うまくは言えないけど

日々思う事をとりとめもなく書いています

もういい

2007年10月26日 | スポーツ
協栄ジム、亀田家処分を発表…興毅は会見で「深く反省」(読売新聞) - goo ニュース

亀田興毅選手と会長が記者会見をしました。少し遅刻しましたが、一人でやってきました。全部は見れませんでしたが、興毅選手は最後まで全部質問には答えるといった姿勢が感じられた会見でした。ただ、会長は25日に行われる予定だった興毅選手の試合のキャンセルの理由などを説明しましたが、ジムの会長としては責任逃れ(悪いのは全て亀田家)のようにしか聞こえませんでした。

父親は出席しませんでしたが、ボクシング界から身を引くという事ですし仕方がないと思います。それにこの間のような会見ならしない方がいいでしょう。ボクは別に父親が悪いと思っていないならそれでもいいと思っています。人それぞれの感覚ですし、その人の心の中までは他人がどうこう言えません。それが社会的に許されないのであれば今回のように制裁を受ければいいと思います。

会見は厳しい質問が飛びました。反則の指示について、父親が会見に出ない理由、今までのパフォーマンスについて、対戦相手が弱かったんじゃないかとか、大毅選手の反則についてなど様々な質問が投げかけられました。

全体的にしつこい質問が続きました。その中でもどうも一人ひどくしつこい質問をする記者がいました。記者は世間の代表で正義の味方気取りかもしれませんが、本心はなんとか興毅選手の口から反則を指示したと認めさせたいといういやらしさが伝わってきました。

ボクは昔からマスコミの質問が嫌いでした。今回に限らず謝罪会見などするとあんたが被害者かというような言い方で質問する態度に勘違いを感じていました。報道の自由かもしれませんが、自由は義務を果たした人にだけ許されるものだと思います。謝罪会見としても別に記者の質問に答える義務はありません。だから相手に答えてもらっているという事を忘れてはいけないと思います。

それに謝罪する方(今回で言えば興毅選手)は顔をさらして矢面に立っているのです。それに対して偉そうに質問する記者は誰かもどんな顔かも分かりません。これでは不公平な気がします。せめて政治の会見のように質問の前にどこの誰かを名乗るくらいは必要ではないかと思います。

そうすれば誰がどういう言い方でどんな質問をしたかが分かります。前回の父親の会見の態度はほめられたものではないかもしれませんが、今回質問した記者も結構ひどかったように思います。

それでも興毅選手は言葉に詰まりながらもきちんと答えようとしていました。ボクは一応これで家族が会見したし、内藤選手も謝罪を受け入れてたのだからもういいと思います。いまさら興毅選手の口から父親が反則を指示したかどうかを言わせても意味がないように思います。処分も受けて謝罪もしているのですから今後が大切でしょう。

会見では父親の事を「世間では悪く思われているかもしれないけれど、自分たちには世界一の父親と思っている」「親子の関係はこれからも変わらない」でもボクシングに関しては「これからは自分の力でがんばっていきたいと」と語っていました。全部本心だと思いました。

そして「大毅選手の復活を願っている」事や「兄弟で新しい亀田スタイルをつくる」「また明るくなってファンの期待に応える」など今後の気持ちも語っていました。今はこれで十分でしょう。後はこれから亀田家がどう行動するかだけだと思います。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。