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【イラン】鳩がネギを背負ってやって来た!

2012年04月10日 | news


「IAEAは不公平」=鳩山氏発言として紹介-イランTV

 【カイロ時事】民主党の鳩山由紀夫元首相は8日、イランのアハマディネジャド大統領とテヘランで会談した。イランの国営テレビ「プレスTV」(電子版)は、鳩山氏がこの中で、国際原子力機関(IAEA)について、イランを含めた特定の国々に二重基準的な対応をしており不公平だと述べたと報じた。
 実際にこのような発言があったかは不明だが、報道からは、鳩山氏訪問を核開発正当化に結びつけようとするイラン側の意図がうかがえる。 
 大統領は会談で、核開発はあくまで平和目的との立場を強調した。国連安保理常任理事国にドイツを加えた6カ国とのこれまでの協議に関し、「提案された要求は一方的であり、交渉は双方向であるべきだ」と不満を表明する一方、イランと日本は核兵器廃絶に向けて協力できると語ったという。(2012/04/09-07:54)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012040900045




イラン「鳩山氏がIAEAは不公平だと語った」

 【テヘラン=五十嵐弘一】イランを訪問した民主党の鳩山由紀夫元首相は8日、テヘランの大統領府でアフマディネジャド大統領と会談した。

 大統領府は、鳩山氏が会談の中で、「国際原子力機関(IAEA)がイランを含む特定の国に二重基準的な対応をとっていることは不公平だ」と語った、と発表した。発言が実際にあったかどうかは不明だが、鳩山氏の訪問をIAEA批判や核開発活動の正当化に利用しようとするイラン側の意図をのぞかせた。

 鳩山氏や大統領府によると、核問題をめぐるイランと国連安全保障理事会常任理事国にドイツを加えた6か国との協議について、鳩山氏が「国際社会の信頼を得るような結果を出す努力」を求めたのに対し、大統領は「現実的な提案がある」と語った。「提案」の内容は明らかにされていない。

(2012年4月9日15時38分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120409-OYT1T00215.htm




<鳩山元首相>「逸脱発言、一切していない」イランから帰国
毎日新聞 4月9日(月)21時27分配信

 イランを訪問していた鳩山由紀夫元首相は9日、帰国後に国会内で記者会見し「今回の訪問で、政府の考えている線を逸脱するような発言は一切していない」と強調した。共同通信によると、イラン側は鳩山氏がアフマディネジャド大統領との会談で、国際原子力機関(IAEA)がイランなどに二重基準的な対応をしていると発言したと主張しているが、鳩山氏は会見で「全くの捏造(ねつぞう)だ。(イラン側に)遺憾だと伝えたい」と反論した。

 鳩山氏は会見で大統領との会談での自らの発言について「NPT(核拡散防止条約)が、非核保有国の平和利用を査察するのは公平ではないことは承知しているが、日本は疑念を払うために(IAEAに約50年間協力し)原子力平和利用を進めてきた」と発言したとした。

 鳩山氏のイラン訪問には「二元外交になる」などの批判が相次いだが、鳩山氏は会見で「首相経験者として国益にかなう、との思いで行った」と語った。同行者によるとイランでのすべての会談に外務省の駒野欽一駐イラン大使が同席したという。【木下訓明】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120409-00000082-mai-pol




鳩山氏“イランの発表はねつ造”
4月9日 23時35分

民主党の鳩山元総理大臣は、訪問先のイランから帰国したあと記者会見し、イラン大統領府が「アフマディネジャド大統領との会談で、鳩山氏がIAEA=国際原子力機関を『公平ではない』と述べた」と発表したことについて「完全なねつ造で遺憾に思う」と述べました。

イランを訪問していた鳩山元総理大臣は、8日、アフマディネジャド大統領と会談しましたが、イラン大統領府は、会談の内容について、「鳩山氏は、『IAEAは、イランなどに二重基準を適用しており、公正ではない』と述べた」と発表しています。
この発表について鳩山氏は、9日、イランから帰国したあと国会内で記者会見し、「完全に作られたねつ造で、遺憾に思っている」と述べました。
そのうえで鳩山氏は「私が大統領に伝えたのは『核保有国を対象にせず、非保有国の平和利用に対して査察を行うというのは、公平ではないことは承知している。ただ、日本も長年、国際社会の疑念を払う努力を進めてきたので、イランも疑念を晴らす努力をしてもらいたい』ということだ」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120409/t10014327641000.html



【これまでの流れ】

【政治】鳩山元首相「1カ月前、野田首相にイラン訪問を予告したら『頑張ってください』と言われた」★2
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1333635153/-100
      ↓
【政治】 "鳩山元首相、イラン訪問" 野田首相「中止を」、自民・山本氏「国益のため、羽交い締めにしてでもやめさせて」★3
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1333620152/-100
      ↓
【政治】 鳩山元首相 「そんな外交では、日本は持たない」「イランが武力行動起こさないよう、言うべきこと言う」…予定通りイランへ★2
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1333670397/-100
      ↓
【政治】 鳩山元首相のイラン訪問で、「諸外国が『日本が裏取引してる』と疑念」「鳩山氏がイランにいいように利用される」懸念
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1333671353/-100
      ↓
【政治】ルース駐日大使「イラン訪問、鳩山氏のためにも良いことではない」
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1333819991/-100
      ↓
【外交】 アメリカ、鳩山元首相のイラン訪問について日本政府に懸念を伝える [4/8]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1333871709/-100
      ↓
鳩山由紀夫イラン訪問  野田「中止を要請した」 前原「イランに利用されないことを願っている」
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1333817786/-100
      ↓
【政治】 「言うべきこと言ってくる」 鳩山元首相、みんなの要請振り切ってイランに出発★2
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1333727055/-100
      ↓
【政治】鳩山元首相がイランの首都テヘラン到着…「8日夜に大統領と会談する」イラン核開発問題で事態打開を目指す★2
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1333807908/-100
      ↓
【政治】 民主・鳩山氏「どの国も大量破壊兵器、特に核兵器を持つべきではない」 イラン外相と会談
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1333861004/-100
      ↓
【政治】 民主党・鳩山元首相「国民のための政治をすべきだという思いは首相を辞めた後も変わらない」 ~イラン大統領との会談で
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1333887393/-100
      ↓
【イラン】アハマディネジャド大統領、鳩山元首相との会談で「イランは核兵器に完全に反対の立場」などと強調[12/04/08]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1333902634/-100
      ↓
【政治】鳩山元首相が「IAEAは二重基準、不公平」と発言・・・イラン国営テレビ[12/04/09]
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1333932495/-100
      ↓
【政治】 イラン大統領府 「鳩山元首相が国際原子力機関(IAEA)を批判した」
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1333948935/-100
      ↓
韓国紙「日本の鳩山がまた騒ぎを起こしてる・・」
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1333945478/-100
      ↓
【政治】 官房長官 「鳩山元首相に『こんな時期に行くな』と、ずっと言い続けたのに」
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1333959018/-100
      ↓
【イラン】鳩山氏帰国会見、「イランのIAEA報道は完全な捏造」「公平で無いことは承知しているとは言った」[12/04/09]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1333990756/-100
      ↓
【読売新聞】鳩山議員外交・・・懸念通り 鳩山氏は能力的にも性格的にも外交に関与してはならない政治家、一日も早く自覚を[12/04/10]
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1333990097/-100




飛んで火に入る「春のハト」…
2012.4.9 23:59

 イランにとって鳩山由紀夫元首相の訪問は「飛んで火に入る春のハト」なのか。あるいは「ハトがネギ背負って来た」のか。いずれにしろ日本外交はまたも自爆してしまった。

 「(核開発問題解決に向けた)イランの前向きな姿勢を感じた…」

 鳩山氏はアフマディネジャド大統領との会談後、手応えをこう語った。どうやら自己満足にひたっているようだが、現実はそんなに甘くない。欧米諸国と協調してイランへの制裁圧力を強めてきた日本政府は「身内」に足をすくわれた形となり、逆にイランは、日本と欧米の足並みを乱し、相互不信を助長させる情報戦に勝利したといえる。

 「わが国の国益を損失するような事態だけは避けなければならない」

 鳩山事務所がイラン訪問に際し、5日に発表した文書にはこんな文言が記された。実際には鳩山氏が何か言い、何か動く度に国益は失われていく。

 しかも鳩山氏は元首相というだけでなく民主党最高顧問(外交担当)である。いかに本人が「個人」「一議員」を強調し、首相官邸や外務省が鳩山氏を引き留めようとしたことが事実であっても、関係各国は「背後に日本政府の意向がある」と受け止める。

 イランの国営プレスTVは早速、鳩山氏が国際原子力機関(IAEA)について、イランなど特定国を不公平に扱っていると批判したことを伝えた。真偽はともかく鳩山氏がこうしたイランの宣伝工作に利用されるのは火を見るより明らかだった。これでは日本に核拡散防止の意思がないかのようではないか。

 ところが鳩山氏にその自覚はまったくない。そういえば最高顧問への就任直後にはこう述べていた。

 「民主党は若さを売り出してきたが、経験に裏付けられた行動をしないといけない。少しまだ役立たせてもらいたい…」

 何の経験がどんな役に立ったというのか。海上自衛隊によるインド洋での補給活動を打ち切り国際社会の失望を招き、米軍普天間飛行場移設問題を座礁させたのは誰なのか。3月に訪米した島田洋一・福井県立大教授は「米側の外交スタッフの多くは名指しで鳩山氏を無責任だと怒り、バカにしていた」と証言する。

 しかも鳩山氏を最高顧問に任命し、それを正当化し続けたのは誰か。野田佳彦首相である。政権が外交の危険性を何も理解していないことの証左ではないか。もはやつける薬はない。(阿比留瑠比)

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120410/plc12041000000000-n1.htm





鳩山議員外交 危うい理屈で国益を損ねる愚(4月10日付・読売社説)

 政府の中止要請を無視して強行した外遊が、相手国に利用される結果となった。事前に懸念された通りの展開である。

 鳩山元首相がテヘランを訪問し、イランの核開発問題をめぐって、アフマディネジャド大統領らと会談した。

 イラン側の発表によると、鳩山氏は大統領との会談で、国際原子力機関(IAEA)がイランなどに二重基準的な対応をとっているのは不公平だと語ったという。

 鳩山氏は帰国後、「完全な捏造
ねつぞう
で、大変遺憾に思っている」などと記者団に語り、イラン側発表を否定した。だが、鳩山氏の訪問がイランの核開発の正当化に利用されたのは否定しようがない。

 イランの核問題は今、欧米諸国が制裁圧力を強める中、イランと関係6か国の協議再開を控えた微妙な時期にある。鳩山氏の外遊が、欧米と協調する日本外交の足を引っ張ったのは、重大な問題だ。

 政府は再三、訪問中止を求めたが、鳩山氏は「議員個人の活動であり、議員の外交努力で国益に資することが十分あり得る」などと反論し、聞き入れなかった。

 しかし、外交の常識として、首相経験者と大統領の会談にそんな言い訳は通用しない。

 藤村官房長官が「個人の立場でも、こういう時期に訪問をしない方がいいと言い続けてきた」と不快感を示したのも当然である。

 鳩山氏には、日本外交を側面支援したいという身勝手な思惑があったのだろう。だが、外交は政府の専管事項であり、議員外交はその補完にとどめるべきだ。

 民主党執行部にも責任の一端がある。党内融和のため、2月下旬、最高顧問の鳩山氏を外交担当に決めたことだ。

 その直後、鳩山氏は訪中し、輿石幹事長ら党訪中団と同じ日に、中国の習近平国家副主席と別個に会談するという異例の「二元議員外交」を行い、党内の調整不足ぶりを露呈した。

 鳩山氏は首相在任中、「トラスト・ミー」といった不見識な言動で、米軍普天間飛行場の移設問題を迷走させ、日米関係を危機に陥らせた張本人だ。こうした危うい首脳外交が、国益を損ねた。

 退任後も、在沖縄海兵隊の抑止力に関する自らの発言を「方便だった」と言い放ち、沖縄の強い怒りを買った。多くの失敗を、もう忘れてしまったのか。

 鳩山氏は、能力的にも性格的にも、外交に関与してはならない政治家だ。そのことを、一日も早く本人が自覚してもらいたい。

(2012年4月10日01時08分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20120409-OYT1T01107.htm




鳩山元首相―もう、見ていられない
朝日新聞デジタル:社説 2012年4月11日(水)付
http://www.asahi.com/paper/editorial20120411.html#Edit2





イラン側、鳩山氏発言を削除 ただ「発言は事実」
2012年4月10日22時59分
http://www.asahi.com/politics/update/0410/TKY201204100582.html





イラン首脳が鳩山氏に「トラスト・ミー」? 安倍氏がメルマガで「紹介」
2012.4.10 17:26

 鳩山由紀夫元首相「核開発に対して国際社会は懸念している」 

 イラン首脳「私たちは平和利用に限っている」

 鳩山元首相「本当か?」

 イラン首脳「トラスト・ミー」(笑)

 自民党の安倍晋三元首相は、10日に配信したメールマガジンで「昨夜、永田町を駆け巡った噂話」として鳩山氏とイラン首脳の会談の様子を「紹介」した。

 「噂話」は、鳩山氏が首相在任中、米軍普天間飛行場移設問題の対応についてオバマ米大統領に「トラスト・ミー」と発言したのを引っかけたような内容だが、安倍氏は「ジョークか真実か…。にわかに判断できないのは鳩山さん故か(笑)」と皮肉った。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120410/stt12041017270010-n1.htm







【政治】 "有効期間内であれば何度でも出入国できる" 政府、被災地訪問の中国人対象の数次ビザ発給 7月をめどに
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1333813729/

7月めど数次ビザ発給=被災地訪問の中国人向け-政府

 【寧波(中国浙江省)時事】玄葉光一郎外相は7日夜、当地のホテルで中国の楊潔◆(竹カンムリに褫のつくり)外相と会談し、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手、宮城、福島3県を訪問する中国人観光客を対象に、有効期間内であれば何度でも出入国できる数次査証(ビザ)を7月をめどに発給する方針を伝えた。楊外相は歓迎する意向を示した。日本政府としては、被災地の復興支援につなげたい考えだ。(2012/04/07-23:48)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201204/2012040700315



中国人観光客:被災3県訪問に数次ビザ発給へ 7月から
毎日新聞 2012年04月08日 

 【寧波(中国浙江省)隅俊之】玄葉光一郎外相は7日、中国の楊潔※外相との会談で、東日本大震災で大きな被害が出た岩手、宮城、福島3県を訪問する中国人観光客を対象に、有効期間内であれば何回でも日本に出入国できる数次ビザ(査証)の発給を7月をめどに始める考えを伝えた。

 中国人観光客への数次ビザは、沖縄県を訪れる観光客を対象に昨年7月に発給が始まっている。被災3県でも実施されれば、中国人観光客の増加が見込まれ、被災地の復興につながることが期待される。
※は竹かんむりに褫のつくり

http://mainichi.jp/select/news/20120408k0000m020096000c.html

被災地復興へ数次ビザ=中国人観光客向け検討―輿石氏
民主と中国共産党、ホットライン設置で合意

"中国人、ほぼノービザで日本に来れて不法滞在もしやすくなる"緩和策、民主党政権が議事録もなしに決めていた




【裁判】治療費未納で帰国続出、中国人家族提訴へ
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1333807018/

治療費未納で帰国続出、中国人家族提訴へ
写真急患の外国人観光客らが運び込まれるりんくう総合医療センター

 外国人向けの国際外来のある「りんくう総合医療センター」(大阪府泉佐野市)が、治療費約660万円を滞納した中国人男性(故人)の家族を相手取り、今月中にも支払いを求めて中国で訴訟を起こす方針であることがわかった。

 同センター一帯は今後、観光と最先端治療をセットにした「医療ツーリズム」の拠点として整備し、外国人患者を受け入れる予定で、こうした未収金問題への対応が課題となりそうだ。

 同センターでは外国人が治療費を払わないまま帰国するケースが相次いでおり、経営を圧迫しかねないと判断、異例の提訴に踏み切ることになった。

 センターによると、この中国人男性(当時72歳)は2010年9月、妻と観光目的で来日したが、関西空港近くのホテルに到着後、持病の心臓病が悪化。同センターで手術などを受けたが約2週間後に死亡した。

 男性は旅行者用の保険に加入していたが、持病は適用外で、治療費約674万円全額を支払う必要が生じ、男性の妻が約14万円を支払い、残金は分割払いをするとの誓約書を書いて帰国。だが、その後は支払い督促にも応じないため、中国での提訴を決めたという。

(2012年4月7日14時42分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120407-OYT1T00503.htm





中国に新潟の土地売った中国大使に日本人の矜持ないと櫻井氏
2012.04.05 16:00

 国家の基本は、国民と国土である。しかし、最近、新潟での広大な土地取得契約をはじめ、日本各地で中国による土地の買収が以前にもまして急激に進んでいる。ジャーナリストの櫻井よしこ氏は、こうした現状を「危機的状況」と警告する。巨大な“カネの力”に、どう対抗すべきか。

 * * *

 中国による日本の国土への脅威は「尖閣」だけにとどまらず、列島のあちこちを侵食しています。

 最近では、新潟市と名古屋市で、中国総領事館の用地取得の動きが進んでいます。なぜ新潟と名古屋なのか? 

 中国の動きには当然、理由があります。日本国内にある中国大使館・総領事館は7か所ですが、すでに東京・大阪・福岡・札幌・長崎の5か所は中国政府に土地を所有されてしまっています。残る2か所が、新潟と名古屋なのです。現在この2か所は、賃貸で総領事館が運営されています。

 新潟市では今年3月、県庁そばの民有地約1万5000平方メートルが中国総領事館側と売買契約されていたことが明らかになりました。問題の土地では、すでに契約は済んでいますが、3月上旬時点では登記はなされていないと聞きます。日本における土地の所有権は他国に比べて非常に強く、いったん中国の手に渡れば、この広大な土地が治外法権と化してしまう可能性が高いのです。

 そもそも、総領事館に1万5000平方メートルという広大な土地が必要とは考えられません。ここからは、単純に「現在は賃貸だが所有したい」というだけにはとどまらない中国の戦略的な意図が見えてきます。

 新潟は、地政学的に非常に重要な位置にあります。

 中国は2005年に北朝鮮の羅津港の第1埠頭を租借し、金正恩体制になってからは100万tの米の見返りに羅津港の第4、第5、第6埠頭の建設権を得て租借しました。羅津から進路を東に取れば津軽海峡で、すでに中国にとって太平洋への重要な出口になっています。

 そして羅津から潮の流れに乗って南下すれば、佐渡島、さらにその先の新潟にぶつかります。中国が佐渡島と新潟に拠点を作ることができれば、日本海は中国の“内海”化する危険性があります。中国側から見れば、だからこそ拠点となる新潟市に広大な土地を求めていると言えます。まさに日本の安全保障に関わる問題なのです。

 そもそも、このような事態を招いたのは、北京にいる丹羽宇一郎大使らの気概なき外交です。

 昨年7月、日本政府は北京に新しい日本大使館を完成させましたが、中国政府は申請のなかった吹き抜けが建築されているとして使用を認めませんでした。そのうえで新潟と名古屋の土地の買い取りについて、日本政府に便宜をはかるよう要求してきたのです。

 この筋違いの要求に、丹羽氏らはうろたえたのでしょう。そして本省に泣きついたのではないでしょうか。玄葉光一郎外相、野田首相の了承を経て、「中国側の要請に関連国際法に従って協力する」との口上書を中国側に提出しました。この前代未聞の屈辱的な対応の結果、その2日後には日本大使館の使用許可が下りました。

 明らかにバーターによる妥協であり、丹羽氏と日本政府はまんまと中国の罠にはまったのです。丹羽氏は伊藤忠商事の元会長で、商社マンとしては有能だったのかもしれませんが、一体、氏には日本人としての矜持があるのでしょうか。こんな人物を大使に任命した民主党政権の責任は極めて重いと言えます。

※SAPIO2012年4月25日号
http://www.news-postseven.com/archives/20120405_99925.html

大使館移転めぐり日本が中国と密約か
中国の土地取得に新潟市長「国が判断を」




中国の新潟用地取得…ホントの狙いは?
2012.03.27
写真信濃川に接する駐新潟中国総領事館の広大な予定地(ゴルフ練習場と駐車場の間)

 中国が新総領事館用地として、新潟市内に国内最大級、東京ドームよりも広い約1万5000平方メートルもの民有地を取得していた問題で、中国が新潟に特別な関心を持っている可能性が指摘されている。公安関係者は「新潟総領事館は、他の総領事館と違う。中国共産党の影響力が強い」と分析しているのだ。こうしたなか、日本海に注ぎ込む信濃川に接する総領事館移転予定地の立地が注目されている。

 現在、在日中国総領事館は、大阪と福岡、札幌、長崎、名古屋、新潟の6つある。駐新潟中国総領事館は2010年4月、新潟市内の貸しビルに開設された。初代総領事に就任した王華氏は、李源朝・共産党中央組織部長の直系とされる。

 李氏は「太子党」(共産党幹部の子弟)でありながら、「共青団」(中国共産主義青年団)でもあり、次の政治局常務委員就任が確実視されている。先日訪中した民主党の輿石東幹事長とも23日夜、北京の人民大会堂で会談している。

 公安関係者は「李氏の直系にあたる人物が総領事に就任しているだけで、中国が新潟に並々ならぬ関心を持っていることが分かる。『日本海に面しており、新幹線の駅や空港もある』『中国が北朝鮮から租借した羅津港からも近い』『日中国交正常化を成し遂げた田中角栄元首相の地元』といった可能性が考えられる。同総領事館について『外交部ではなく、共産党が管轄している』という情報もある。国内最大級の移転予定地を確保した背景を探るカギではないか」と語る。

 玄葉光一郎外相は15日の参院予算委員会で「中国側に土地の使用目的や広大な土地が必要な理由の説明を求めた」と明かした。中国側は「総領事館移転に加え、総領事公邸、館員宿舎、市民との交流施設、駐車場整備のため」と説明したという。玄葉氏はさらに詳細な説明を求めている。

 総領事館移転予定地が、日本海に流れ込む信濃川河口に接していることも注目されている。船着き場などを設置することで、陸路だけでなく、信濃川から総領事館に出入りができることも考えられるからだ。

 この件について、国交省信濃川河川事務所と信濃川下流河川事務所に問い合わせると、「船着き場の建設には河川法の許可が必要で、洪水時などに撤収できる仮設のものである必要がある。外国公館の場合、法の兼ね合いについては国が決める。行政側の申請があれば、市・県・国による協議会での審査が必要である」という。

 尖閣沖漁船衝突事件で弱腰を露呈した民主党に、決然とした対中外交ができるのか。(ノンフィクション作家・坂東忠信と本紙取材班)

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120327/plt1203271226004-n1.htm

外相が懸念「広大な理由説明を」 中国の新潟総領事館土地取得
【櫻井よしこ 野田首相に申す】恥ずべき国土売却 野田政権下で中国政府への日本の国土売却が加速されている。





【中国土地買収】総領事館移転計画発覚 新潟、不安と期待
2012.3.13 22:10
 中国が総領事館拡充のため新潟県庁近くにある新潟市中央区新光町の民有地1万5千平方メートルもの取得を秘密裏に進めていることについて、地元では広大な土地が中国に所有されることへの警戒感が広がっている。一方、経済界には人の動きをあてこみ、活性化へのチャンスとの期待感もある。

 新潟市議会でこの問題を追及した佐々木薫市議は、「総領事館の存在には反対でないが、中国が日本の土地を所有する必要がないし、1万5千平方メートルもの広大な土地は必要ない」と指摘。今後も引き続いて土地を取得されることを警戒し、政府に外国人の土地取得を制限できる法整備を求める意見書を市議会に提出する準備を進めている。

 日本会議にいがた女性の会の藤崎孝子事務局長は「土地取得が防げない段階にきているのなら、住民がいつでも総領事館内に立ち入りできる査察のような仕組みを要求したい」と語る。住民に何の説明もないまま進んでいることにも不信感を募らせ、国などに情報開示を求めていく考えだ。

 こうした不安に、政党の動きは鈍い。自民党県連会長の星野伊佐夫県議は「新潟市と県の対応を見守るだけ」と、県連としての考えの表明を避けている。民主党県連も意見を集約しておらず、市川政広県議は「なぜ広大な土地が必要なのかは明らかにしなければならない」とした。

 一方、地元経済界はおおむね歓迎の姿勢だ。新潟商工会議所の敦井栄一会頭(北陸ガス社長)は「中国が近くなったということ。(人が集まれば)すそ野が広がる」と経済波及効果に期待感を示す。「総領事館の大小で親密、疎遠ではないが、新潟は港町。来るもの拒まず」とも付け加えた。同会議所の別の幹部も「立派な総領事館ができることは、国際的にも新潟が拠点性の観点からも魅力ある都市だとPRできる材料になる」と話す。

 新光町に近い鳥屋野校区コミュニティ協議会の阿部洋一会長は、「問題の土地には住民がいないので自治会はなく、校区なども不明。だから狙われたのかもしれないとは思う。どう対応すればいいのか」と困惑している。(記野重公、佐藤克史)

 ■総領事館移転計画をめぐる経緯

 駐新潟中国総領事館は国内6カ所目の総領事館として平成22年6月、新潟市中央区の万代島ビルに開設された。7月には地元紙の対談で王華総領事が新潟中華街構想を提案。8月には職員の居住スペース確保などを理由に市中心部の市有地1万5千平方メートルの売却を市に打診し、篠田昭市長は受け入れる意向を示した。

 しかし、尖閣諸島沖で起きた海上保安庁の巡視船と中国漁船の衝突事件をきっかけに、地元住民の対中感情が悪化。「市中心部の1万5千平方メートルもの土地は市民のために使うべきだ」とする考えも広まり、売却反対を求める請願が市議会に提出された。23年3月にこの請願が採択され、篠田市長は売却断念を表明した。この間、総領事館は同区西大畑町の民間ビルに移転している。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120313/plc12031322190025-n1.htm





中国 世界を席巻す 佐渡が中国の拠点になる?!  ノンフィクション作家 河添 恵子

 JA佐渡と佐渡汽船などが<芸能とトキの里>として共同運営してきた佐渡島の観光施設「能楽の里」。 経営不振で解散に追い込まれた国施設を「日中芸術交流の場に」と買収したのは、大連出身の帰化人で、学校法人新潟国際芸術学院の東富有理事長兼学院長だ。改築を経て今年6月、同芸術学院の「佐渡研究院」として再生させた。

 しかし一個人の想いというより、中国共産党の佐渡への戦略が臭う。

 前年10月には唐家セン・元外務大臣が日本のメディアをシャットアウトする形で同島を視察している。6月の「佐渡研究院」記念パーティーへは、胡錦濤国家主席の息子で精華大学グループの胡海峰が顔を出し、席上で「留学生2千人を佐渡へ送り込む」ことについて言及したとされる。

 そもそも、新潟中国総領事館には市内の一等地にある万代小学校跡地の買収計画と中華街構想があった。 ・・・(略)・・・

「佐渡に中国人留学生を大量に送り込み、足がかりとするのでは?」との不安や、島内には航空自衛隊の佐渡分屯基地があり、弾道ミサイル追尾レーダー施設が備わるが、「国防上のリスクにつながる」と危惧する声も聞こえる。 (続く)

 対岸には、中国が借地権を得て開発を進める北朝鮮の羅津港(羅先特別市)の存在もある。佐渡はかつて、拉致が実行された島だ。

「軍事教練を受けた人民解放軍が留学生になりすまして佐渡島に入れば、新潟で頓挫した領事館拡張に等しい効果をあげることもできる。工作員が海から船で上陸するには最適なロケーション」と、現地を訪れた元警視庁通訳捜査官の板東忠信氏も語っている。
(中略)

 新潟は日中国交正常化を実現させた田中角栄元首相のおひざ元だが、泉田裕彦現知事(二期目)は新潟県日中友好協会の名誉会長でもある。佐渡汽船(JASDAQに上場)は新潟県が株式を40㌫近く保有する筆頭株主で、しかも新潟国際芸術学院の東富有理事長兼学院長が佐渡汽船のアドバイザーを務め、同芸術学院の理事に佐渡汽船の特別顧問が名を連ねる。さらに「能楽の里」を共同運営してきたJA佐渡の会長は、日中友好協会新潟の理事でもある。

 そのため「県知事、佐渡汽船、新潟国際芸術学院、日中友好協会新潟が一緒になって佐渡を中国へ売り渡した」との非難の声もある。

『テーミス』 2011年10月号
http://www.e-themis.net/new/index_1110.php




日本など標的のサイバー攻撃、関与の中国人特定

 【ニューヨーク=柳沢亨之】日本、インド両国の企業やチベット人活動家を標的とするサイバー攻撃が昨夏から相次ぎ、いずれも中国のインターネット企業の男性従業員が関与していることがわかった。


 30日付米紙ニューヨーク・タイムズが、セキュリティーソフト大手、トレンドマイクロ(本社・東京)の分析などを基に報じた。

 同紙によると、男性は中国ネット大手「騰訊(テンセント)」に勤める四川大学(四川省成都)の元大学院生。航空宇宙やエネルギー分野に関連する日本の複数の企業のほか、インドの軍事研究機関や船舶会社、チベット人団体などのパソコン計233台を攻撃した。

 いずれも、電子メールで各企業・団体の関心を引きそうなテーマの添付文書を送りつけ、パソコンに侵入する手口で、日本企業への攻撃では福島の原発周辺の放射線量データなどを記した文書が添付されていた。

 同紙は複数の専門家の話として、中国政府が外国の情報収集を目的としたサイバー攻撃を民間のハッカーに委託している可能性を指摘している。

(2012年3月31日19時18分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120331-OYT1T00580.htm






中国が「東京裁判研究所」設置へ、歴史認識で日本けん制
2012.4.1 12:47

 中国の国家図書館(北京)と上海交通大学は3月31日、東京裁判の判決内容などを総合的に研究する「東京裁判研究センター」設置に向けた合意書に調印した。新華社が伝えた。

 名古屋市の河村たかし市長の「南京大虐殺」否定発言など歴史認識をめぐり日中間で摩擦が広がる中、東京裁判の判決の意義を強調し、日本をけん制する狙いもあるとみられる。

 センターでは、東京裁判に関する文献や資料を収集するほか、関連の研究フォーラムなどを主催。若い世代に向け、研究成果を報告するとしている。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120401/chn12040112470002-n1.htm




南京事件の「生き証人」、証言の保存へ―中国
配信日時:2012年4月5日 12時13分

2012年4月4日、中国評論新聞社によると、侵華日軍(中国侵略日本軍)南京大虐殺史研究会に生存者の口述史分会が発足した。年月の経過とともに減少する生存者の証言を保存する動きが進められる。

これまでも生存者の証言調査はたびたび行われてきたが、口述史分会の発足をきっかけに、事件そのものだけでなく事件を契機として大きく変わった被害者の一生を追うことや、深く掘り下げた証言の収集、国際的な口述史の体裁にのっとってモデル化を進めることも重視していくという。

新華社は、南京大虐殺の生存者を戦争の被害者であると同時に、歴史の生き証人でもあると報じ、彼らの話す言葉は歴史の最良の証言になるとともに、歴史を否定しようとする日本の勢力に対する最大の反撃になると伝えた。

南京大虐殺記念館の朱成山(ジュー・チョンシャン)館長によれば、事件からすでに75年が経過しており、被害者の多くは高齢のため次々に世を去り、現在生存している人はわずか200人前後で、平均年齢は80歳を超えるとしている。(翻訳・編集/岡田)

http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=60159&type=0

中国人が南京大虐殺をどう歪曲しているのか、とくと見てみよう―中国
「大虐殺否定罪」を提案 中国全人代代表







「チベットの状況は悲劇的」 亡命政府首相が初来日
2012年3月31日20時41分
http://www.asahi.com/international/update/0331/TKY201203310450.html




「強烈な不満」と中国 チベット亡命政府首相訪日
2012.4.1 19:28

 インド北部ダラムサラにあるチベット亡命政府のロブサン・センゲ首相が3月31日から訪日していることについて、中国外務省は1日、「日本が訪問を放任していることに強烈な不満を表する」との談話を出した。

 談話は日本に対し「分裂勢力にいかなる支持も便宜も与えないよう」要求し、「実際の行動で中日関係の大局を維持」するべきだと強調した。センゲ氏は昨年8月の就任後、アジアで最初の国として日本を訪問している。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120401/chn12040119290005-n1.htm


チベット族が抗議デモ 中国、焼身自殺も相次ぐ
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120317/chn12031722390003-n1.htm
インドでチベット難民が焼身自殺図る 対中抗議デモで
http://www.asahi.com/international/update/0326/TKY201203260455.html?ref=reca
チベット族の歌手拘束 ダライ・ラマたたえる歌発表
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120328/chn12032820120006-n1.htm
国連、チベット調査へ ハンスト実行者らに約束
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120323/erp12032317380009-n1.htm

中国によるチベットへの弾圧 ー 相次ぐ抗議の自殺 最後の手段に訴えるチベット族
チベット人の焼身をヘラヘラと笑いのネタにする「自由報道協会」と、何らの言葉も発しない日本の政治家たち





チベット首相招き中国非難決議採択 超党派議連
2012.4.4 19:54

 民主、自民両党などの超党派議員約60人が4日、チベット亡命政府のロブサン・センゲ首相との会合を国会内で開き、中国政府に亡命政権との直接対話の再開を求め、中国によるチベット人弾圧を非難する決議を採択。センゲ首相は「チベットは中国の侵攻後、ずっと苦しんできた。抗議の焼身自殺を図るチベット人が選んだ悲劇的な死を無駄にしない」と述べた。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120404/stt12040419560007-n1.htm






「世界ウイグル会議」代表大会 東京で5月開催 中国反発「日中関係に影響」
2012.4.3 00:07

 【北京=矢板明夫】中国政府から反体制組織と指定されている世界ウイグル会議(本部、ドイツ・ミュンヘン)の第4回代表大会が5月14日から17日まで東京で開催される。同会議関係者が明らかにした。準備のため、同会議のドルクン・エイサ事務総長が3日にも来日するが、中国政府関係者は「重大な反中活動が日本で行われれば、日中関係に大きな影響を与える」としており、開催阻止に向け、日本政府への圧力も辞さない構えだ。

 世界ウイグル会議は複数のウイグル族の団体が合流する形で2004年に設立された最大級のウイグル族組織。ノーベル平和賞候補にもなった女性活動家、ラビア・カーディル氏が議長を務める。ウイグル族の政治的権利の確立などが目的だが、ウイグル族居住地域(新疆ウイグル自治区周辺)の中国からの独立を主張するメンバーも少なくない。中国当局は09年7月に新疆ウイグル自治区のウルムチで起きた暴動に関与したとして同会議を批判している。

 同会議はこれまで欧米を中心に活動してきたが、支援の輪を世界中に広げたいとして、3年に1度の代表大会のアジアでの開催を模索してきた。 

 今回、開催地が日本に決まったことについて、日本ウイグル協会のイルハム・マハムティ会長は産経新聞の電話取材に対し、「会議開催を通じて中国当局の迫害を受けるウイグル族が置かれている厳しい状況をより多くの日本人に知ってもらいたい」と語った。また、欧米と比べて、日本政府が、中国当局による少数民族への迫害をあまり問題視しないことを指摘したうえで、「状況を少しでも改善できれば」と語った。

 エイサ氏は、滞日中、国家基本問題研究所(櫻井よしこ理事長)主催のシンポジウムに出席するほか、ウイグル族を支援する国会議員らとも面会する。

 代表大会の日程は、北京で行われる日中韓首脳会談と重なることもあり、中国からの猛反発は必至だ。

 インドにあるチベット亡命政府のロブサン・センゲ首相が訪日していることについても中国外務省は「日本の放任に強烈な不満を表する」との談話を出した。

 日本の外務省幹部は産経新聞に「民間の活動なので、日本政府は関与しない」としているが、同会議関係者は「代表らの日本への入国ビザが下りるかどうか心配だ」と語っている。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120403/chn12040300070000-n1.htm




中国政府、世界ウイグル会議の東京開催阻止を日本に要請
2012年 04月 9日

[北京 9日 ロイター] 中国政府は日本に対し、世界ウイグル会議が東京で来月代表大会の開催を計画していることについて、この組織が中国の主権を侵害しようとしているとして、大会の開催を許可しないよう求めた。

中国政府は新疆自治区で起きた暴動について、中国からの独立を求めるイスラム系ウイグル族の仕業だとして非難している。

世界ウイグル会議はドイツに本部を置く組織で、5月14日から17日まで東京で代表大会の開催を計画している。

同会議は、大会にはウイグル人の代表者約100人のほか、日本の政治家も出席するという。

これに対し、中国外務省のスポークスマンは記者会見で「われわれは、この組織が中国の主権と領土の保全を脅かすと認識している。彼らは中国の主権と領土の保全を阻害する活動を行っている。彼らは中国の分裂させる分離主義的活動に関与している」とした上で、「われわれはすでに、この状況について日本に説明した。この組織が中国を分裂させる活動に日本の領土を利用するのを防ぐため、日本が現実的な措置を講じるよう望む」と述べた。

日本の外務省はコメントを拒否している。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE83805F20120409






中国、東シナ海で日中共同事業を 海洋の環境保護提案
2012年4月2日

 【北京共同】中国政府が、沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権やガス田共同開発をめぐり日中間の対立が続く東シナ海での協力関係構築を目指し、「海洋の環境保護」分野の日中共同事業実施を提案していることが2日、分かった。日本側も基本的に応じる方向。複数の日中関係筋が明らかにした。

 中国側には、東シナ海での協力を進める姿勢を示すことで、日本側の対中不信緩和を図る狙いがあり、今月初旬に浙江省寧波市で行われる予定の日中外相会談でも取り上げる見込み。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/294997




中国、西沙諸島観光を年内開始 周辺国と摩擦必至 「主権示す有益な手段」と幹部
2012.4.5 14:26

 中国国家観光局は、中国とベトナムが領有権を争う南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島への一般観光客の旅行を年内に始めることを明らかにした。5日付の中国紙、新京報など中国メディアが伝えた。ベトナムなど周辺国との摩擦は必至だ。

 国家観光局幹部は「わが国の主権を示すことで南シナ海問題の解決につながる」と強調。中国の軍事専門家も「観光旅行開始は主権を示す有益な手段だ」と話している。

 国家観光局など中国の関係部門は、海南省三亜や海口から西沙諸島に至る航路を既に確定しており、大型豪華客船による観光を年内に始める予定。西沙諸島の総合的な観光振興計画についても昨年から策定作業に着手している。

 西沙諸島観光に使う豪華客船は全長140メートル、幅20メートルで、観光客800人のほか自動車や貨物も積載できる。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120405/chn12040514270002-n1.htm






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