雨と陶器とペンデュラム

名古屋の二日目は、朝から雨　

しかし、今回は予てから、行きたいと思っていた　『ノリタケの森』　　へ

以前　みきさん　のブログで拝見させて頂いて、素敵な所だわ　　と思って






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　雨に濡れた、赤レンガ






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


今回は、時間的余裕が　かなりあったので、しっかりと見学

特に　『ノリタケミュージアム』　では　以前から疑問であった、

花瓶とか壷の、出来上がる工程を、職人さんから直にお聞きする事が出来て、ちょっと納得

石膏の型に、泥しょうを流し込み、一定の時間を置いて、泥しょうをすてると

固化した部分が残るらしいんですが、

「厚さがこの部分は５mm、この部分は１ｃｍというふうには、ならないのかしら？」

というのが、私の疑問だったのですが、どうも石膏は、均一に接着面の水分を吸収するらしく、

その様な、心配は無用との事　　浅学な、ど素人丸出しでした。


そうそう、以前私も作った、　『ポーセラーツ』　　　ポーセラーツとはおっしゃらなかったようですが、

職人の方が作っていらっしゃいましたよ。




ノリタケカンパニーの歴史は、森村市左衛門さんから、始まったそうですが、

『ノリタケ』　は創業者のお名前じゃなく、地名だったんですね～、
そして、　『ＴＯＴＯ』　さんも、　『大倉陶園』　さんも、同じモリムラグループだったとは・・・


大倉陶園さんといえば、有名な　『ブルーローズ』　ですが　大倉孫兵衛さんが、

　『良きが上にも良きものを作り』　商売ではなく、道楽仕事として、造った会社で、

ご子息の和親氏が、後を継がれて、あの様な独特のぼかしがある、素晴らしい作品が出来上がったようです。

和親氏はお写真で拝見すると、

今で言う　めちゃ　イケメン　（そこかい）


市左衛門さんだの、孫兵衛さんだの、凄く歴史を感じさせるお名前ですが、

彼ら達に、西洋諸国に負けない、素晴らしい物を作っていこうとした気概があったから

今の日本があるんですね　

沢山の歴史的な作品が、展示されているのですが、

大正時代の作品の方が、モダンで、色彩が鮮やか、強いパワーと解放感を感じましたよ。

そして、あんなにあると思っていた時間も、気がつけばお昼をとっくに過ぎ

チラ見した、アウトレットのお店も、さしあたって欲しい食器もなく、スルーして


慌てて、名古屋駅に向かいました。





『東急ハンズ』　さんで、目にした　ペンデュラム


あまりに立派だったので、写真を撮ったのですが、写した後から

『店内撮影禁止』　（貼紙で）　知りました。

それにしても、どんな揺れ方をするのか、一度見てみたいものです。



今回、往復切符を買ったのですが、ちょっとしたミスで、自動改札口が通れず、

対応してくださった駅員さん、走って処理してくださいました。

最近のＪＲさん、ほんと親切になりましたね～


そして、帰りの電車の中では、今日一日中、持ち歩いていたバッグが、重かったのか　（コインロッカーに入れなかった）

肩が痛くなったので、ちょっと手を肩に当てていたら、す～と楽になり

歩き疲れた足にも、靴を脱いで、レイキを当てたら、軽くなるなど

まっこと有り難きかな、　道具や薬の要らない　『レイキ』　でした。



そうそう、名古屋のお土産は、『天むす』　と　『栗のロールケーキ』　

『栗のロールケーキ』　めちゃ旨だったのですが

またもや、写真を撮る前に、お口の中へ・・・

どうにかならんやろか、この食い意地

食べたいと思ったら、ぐ～んと思考能力が低下、殆んど本能のまま

それも年々悪くなっています

そういえば、以前読んだ本の中に、「歳と共に、視野が狭くなり、自分の周りの状況などを

判断できなくなる」と書いてありました。自分的には人目が気にならず、楽でしょうが

気配りとか、心配りなどとは、程遠く、自分の事しか見えない、おばさんになるとなると

う～ん　　楽をとるか？、美しさをとるか？　難しいな～


しかし、確実におばさん化している自分がいるし・・・


あっダメダメ、　『想念が未来をつくる』　って言うから、前向き前向き

明るくて、親切なおばさんめざして

えっ　それってただのうざいおばさん？

あ～あ　態度と声がデカイ私はどうしたらいいのだろ～か？



段々寒くなってきましたね、お体ご自愛くださいませ