水徒然

水に関する記事・記録・感想を紹介します。水が流れるままに自然科学的な眼で
解析・コメントして交流できたら最高至福です。

松茸は日本では絶滅する?

2010-10-11 | 日記

松茸の高値から想う生物多様性」の記載から、国産の松茸は全国的には1980年代から激減しています。原因は何か?
松茸の生産高減少要因について「水」との係りはないか?」で記載したように、
根本原因が不明であり、究明されないかぎり、松茸は絶滅すると想われます。

 この原因として、「生物多様性のホットスポットに日本がはいっている。」で紹介したように、日本は日本列島は南北に長く、黒潮と親潮がぶつかるうえ、太平洋プレートやフィリピン海プレートなどが潜り込んでいます。
 また、酸性雨*1、黄砂*2、等の複雑な気象状況が影響していると想われます。いずれにしても、今年のような猛暑だけの影響ではありません。
*1海の酸性化に係る資料の紹介
*2各地で頻発する局所豪雨による土砂崩れに関連する記事を紹介します。

きのこ栽培家ネットワーク マツタケの輸入動向によれば、
07年のマツタケの輸入は、核実験問題で制裁措置が続けられている北朝鮮からがゼロとなり、アトラジン、二酸化硫黄、アセトクロルなどの残留農薬が多数検出された中国産は20%以上減少、カナダやアメリカからの輸入が大幅に増加して、前年比10%減の1554tとなった。」
「日本独自のきのこ食文化を形成しているマツタケは、国内生産がピーク時の70分の1にまで減少し、需要量の98%以上を輸入品に頼っている

各国の生産高推移がどのように変化しているか?
今後の調査課題です。

 

 


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