以前の投稿において、
「食物連鎖の基盤を支え、酸素生産など重要な役割を担う海洋の植物プランクトンが、世界で年間平均約1%の割合で減少し続けて・・・北半球だけでも約60年間で地球全体の約40%も減少している。・・・
海水温の上昇が原因とみられ、・・・海の植物プランクトンは、人為的に排出される量の3分の1にあたる年間約20億 トンの二酸化炭素を吸収するほか、魚が捕食する動物プランクトンの餌として・・・」
【7月29日 AFP】によれば、
「1世紀にわたって続く植物性プランクトンの減少によって海の食物連鎖が崩壊する恐れがあるとの論文が、28日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。人間による魚の消費も影響を受ける恐れがあるという。 研究チームは植物性プランクトンの減少を調査するため、1990年代以降については衛星画像を、衛星画像のないそれ以前については、直径20センチの白い円盤を沈めて見えなくなる深さを測定した19世紀後半以降のデータを用いた。水中に光が届く深さは、植物性プランクトンが持つ葉緑素の濃度を知るよい指標になるという。・・・」
⇒植物性プランクトンは二酸化炭素を吸収するほか、魚が捕食する動物プランクトンの餌として重要な役割を果たしています。反面、発生すると、TSSと同様に、「海の透明度」に影響します。
(google画像検索から引用)
関連投稿:
・海の酸性化に係る資料の紹介
・「植物による水質浄化」について調べました。
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