うまくは言えないけど

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優先座席

2005年07月10日 | 日記
今、JR西日本の普通電車(青いやつです)で、時々シートにピクトをプリントしている優先座席があります。

一体、何を考えてあんなことするのかよく分かりません。色のコントラストがきつく、かなり主張しています。あれでは優先座席に指定されている人以外は座るなと言っているように見えます。気にせず座る人もいますが、ボクは空いていても混んでいてもあそこには座れません。

優先座席は体が不自由な方やお年寄りがいれば譲ってあげて下さいねという席のはずです。でも、考えたらおかしな話で、じゃあ他の席では譲らなくていいのかという話になってしまいます。あのプリントはほんとは専用なんだけど、そういうと色々と問題があるから仕方なく優先にしているんだよと主張しているようにも見えます。

体が不自由な人などに気を使うのは必要だとは思いますが、過剰な扱いは相手にとっても良くないように思います。この間も片足が不自由で杖をついて歩いているおばあさんがいました。そのおばあさんは一つとなりの乗車口に並んでいたのですが、電車がホームに入ってくるとこっちが空いていると思ったのか、ものすごいスピードでこちらに移動して一番前に割り込んできました。あまりに早く動いたのでびっくりしましたが、正直「めちゃくちゃ元気やん」と思ってしまいました。

並んでいる所に割り込んでくるのはボクの感覚では圧倒的にお年寄りが多いように思います。年寄りだから仕方ないではなく、どんな事情であってもルールはルールで守らなくてはいけないないと思います。ボクは目の前だったら言いますが、たいていは「フン」みたいな感じで無視されます。

若い人のモラルが低下しているといわれますが、みんながそうではなくほんとにしんどそうな人には席を譲る人はいると思います。現に時々ではありますが、若い人がお年寄りに席を譲っているのを見かけます。だから譲られる側のお年寄りも自分勝手にふるまわずに大人の振る舞いで若い人の手本になるようにしてほしいものです。理想論ではありますが、お互いがそうしてお互いを気づかえば、最終的には優先座席なんて必要がないようになるかもしれません。個人的にはあんなシートが必要ないようになってほしいです。

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