閣諸島は間違いなく日本の領土。問題なのは、漁業権の問題だけ。昔どおり、そこで漁業をさせて欲しいというだけの話だ。

 私が総統の時代、漁業権の解決のため、日本の農林水産省と交渉を始めた。現在の馬英九政権の「尖閣諸島は中華民国の領土」という主張とは全く違う。あれはただの政治的なものだ。」

 李登輝氏が「尖閣は日本領」と発言するのは今回が初めてではないが、それでも同行取材の台湾メディアは一斉にこれを大きく取り上げた。 メディアは午後も、首里城を見学する李登輝氏に殺到、ここでも同氏はこう断言した。

 「もちろん、日本のものだ。台湾が『自分のものだ』と言い張るのはおかしい。歴史上、そのような記載はないし、いかなる決定、地理上の画定もなかった。」

 「きれいな娘を見て、『あれは私の妻だ』と言うことができるか。歴史に基づいて考えるべきだ。」
1970年発行の台湾の地理教科書。李登輝氏の言うとおり、「尖閣群島」は中華民国領ではなく日本領。

 「1970年ごろまで、台湾や中国の教科書の地図には、尖閣諸島ははっきりと「尖閣」と言う名の日本領域内の島々として描かれていたのだ。ところが現在日本では、そうした都合の悪い文献が在日中国人の組織的行動により、古書店では買い漁られ、図書館では盗まれ、あるいはページを破られるなどしていると言われる。台湾人はそのような中国人と、いつまで同じ立場に立ち続ける気なのか。」

 李登輝氏が「売国奴」との非難も恐れず、あえて「日本の領土だ」と主張し続けるのは第1に、「この問題で中国と歩調を合わせて騒いでは、台湾が危なくなる」との懸念があるからだろう。

 「釣魚台は中国領土」との主張の受け入れは「台湾は中国領土」と自認するに等しくなり、そのために対日関係を損なうなど愚の骨頂だと言うわけだ。 国民党政権の政治宣伝から抜け出せない台湾人を救おうと李登輝氏は孤軍奮闘している。日本人も国益のため、日台の運命共同体の関係に「陽光」をもたらす努力が必要なのだ。

誤解も謗りも恐れず、台湾国民に真実を訴える(首里城にて)

戦後の台湾で、最初に「台湾は中国の一部ではない」と世界に訴えた総統が李登輝氏だった。蒋介石時代以来の「1つの中国」の建前を放棄し、台湾を「台湾人の主権国家」へと改造した李登輝氏は、かくして台湾を併呑して東アジア・西太平洋地域に覇権を打ち立てることを国家目標に定める中国にとり、世界で最も許しがたい人間となった。

 だから、総統選挙で同氏の当選を阻止するため、台湾沖合いにミサイルを撃ち込み、世界を震撼させるまでしたのだ。 李登輝氏は台湾を防衛するために、中国人化教育で洗脳された台湾国民に台湾人意識を持たせる一方、「日本と台湾は運命共同体」「台湾は日本の生命線」だとして、日本人に奮起と、台湾との関係強化を訴えてきた。

 22日から沖縄県を訪問していた李登輝氏は25日午前、帰国の途に着いた。

http://www.news.janjan.jp/world/0810/0809268194/1.php










<尖閣問題>「勝者は日本」、中国の外交は以前のような賢明さを失ったー米メディア

2010年10月18日、米シンクタンク・ブルッキングス研究所のリチャード・ブッシュ北東アジア政策研究部長は、中国の外交姿勢が以前のような賢明さを失っていると指摘した。米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版が伝えた。

昨今の尖閣問題について、ブッシュ部長は「勝者は日本」だと語る。一見すると中国側が勝ったようにも見えるが、日本は米国と日米同盟の重要性を再確認し、「日本の立場を全面的に支持する」との言葉を引き出した。日本は米国を味方につけたことで、国際社会で中国の「蛮行」を強調することもできたのである。これには中国問題専門家のケネス・リーバサル氏も賛成を示した。

ブッシュ部長はまた、中国の外交姿勢について「(天安門事件のあった)1989年以降、中国はどんな問題に対してもまずは『他国にどう思われるか』に重点を置いたため、他国との関係修復を果たし、国際イメージの改善にも成功した」とした上で、最近はこの路線から大きく外れていると指摘した。

例えば、韓国の哨戒艦「天安号」事件では、調査グループが確実な証拠を出したにも関わらず北朝鮮をかばい、改善が進んでいた米韓との関係を大きく損ねるという態度にも出た。「以前のように慎重で周到なやり方は、少しも見られなくなった」と同部長。その理由については、「中国の外交官が急に仕事をさぼるようになったわけでもあるまい。他の要素が絡んでいると思われるが、はっきりとは分からない」と述べた。(翻訳・編集/NN)
2010-10-20 17:56:28 配信
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=46290


日本関連の報道規制を通達 中国共産党が5項目 デモ続発の社会不安警戒
http://sankei.jp.msn.com/world/china/101020/chn1010201824008-n1.htm






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