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自転車のメンテナンスや改造に特化してみました。あとスノボも。

アウトドアでの温水シャワーシステム(ヒーター編)

2016-08-22 16:13:54 | その他
さて、本システムの心臓部と言っても過言では無い部分です。
ここの出来で全てが決まると言ってもいいかもしれません。

まずは熱源。
これはもうキャンプ用のガソリンストーブ一択と言っても良いでしょう。
外気温に左右されない火力、収納のコンパクトさと強靭さはカセットガスコンロやガスストーブなどを寄せ付けないものがあります。
コールマンのアンレデッド533。
91年モデル。
ずっと使ってますが未だトラブル知らず。

一緒に旅した数々の歴史がそのボディに刻まれているかのような、オールドZIPPOにも通ずる姿。
カッコ良いよっ。良いぢゃん、たま〜に持ち物ちょっとぐらい自慢したって。。。

そして心臓部のヒーター!














ちんまり。。。


こないだ作ったばっかりなのに何十年もそこに放置されているかのようなお姿。。。
いや、試行錯誤の末にこうなったんですよ。

灯油などの配管の「なまし銅管」でできています。
長さは3mで8mm。
それをフリーハンドで、くたっと折れないように巻いてあります。
セットするとこんな感じ。

ストーブの五徳に最下段のパイプがはまり込むようなスタイルになります。

このパイプの巻き方というか形状なのですが、ガソリンや灯油を燃焼した際に出る水蒸気が冷水の通るパイプで冷やされ結露し水滴となってバーナー部に落下するのを可能な限り防ぐとともに炎がパイプにできるだけ当たるよう、かつ高温の燃焼ガスがパイプ間を通るように天板を付けて限られた火力で効率良く温められるように試行錯誤を重ねて出来上がった形なんです。
なのでパイプもイビツでクタクタw
天板はペール缶の切れ端でできています。
これがあるのと無いのでは大違い。

で8mmよりも細いなまし銅管のほうが、よりヒーターの長さを長くすることが出来ますから好都合なのですが、接続するホースが特殊なホース(細い高温に耐えるホースがなかなか無い)になったりタケノコニップルをロウ付けしなきゃならなかったりと加工が大変です。
なので入手のしやすい8mmを採用しました。

ペール缶は燃焼バルブの開閉と燃焼する為の空気取り入れ口として下部をバッサリサンダーでカットしてあります。
クギなどで穴を開けた後、金切バサミなどで開けても簡単に開くでしょう。


このペール缶はガソリンスタンドでも入手できるでしょうし単品でも通販で買えます。
ペール缶にこだわることも無いです。
キャリングケースとして、また、燃焼効率促進の為の風防と雨天時の雨避けのものです。




ヒーターに接続してあるホースはこれもホムセンで入手できる内径8mmの普通のホースです。
なまし銅管に刺した時にちょっと緩めだったのでホースバンドで固定してます。
ヒーターを通った燃焼ガスがホースに直撃せぬような位置で固定します。


細いホース用のワンタッチコネクターに先ほどのオス&オスコネクターを接続してポンプのシャワーヘッドを取り外したコネクターと接続します。
ここがヒーターに行く方の冷水側になります。




ヒーターを通った温水はフタを加工したエアーバルブに接続します。
エアーバルブの口金下のゴムとホースの内径が同じ8mmですから簡単に接続できます。



これで準備完了です。




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