近所に嫌いなじいさんがいる。
昔、マンションの理事会で一緒になったけど、
偉そうな態度が鼻についた。
理事長になりたいくせに「年寄りは引っ込んでた方が…」
とか回りくどい言い回しを使いながら、結局理事長におさまった。
誰もやりたい奴なんていない。素直に「なりたい」って言えばいいのに…。
道で会って挨拶しても絶対返してこない。感じわるい。
女房に聞いたら「みんなあんな人に挨拶しないよ。評判わるいし…」との事。
なんでも昔、私立の高校の校長にまでなった人らしいけど、ずっと独身だったみたい。
ずっと昔のステータスを引きずってる感じ。
父もそうだった。定年してからは、
「俺はこんな凄い仕事をしてきた。こんなに業績をあげた」
そんな事ばかり言っていた。
まるで自分を納得させるかの様に言っていた。
でも、晩年きていた年賀状は数枚…。仕事の付き合いなんてそんなもんだ。
痛い。男として心が痛い。たぶん自分だって変わりない。
近所に親しい友人もいない。近所の付き合いなんて面倒くさい。できるだけ遠ざけている。面倒な事は全部女房任せ。
フジヤンに『ギネスに乾杯』ってのがあった。
滑稽だけど説得力がある。
大事なのは『今』。昔何やってたとか、そんな事関係ない。
でも男は校長は校長のまま、社長は社長のまま、平社員は平のまま、じいさんになる。抜けきれない。
昔校長だったのなら、ボランティアで子ども達の安全のために毎朝通学路に立つとか…。
でも、挨拶もしないて道に突っ立ってたら、かえって怪しまれてしまうか?
痛い。何か他人ごとじゃなく痛い。
でもキャラクターとしては魅力的。悲しいくらいに…。
昔、マンションの理事会で一緒になったけど、
偉そうな態度が鼻についた。
理事長になりたいくせに「年寄りは引っ込んでた方が…」
とか回りくどい言い回しを使いながら、結局理事長におさまった。
誰もやりたい奴なんていない。素直に「なりたい」って言えばいいのに…。
道で会って挨拶しても絶対返してこない。感じわるい。
女房に聞いたら「みんなあんな人に挨拶しないよ。評判わるいし…」との事。
なんでも昔、私立の高校の校長にまでなった人らしいけど、ずっと独身だったみたい。
ずっと昔のステータスを引きずってる感じ。
父もそうだった。定年してからは、
「俺はこんな凄い仕事をしてきた。こんなに業績をあげた」
そんな事ばかり言っていた。
まるで自分を納得させるかの様に言っていた。
でも、晩年きていた年賀状は数枚…。仕事の付き合いなんてそんなもんだ。
痛い。男として心が痛い。たぶん自分だって変わりない。
近所に親しい友人もいない。近所の付き合いなんて面倒くさい。できるだけ遠ざけている。面倒な事は全部女房任せ。
フジヤンに『ギネスに乾杯』ってのがあった。
滑稽だけど説得力がある。
大事なのは『今』。昔何やってたとか、そんな事関係ない。
でも男は校長は校長のまま、社長は社長のまま、平社員は平のまま、じいさんになる。抜けきれない。
昔校長だったのなら、ボランティアで子ども達の安全のために毎朝通学路に立つとか…。
でも、挨拶もしないて道に突っ立ってたら、かえって怪しまれてしまうか?
痛い。何か他人ごとじゃなく痛い。
でもキャラクターとしては魅力的。悲しいくらいに…。