ゆとろぎへの道 仲村峯夫 一隅を照らす素晴らしきかな人生 照らさずとも好し また素晴らしきかなこの人生(とき)

日々、つれづれなるままに、心のおもむくままに、趣味的ハルサーの想いを…
自分探しの旅は 違う景色の見える道

「子供のお使い」とマニュアル

2017-11-20 23:02:38 | 日記
    「子供のお使い」とマニュアル
 4~5日前、自宅の郵便受けに簡易書留の配達不在通知が入っていた。
つい最近までは、配達時期を管轄の郵便局へ直接電話で伝えればよかったが、最近はコールセンタ経由の自動電話受付に代わっていた。
直の電話対応と違い、操作が多少面倒くさい。電話での直接対応が長かった我々の世代には違和感と共に、操作が旨くできたかどうかの多少の不安も付きまとう。
 その日は女房も私も一日中、うちにいたので不思議に思いながらも翌々日の午前中に再配達の手続きをした。
当然、その日に配達されるものと思い待ったが、その日はとうとう配達されなかった。
それが昨日である。郵便受けを見たら何のことは無い、更に二枚目の配達不在通知が入っているではないか。
 正直、少し腹が立ったが、できるだけ怒りを抑えて管轄の郵便局に直接電話を入れ何故、二回とも在宅の家に不在通知を入れて帰ったのか聞いてみた。
女性の局員が電話に出た。状況を説明すると女性職員は丁寧に謝ってくれた。
二度も不在通知を入れた理由を尋ねたら、インターフォンを押しても応答がなかったし、夕暮れなのに部屋の電気も付いていなかった。
それに、駐車場に車も無かったので不在と判断し配達しなかったとの返事であった。
 まさに、おい、おいである。
勿論彼女に非があるわけではないが、「子供のお使いではあるまいし、プロの配達員なのだから、最低限の基本(確認事項)は抑えるべきではないのか」と一応偉そうな忠告をした。
 確認すると、確かに我が家のインターフォンが故障していたのは事実であった。
しかし、通常インターフォンのコール音はよほどのことがない限り、外でも押した人間が確認できるはずである。
それが確認できなければ、ドアノックをすればそれで万事OKであった。余分な書類を書くよりよほど時間もかからない。
この近辺の古い民家ではインターフォンが作動しない家も結構ある。
 更に、バスの便の悪いこの界隈の家庭は自家用を2~3台持っていることが多い。
ウチも玄関の駐車場は息子専用の駐車場で、我々夫婦の車は、庭の真っすぐの突き当りの正面に駐車していていて、普通は簡単に目につく場所である。
 三点目の、夕暮れなのに電気がついていなかったとのことだが、電気を何時に点灯するかはそれこそ個人の自由である。
年金暮らしの年寄りが多少電気代を節約して、点灯が遅くなってもおかしな話でもないだろうに。
 今話題の、大相撲の親方みたいに自己の絶対的な正当性を主張したいわけでもないのだが、歴史ある日本の郵便事業のプロの配達員の仕事にしては、失礼ながらあまりにもお粗末としか思えないので一言の心である。
 効率的な配達業務のマニュアルに従った結果なのか、はたまた業務の基本的な確認事項さえもマニュアル化してない、ことが原因なのかわからない。
再々配達の担当者は、20~30代前半の身なりもきちっとした、笑顔もとても感じのいい好青年だった。
余りの落差に、戸惑いを隠せなかったが、勿論彼には、「ありがとう」の一言であった。
コメント
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