秋田県横手市増田町 千葉建築のブログ

秋田県の県南、横手市増田町の工務店、(有)千葉建築のブログです。
よろしくお願いいたします。

宇宙を駆ける

2010-04-12 08:20:29 | 自然と科学
4月12日(旧暦2月28日 八白 大安 壬辰)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

昨日の午後は晴れましたが、少し気温も下がっていたようです。今朝は雨となり、上着が必要となる肌寒い天候となっています。


一週間前の5日に、日本人2人目の女性宇宙飛行士の山崎直子さんを乗せた、アメリカのスペースシャトル「ディスカバリー」が打ち上げに成功しました。

7日に国際宇宙ステーションにドッキングを成功させ、宇宙ステーションに滞在している野口聡一さんと宇宙で対面し、物資の運搬などの業務をこなしているニュースを連日目にしています。

世界初の宇宙有人飛行から約50年経ちましたが、最初はアメリカとソ連のみの宇宙開発だったものが、今ではさまざまな国の人が宇宙に飛び、日本人の活躍の場も着実に増えています。



今日はこの「世界初の有人飛行」が成功した日であります。

1961年(昭和36年)、ソ連の有人宇宙衛星船の「ボストーク1号」が打ち上げに成功し、大気圏外を出て地球周回軌道へと乗りました。

「人類初」の宇宙飛行を果たしたガガーリンは、110分間のフライトを終え大気圏に再突入し、途中からパラシュートで脱出して無事生還しました。

着陸後に述べた「地球は青かった」は、あまりにも有名な言葉として後世に残っています。ロシアではこの日が祝日となっているとのことです。


その後、アメリカも宇宙有人飛行に成功し、1969年にアポロ11号が月面着陸に成功するなど、米ソ間での宇宙開発競争は続きました。

莫大な費用を費やしたこの競争により、両国の財政は悪化しましたが、物理学や天文学、テクノロジーに与えた影響は計り知れないものがありました。

冷戦の代理競争であった宇宙開発競争は、今では日本、EU、中国やインドなど多くの国が関わるものとなりました。



「2001年宇宙の旅」からすでに10年が経とうとしていますが、SFのような宇宙周航はまだまだ難しいものではあります。

しかし、1990年に秋山豊寛さんが日本人初の宇宙飛行を行ってから、山崎さんまでで8人が宇宙へと出ています。来年には古川聡さんという方が宇宙飛行の予定で、他に3人の宇宙飛行士候補が訓練中とのことです。

まだ日本国内単独の技術による有人飛行・帰還はできていませんが、これらのニュースを見て育った若い世代が、宇宙へと興味を持ち、その夢を実現させたニュースをまた我々が見ることができれば、未来への希望はとても大きいと思います。

今までは技術者や学者が宇宙飛行士になるパターンが多かったですが、訓練中の飛行士候補には航空機のパイロットもいたりと、日本人が宇宙船の船長となる可能性もあります。


ちなみに宇宙飛行士に求められる資質には、

「特定の科学分野の研究に従事しているが、機械いじりが好きで車の整備や修理も自分でやってしまう」
「工学系の研究・開発・運用に従事したことがあり、科学的な研究・実験等にも興味がある」(JAXAホームページから引用)

という例もあります。チームワークも重要となっています。

JAXA 宇宙航空研究開発機構

秋田県初、横手市初が出てくるのも、遠い未来でもないものかもしれません。


補助金やローンなどのご相談も承ります。
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2 コメント

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宇宙への夢 (紅玉「何にも専務」)
2010-04-12 08:55:05
おはようございます。
ツィッターで野口さんのツィートをフォローしていますが、「ドッキングなう!」のツィートに興奮しました。

以前、ある勉強会で北海道の中小企業「植松電機」さんの講演を聞いたのですが、スゴい!
街の小さな電機工場が宇宙開発に真剣に取り組んでいますよ。
参考までにURLを。
http://aerospacebiz.jaxa.jp/openlab/interview/09/index.html
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紅玉「何にも専務」さまへ (ちばken)
2010-04-13 08:10:12
コメントありがとうございます。
野口さん、ツイッターをやっているんですね。宇宙からほぼリアルタイムでの意見・感想を聞けるとは、本当にいい時代になっていますね。

HP拝見いたしましたが、低コストと安全性の両立を目指し、実用段階にきているところがすごいと思いました。
日本企業の99%を占める中小企業からの宇宙開発が、日本の宇宙開発のカギとなっていますね。
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