万コロへの道 ***理詰めで万馬券を考察する方法と実践***

変化点を嗅ぎ付けたりや馬場レベルを見極めて、性懲りもせず海老で鯛を狙っています。

食指が動く1頭

2012-06-28 00:50:33 | 一口馬主
ダンツクレバーの10 アルバラード

母は29戦4勝
芝ダートを問わずタフに活躍しました。

おばは桜花賞5着のダンツクインビー
祖母は38戦4勝、こちらも芝ダートを問わずタフに活躍しました。

こういうタフな系統は、地味ながらも値段以上の活躍を期待させてくれますね。
一口ではかなり有力です。

父はフランスで5世代、日本に輸入されて3世代を残して逝去したチチカステナンゴ。
社台がサンデー肌馬用に輸入してきた種牡馬ですが、
5世代残してきたフランス産の産駒から2頭のフランスダービー馬を出しています。

ヴィジョンデタとサオノワ。
これらの馬の血統的特徴として、母系にミルリーフを持っています。
またフランスダービー2着馬のバブルシックは母系にサーゲイロード≒セクレタリアトを計3本持っています。

これらはチチカステナンゴの母スマラがサーゲイロード=スワンシー3×5という同血クロスを持っており、
ここが呼応して活躍馬が出せているそうです。
即ち、ナスルーラ+プリンスキロを上手く合わせて行くのが配合のキーだとか。

ちなみにダンツクレバーはミルリーフもサーゲイロードもセクレタリアトも持っています。
自身はナスルーラ+プリンスキロ血脈で凝り固めたところに、ノーザンダンサー4×4でまとめた血統です。

ということで、チチカステナンゴを配合すると、ナスルーラ+プリンスキロ血脈にノーザンダンサーも含め
継続クロスをしている格好になり、これは効果的な組み合わせであると思います。

フランスで成功しているような組み合わせが日本で同じように活躍できるかは甚だ疑問ですが、
少なくとも可能性があることは間違いありません。

地味厩舎に仕上がりも遅く馬体も平凡で、ぱっと見ではとても手が出ませんが、よくよく見ると、
・チチカステナンゴ配合の成功パターン
・地味ながらタフに活躍する母系
・一発期待できる初仔
と買い材料は多くあり、一口2万のコストから見ても十分狙いの立つ1頭かと思っています。



6月24日回顧

2012-06-25 23:24:59 | 回顧
***穴馬買い対象***


阪神11R アーネストリー・・・7着(8人気)


3コーナー辺りから徐々に進出してくる辺り、貰ったように思いましたが、
直線向いてしぶとさが見られず。。。

昨年とは違い重めの馬場が合わないのか、勢いも今年は無かったですが。。。

それでも一昨年3着時と同じタイムで走っていますので、馬場のせいではなさそうですが。。
7才で全盛期の勢いを期待するのは酷でしたか。。



阪神12R テイエムハエンカゼ・・・10着(11人気)


大外も押して行って2番手に。
直線向いて1番人気馬を競り落とし、先頭に立つも坂で止まってしまいました。

1000万下のメンツでもトップクラスのメンバー構成でしたのでこの辺りまでか。。。

しかしハリケーンが頼りなさ過ぎた。
よく見ると前走間隔開いて大幅馬体重減での勝利。
これは完全に『ポカ』パターン。
見逃していて今気付きました。。。。


番外編 土曜日 阪神11R シルクアーネスト・・・6着(2人気)


オープン特別で賞金を補充したかったのですが、行く馬がおらずどスローの変な展開で団子状態。
ごちゃごちゃしている中団を進んでいましたが、コーナー回る辺りから周りが壁に。。

嫌な予感が的中、前内外と3方向全て壁。
ごちゃついてスペースも無く、これは厳しい。
坂の途中辺りでようやくちょっと外にスペースが出来て、差し込んできましたが、
もう残りも少なく、大外から一気に大出遅れしたフラガラッハが強襲。
この馬はジリジリと詰め寄って6着まででした。

あの詰まり通しの展開でよく最後は詰めて来ていたと思います。
上がりが33秒2、相当ロスがありながらでしたから今回は仕方ないと思いますし、
結果はともかく内容的にはこのクラスでもやっていける感覚はありました。

ただここまで来ると自分の競馬がなかなかさせてもらえませんね。
上手く流れに乗れる器用さが重要なことは言うまでもありませんが、
展開や枠順が向く『運』も必要ですね。

サマーマイルに参戦できるかどうか怪しくなってきましたが、
出ればチャンスのあるところにいる馬ですし、まずは出走できる『運』があるかどうか。
そして次も出走できる順調さがあれば、この夏もうひと花咲かせてくれると信じています。


6月24日の狙い馬

2012-06-24 07:30:39 | 狙い馬
***穴馬買い対象***


阪神11R アーネストリー・・・▲


近走の成績で人気を落としていますが、
本レース昨年レコード勝ち、一昨年3着の馬です。

距離コースが根幹距離ではなく、特異な条件のグランプリ戦ですので、
強い馬は思いっきり強く出る傾向にあり、この人気なら狙っていく価値は十分ありだと思います。




阪神12R テイエムハエンカゼ・・・▲


前走が今回と同コースで11人気3着。
多少評価が上がりそうなものですが、今回も同じような人気です。

九州産+芹澤騎手でかなり地味なのでしょう。
走っても走っても人気しないキャラで妙味十分です。



6月17日回顧

2012-06-19 22:54:33 | 回顧
***穴馬買い対象***


函館8R サニーエリザベス・・・9着(6人気)


中団から進めましたが、前が残る流れでもあり、最後は伸びることも無くそのままゴールです。

ここ4走の秒差負け2桁着順から0.5差9着ならこれでも変わり身を見せているのかもしれません。

ちなみに洋芝で現級にて5走していますが、着差はすべて0.5秒以内です。
そう考えると、暑い時期に活躍してくるタイプですし、また次も狙ってみたくなります。


福島12R キングクリチャン・・・8着(11人気)


内枠でもあり、道中おおマクリを期待したものの、外に馬がいて動けなかった感が。
こうなるとこの馬の出番はありません。

最内枠が気になりましたが、やはりそれが原因でしょう。
残念ながら中谷に最内枠からマクれる技術はありません。

また芝カマシて来たときに狙います。



福島5R フリティラリア・・・2着(2人気)


勝って欲しかったのですが、全く予測どおりの結果で2着。
内容的には文句ありませんし、文句があるとすれば1着付け馬券の比重が高く儲からなかったことくらいです。

やはり典弘がコメント通りの騎乗で中団から溜めていました。
ぽっかり中団に出来た穴で周りに馬もおらずゴチャつかないベストポジション。

直線向くと今度もぽっかり開いた内目へ突っ込んで行きしっかりと伸びてくれました。

開幕週でスタートダッシュのよい勝ち馬には最後詰め寄るまででしたが、今後を考えると楽しみな内容でした。

折り合いもきっちり付いていましたし、仕掛けられてからも反抗することなく伸びてくれました。

ろくに調教をしていないながらもセンスだけで2着確保ですから、上手く行けば早いうちに勝ち上がってくれそうです。

パドックではすらっとしたいかにも牝馬といった体型で、前の出なんかに柔らか味がありました。
血統的にもう少し力馬的な感じかなと思っていたので拍子抜けしましたが、造りは悪くないと思います。

ただ、軽めの調教であの仕上がりですからそのあたりが心配です。
カイ食いが細いとか、仕上がりすぎて使い詰めできないとか、馬体重が気になってしっかり一杯調教できないとか。。。

中2週で福島最終週の1200に使う予定だそうです。
あの柔らかい感じからして新潟の外回りで、もう少し距離があったほうが良さそうですが、
この時期の未勝利戦ですので素質が本物ならあっさりと決めるでしょう。

最終週で差し馬場になるでしょうし、上手く調整できれば勝ち負けしてくれるのではないかと楽しみにしています。


6月17日の狙い馬

2012-06-16 23:59:02 | 狙い馬
***穴馬買い対象***


函館8R サニーエリザベス・・・▲


全芝[1.1.0.13]
函館1200芝[1.1.0.3]
このコース以外要りません。

8走前の本コース現級2着時が、連続2桁着順からの変わり身を見せ穴をあけました。
今回は4走連続2桁着順ですが、全て本コース以外で全く気になりません。

むしろ、人気を落として妙味があるように思います。



福島12R キングクリチャン・・・▲


4走前、現級戦の本コースで11人気2着。
その時が芝2桁着順からのカマシがきっかけとなり、道中から大マクリを決め一変したものでした。

2走前のカマシ時も狙い撃ちしましたが、大マクリはよかったもののペースが合わずに大敗。
結果は出なかったものの、さらに狙いたくなるような内容でした。

芝⇒ダート⇒芝⇒ダート⇒芝のローテーション。
確実に陣営もカマシを狙ってきています。

強烈な大マクリからの粘り込みに期待します。



福島5R フリティラリア・・・◎


先日ブログで記したとおり、やはり厚い印が付いて人気しています。
ただ、馬なり調教ばかりで速い時計を出していませんし、血統+騎手で人気先行している感が。

まず、新聞に載っているIK評価を見て、おや!?っと思いました。
【ヘイロー強調】
【課題は瞬発力】
というのも、瞬発力勝負に強いヘイローを強調すると、矛盾していると感じたからです。

この理論には精通していませんので、どういう意図かあまりよく理解できませんが。。。

そもそも、この馬に出資した理由は、
・アイスフォーリスをはじめ、上2頭がどちらも勝ち上がっている点
・名牝ダリアの末裔
が大きいです。

ただそれだけではなく、血統の相性面から、
・一発大物が期待できる『リボーの5×6』
・某血統評論家の黄金理論である、『サンデー×ミスプロ×War Admiral×La Troienne』
(それもこの馬、母のリリウムがWar AdmiralとLa Troienneどちらもクロスで持っている)
が後押しとなりました。

この感じから、全くダメか大物の素質を持っているかの極端な馬になるだろうと思っていましたが、
現段階の評価では、後者の可能性が有力でうれしく思います。

騎手も先を見据えたコメントで、
『適正はマイルくらい、今後を考えて1200の乗り方はしない』
からの発言を見て、
圧倒的前有利な開幕週の芝1200で、スタートから押せ押せで前に取りついて行く乗り方はしないでしょう。
そうであるとすれば、いきなり新馬勝ちを期待するのは少し酷であるのかなと思います。

先を考えているからこそ、今回は勝ちに行く>競馬を教える、でしょう。
競馬を教えに行った結果、直線で差し切りも考えられますので、仮に素質が高ければ、
このパターンで優勝することも考えられます。
こうなるとお祭りですね(笑)。

ただ、今回ラッキーなことは多少なりとも雨馬場の影響を受けるであろうことです。
先に記したパワー要素である、リボー、War Admiral、La Troienneのクロスで、
力の要する馬場は得意でしょう。

印の面からも期待してしまいがちな初戦ですが、
この時期から出走できることは大きなアドバンテージで、極論を言えばまだ1年以上未勝利でいられる状況です。
勝ちにこだわらず先を見据えた乗り方で、内容があれば満足です。


フリティラリア メイクデビュー

2012-06-14 23:02:56 | 一口馬主
日曜福島の新馬戦でフリティラリアのデビューが決まりました。

鞍上は横山典弘、調教もつけていますし、これは期待していいのかも。
ろくすっぽ調教して無い様に思いますが、もう仕上がっているようです。
ここまで特に問題も無く無事に、そしてこんなに早くデビューが出来るとはありがたい事です。

しかし、上がクラッシックで活躍してる影響か、やたらと取り上げられています。
デビュー戦からこういう記事になる馬を所有したことがこれまでありませんでしたので、
うれしいことはうれしいのですが。。。

評判馬とか持ち上げられていますが、一口2万で最近まで売れ余ってた安馬ですので意味がわかりません。
評判馬なら一口10万でも即満口になっているはず。

厩舎もかなり地味ですし・・・
勝手に評判馬に祭り上げているのは、マスコミの方だと思いますが。。。。

馬なりばかりのぬるい調教で、時計が抜群でもありませんし、仕上がり早なのでしょうが、
どうも『アイスフォーリスの下』というだけで持ち上げられた感が。

ひねくれた性格ですので、こうなってくると怪しいと思ってしまいます。

まぁ、初戦から新馬勝ちしてくれれば言うこと無しですが、早い時期から使えることだけで十分です。
どこかに内容があれば満足です。

あわよくば、プレノタートからの2年連続ジュベナイルフィリーズ出走までこぎつけたいのですが、
そう簡単にはいかないでしょう。

この時期のデビューは夢が広がりますね。

6月10日回顧

2012-06-12 23:23:15 | 回顧
***穴馬買い対象***


函館11R ラテアート・・・14着(10人気)


先行馬を見ながらのいい位置でしたが、休み明けの影響か勝負所でついていけずに。

ハンデが軽いほうがよさそうな馬ですし、次走以降叩いて軽ハンデの洋芝なら再度狙いたいです。



函館12R ヴァーチュスター・・・2着(10人気)


思惑通りの逃げで、直線でもかなりしぶとく抵抗し2着確保。
重い芝で後ろの馬も直線でジリジリになる格好で上手く読みが嵌りました。

2分3秒台の決着なら芝実績なんて不要ですね。



東京11R シルクアーネスト・・・◎


スタートで少し立ち遅れ、中団少し後ろのポジションに。
3頭が飛ばすような格好で、後の馬は少し離れて馬込み状態。

3コーナーを回る辺りで内にもぐりこみ、4コーナーでは3頭が抜け出し
引き離し気味になったその後から仕掛けられ伸びてきていました。

直線向いて追われるとスッと反応し、するすると前に。
それでも先に抜け出した3頭が相当前を走っており、最後までしっかり走りましたが
前の影を踏むことも無く掲示板まででした。

展開的に合わなかったと思いますが、仕掛けられてからの反応は高評価に思いますし、
現状の力は出してくれたと思います。

1800は少し長い印象でした。

やはりマイルがベストでしょう。

サマーマイルにも目処が付いたと思います。

ただ賞金面で出走できるかできないかのぎりぎりのところであると思いますので、
多分オープンのマイル戦、米子Sに出してくるでしょう。

夏場に連勝したように、暑くなると体調が上がってくるタイプで、確実に勝ち負けでしょう。

きついローテになりますが、このオープン戦を快勝し、サマーマイル重賞で連勝して欲しいですね。


6月10日の狙い馬

2012-06-10 11:04:32 | 狙い馬
***穴馬買い対象***


函館11R ラテアート・・・▲


降級馬。
4走前、5走前と洋芝1600万条件の1200戦で0.4差。
1000万で1分9秒台の決着になりそうなここなら、十分な実績です。

函館芝1200に圧倒的に強いバクシンオー産ならさらに期待が持てます。



函館12R ヴァーチュスター・・・▲


芝実績が皆無ですが時計の極端に掛かる函館なら、そう関係ないでしょう。
前走は逃げて上がりの勝負で切れ負けしましたが、気分よく行ければしぶとい粘りが出来る面が見られました。
今回も開幕週の逃げ有利の馬場でハナを奪えそうな感じです。

シンボリクリスエス産で洋芝○ですし、母も函館芝[2.2.0.0]という洋芝巧者。

しぶとい逃げ粘りも考えられます。


東京11R シルクアーネスト・・・◎


今回がオープン返り咲きで重賞挑戦の試金石。

準オープン2勝した得意の東京で、出来がいいとなれば好勝負可能と見ています。

心配は外枠と騎手。

雨⇒晴れで内から乾く馬場での外枠は厳しいです。
しかしながら先週までの超速馬場で故障を心配するよりは全然ましですし、
最終週で外差しの可能性も少なからずありますからポジティブに受け入れましょう。

そして天皇賞での大ポカをやらかした池添も今期絶不調です。
この馬では強引な騎乗が全く合わず、過去に何度もポカし続けられていますし。。。

しかしこれくらいの試練を乗り切っての勝ち負けが出来れば、今後楽しみになるというもの。

上位に食い込みサマーマイルにつなげて欲しいです。


引退と追加出資

2012-06-04 23:38:44 | 一口馬主
シルクマイベストが屈腱炎を発症し引退してしまいました。

早い時期の3才戦では、コティリオンやナカヤマナイトと好勝負をしたくらい期待が出来る馬だったのですが、
それから脚元のモヤモヤがずっと続いて、1年後に復帰するもかつての面影はありませんでした。

多分もうその時から屈腱炎を発症していたと思います。

地味なチアズブライトリー産で、1000万もしない安価な馬でしたが、
雄大な馬体、そしてアンバーシャダイの3×3に惹かれ出資し、かなり楽しませてもらったと思います。

わずか8戦で引退と素質はあったと思いますが、こういうのを見ると改めて、健康面が第一だと感じますね。

社台化したシルクでは、マニア心をくすぐるこういう血統の馬は今後まず出てこなそうで、大変寂しくも感じます。


思いは思いとして、実際経済的な面を言えば、妻子+フルローン生活で嫁に文句を言われながらも
しぶとく一口を続けるには、シビアな言い方ですが、このモヤモヤのままで引っ張られてても仕方ない訳でもあり、
次に進む為にも、入れ替わってくれたほうが・・・と言う気持ちも正直あります。

一般的に一口ではGI級の活躍が期待できる馬を狙っていると思います。
そのためには多少高額でも夢を追える血統馬に出資すると思います。
出資馬が大レースで厚い印が付き、また好走してくれることほどうれしいことは無いですからね。

しかし自分の場合、何とか来年、再来年と止めさせられずに一口を続けていくのが目標ですので、
休んでばかりで稼動してくれないと大変困るのです。

夢が無い様な言い方ですが、この境遇で道楽の一口をやり続けるためには
出資馬が地味ながらもしっかりと稼動していてくれてて、馬代金が回収できているからこそ、
破綻せずにやっていけているのです。





こういう状況からして、マイベストと入替になる馬はなるべく早くから出てきてくれて、
それも丈夫にコンスタントに使えるような馬がいいですね。

で、早速補充しました。

かねてから目をつけていたスターリーワンダーに一口。

マイベストの突然の引退、そこへ来て様子見中のスターリーの入厩コメント+残口が一気に減少。
完全に背中を押されてしまいました。

全てのタイミングが揃ったようで、迷うことなくポチりました。

今のところ脚元不安ののコメントは出てきていません。
何十戦として地味ながら稼ぎに稼いだ、この上のシルクネクサスこそが自分が目指す理想形の馬です。
その強靭さが似ていてくれていたなら。。。

そしてこのシルク安心価格。
飛びつきました。(笑)

上手く進んでくれることを期待しています。